ライオンズファンの野球観戦日記

主に西武ライオンズの試合の感想を中心に書いていきます!宜しくお願いします!

3/26(土)西武×オリックス第2回戦—これぞドラ1 獅子キラー宮城をどすこいで粉砕 隅田7回1安打無失点でプロ初勝利—





5-0で勝利です。現地観戦で素晴らしい試合を見ることが出来ました。




【投手陣】

◎隅田投手 7回1被安打5奪三振3与四球無失点

立ち上がりは福田選手のライナーをナイスキャッチでプロ初アウト、ここで乗って宗選手はカットボールで空振り三振、吉田正尚選手はショートゴロで三者凡退スタート、最速150km計測して上々の立ち上がりとなります。


直後に山川選手のスリーランで大喜びして投球のギアも入ります。3回まではストレート中心で無失点、ラベロ選手に打たれたヒットが今日唯一打たれたヒットになります。ストレートは安定して145km後半を計測、変化球もチェンアップ、カーブ、SFF、スライダーなどで多彩に操って相手打線を抑えていきます。


前回崩れた4回から変化球主体に切り替えますが、これが裏目に出ます。相手も簡単に振ってくれずにボール先行カウントで苦しくなります。ここは外野フライ3つ、オグレイディ選手もしっかり守って0アウトからのランナーを進塁させることなく抑えました。


5回から再びストレートの配球を増やします。4回のピンチを越えてひとつ切り替える事ができました。ストレートを使ってから再び自分のテンポで投げていき、6回まで無失点です。危険な吉田正尚選手は歩かせて杉本選手には最高のチェンジアップが決まりました。西口さんならおそらくここで降板でしたが豊田コーチは7回続投させます。7回も三者凡退に抑えて1被安打無失点、2塁すら踏ませずにHQS投球を達成しました。


お見事、大変素晴らしかったです。生命線のストレートはしっかり走っていて変化球も相乗効果で空振りを量産しました。課題の二巡目は変化球主体で逃げに走ったのが良くなかったです。それでも自滅することなく抑えてくれたので乗り越えました。3四球は球審が狭すぎるので気にすることないです。ライオンズの先発左腕で遂にこれだけ投げられる投手が出てきましたね。文句なしのプロ初勝利です。




◯佐々木投手 1回1奪三振1与四球無失点

いきなりライナーが左脇付近直撃しました。その後問題なく投げて渡部遼人選手をボール球で空振り三振、昨年危険球を当てた福田選手は勝負出来ませんでしたが宗選手をショートゴロで無失点に抑えました。ひとまずノーヒットで終えたのは良かったです。



◯増田投手 1回1奪三振無失点

全球ストレート勝負で最速147km、吉田正尚選手と紅林選手はライト後方に飛ばされましたが杉本選手は高めで空振り三振を取りました。前回よりは良くなっていますがまだセーブシチュエーションだと少し不安になりますかね。






【野手陣】

昨年6戦6敗とカモにされた宮城投手からいきなりスリーランで先制、さらに4回にも追加点で計4得点あげました。宮城投手を攻略したのはひとつ大きな進歩です。山本由伸投手を打てないなら他の投手で得点する、この方針でオリックス攻略を狙うしかないでしょう。




◯鈴木将平選手 4打数2安打

先頭打者で三塁線を抜ける二塁打を打ちました。これでリラックスして2打席凡退しましたが見れているので大丈夫です。最後にも内野安打でマルチ安打でした。



◯オグレイディ選手 4打数2安打

昨日に続いてマルチ安打です。やはりコンタクトに当てる力はあるのでラッキーなポテンヒットなども狙えますね。そして守備は「普通に守れる」、これが何よりも大事で昨年だったら絶対抜けていたであろう打球が今日は全部アウトになりました。不慣れなレフト守備ですが適応力はあると思います。



・中村選手 4打数1安打

最後にヒットを打ちましたがその前の3打席がひどいです。昨年も3番での成績は悪いのでこのまま3番で使うのは良くないです。鈴木将平選手とオグレイディ選手はそんなに左を苦手にしているわけでもないですから、無理に中村選手を3番にする必要はないと思います。右打者入れたいなら外崎選手を2番か3番にしましょう。



◎山川選手 4打数2安打1本塁打4打点

高めの釣り球を力技でホームランにしました。山川選手ならでは荒技です。その後大振りにならないか心配でしたが最後にセンター方向への長打が出たので大丈夫でしょう。山川選手が4番で打ったから勝利、非常に分かりやすい構図です。この調子で4番で活躍を続けて下さい。



・森選手 3打数1安打1四球

ポテンヒットと四球で2出塁、その後2度のチャンスで凡退した分は明日に期待しておきます。



◯外崎選手 4打数1安打

外ストレートをライトフェンス直撃の二塁打、左投手の方が期待出来るので今日なら中村選手に変わって上位打線に起用していいでしょう。



◯栗山選手 3打数無安打1打点1犠飛

ラインに嫌われたり正面だったりでノーヒットでしたが0アウト2,3塁で2塁走者も進める犠牲フライを打ちました。確実に仕事をこなすのは流石でした。



△愛斗選手 3打数無安打

一転して1アウト3塁で初球のチェンジアップをバカ振りしてファーストフライ、辻監督が嫌う自己中バッティングです。愛斗選手も開幕スタメンに抜擢されましたから脳筋では許されません。ここは最低でも犠牲フライ、3塁走者が外崎選手なのでゴロでも構わない中でのこの打撃は非常に悪印象でした。



・源田選手 2打数無安打1四球1盗塁

ノーヒットでも四球を選べているので問題ありません。






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