ライオンズファンの野球観戦日記

主に西武ライオンズの試合の感想を中心に書いていきます!宜しくお願いします!

春季キャンプ終了 キャンプMVPは


ライオンズの春季キャンプが終了しました。まずはコロナ禍で離脱者続出の中始まりましたが、今回は赤田コーチ以外感染者が出ず、さらにキャンプ中に大怪我をする選手もなく途中からコロナ離脱者も合流して終われたことは本当に良かったと思います。



今回はいつもの独断と偏見に基づいて、キャンプで高評価だった選手、逆に低評価だった選手をそれぞれ選出したいと思います。順に◎MVP、◯合格点、△アピール不足、×2軍降格の4段階で当てはまった選手を見ていきます。






◎MVP

・森脇投手

今回1番良かったのは森脇投手です。キャンプスタート時はスロー調整でしたが、紅白戦から一気にギアを上げてきました。その紅白戦では源田選手と森選手から連続三振、昨年課題となったストレートでカウントと空振りを両方達成出来ました。ストレートが良ければ必然的に変化球も相乗効果でキレが増します。この投球を見ると今年の期待値が一気に上がります。





◯合格点

・今井投手

途中までMVP候補でしたが、紅白戦でいつものガチャ投球に戻ってしまったのでMVPを逃しました。ただ、ブルペン投球で1人ずば抜けて好投していたのは今井投手です。投げている球が良いがノーコンなのは今年も健在でしたが、キャンプ通しての内容は森脇投手の次に良かったでしょう。



・宮川投手

シート打撃から変化球の精度が戻ってきたのは宮川投手です。今のところコントロールが壊滅することなく、引き締まった身体からキレのある球を投げれています。紅白戦ではホームランを打たれましたが、それ以外はしっかり抑えました。今のところは「俺達」統帥からの脱却のチャンスがあります。



・田村投手

単純にストレートの球威が上がっています。これが中継ぎには非常に大事で、ストレートの球威が上がれば勝ちパターンの可能性も見えてきます。



・隅田投手

左先発候補で合格点ラインは隅田投手ですかね。別に佐藤隼輔投手と佐々木投手が悪いというわけではないですが、松坂さんが絶賛したチェンジアップは本当に素晴らしかったです。それ以外に課題はありますが、このチェンジアップという武器があるだけでも今後実戦での楽しみが増えてきます。



・ブランドン選手

まず野手で良かったのはブランドン選手です。紅白戦でのホームランはやはり魅力のあるものでした。内野ノックでもトータルで渡部選手に差を付けたと思いますが、中村選手という大きな壁をどう乗り越えるかです。



・源田選手

安定していますね。内野ノックでは軽快に、紅白戦ではバースデーヒットを打って、今年はパパとしても心機一転しての意気込みを感じられます。



・鈴木将平選手

平石コーチの指導からか、紅白戦では打撃と守備でアピールしました。身体の開きを修正してから打球が力負けせずに飛ぶようになりました。こちらも「2軍の帝王」からの脱却を狙います。



・山川選手

コロナで途中合流を考慮すればギリ合格点ラインに入りますね。まだ完全ではないですが、合流してすぐに長打連発などで自主練の良さを発揮出来ています。こちらも実戦での打撃が楽しみです。





△アピール不足

・高橋光成投手

特別酷いわけではないですが、開幕投手に指名されて新フォームが制御不能状態なのは心配になります。直後に少しフォームを戻すなど、まだ試行錯誤が続いているようです。残り1ヶ月でしっかり修正してくれないと、開幕戦が捨て試合になってしまいます。



・與座投手

スロー調整から紅白戦でのアピールを狙いましたが失敗しました。昨年良かったストレートのコントロールが失われています。立場的にはローテーション争いから一歩後退しました。



・渡邉投手

スロー調整通りに微妙な仕上がりです。結局カウント整理出来ないままでは昨年と変わりがないです。渡邉投手も與座投手同様にローテーション争いから一歩後退しました。



・金子侑司選手

コロナ出遅れを取り戻したかったですが紅白戦でスライディングの際に負傷、軽症なのが幸いでしたが紅白戦で鈴木将平選手、高木選手、愛斗選手、岸選手と他の候補者が軒並みアピールを続けているだけに、立場はより厳しくなってきます。






×2軍降格

・井上投手

紅白戦では相変わらずの荒れ模様だったのでまだ1軍はキツイですかね。もう少し1球ごとの精度を高めないといけません。



・渡部選手

今年のキャンプで「よくばり君」の愛称が浸透しました。個人的にも期待はしていますがキャンプでは内野ノックで何でもないゴロを弾いてばっかりでひたすらスクワットを繰り返していました。紅白戦でも隅田投手の足に直撃した打球処理を出来ないなどで、まだまだ守備力が足りません。打撃も真っ直ぐだけでなく変化球に簡単に空振りなどでまだまだ鍛え直しが求められます。



・山野辺選手

ひたすらに内野ノックを続けて代走で勢い余ってオーバーランして終了、結局紅白戦は打席に立たずに本当にB班に送られることになりました。打席に立ってないのはどこか痛めているのか分かりませんが、キャンプでこの結果ではやはりトレード要員としか言いようがありません。






良い方で名前のある選手はここからオープン戦でも調子を崩さずにアピールを続けること、逆に悪い方で名前のある選手はしっかり修正すること、可もなく不可もない選手はここから調子を上げて開幕戦まで持っていくこと、これをそれぞれにお願いしたいです。







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