ライオンズファンの野球観戦日記

主に西武ライオンズの試合の感想を中心に書いていきます!宜しくお願いします!

投手補充とロングリリーフの活用 やっぱり投手の数が足りない

明日から日本ハム新庄政権との3連戦です。本拠地から本番と言って予告先発は上沢投手、間違いなくメディア注目の大一番で完全アウェーの中でプロ初先発となる佐藤隼輔投手ですが、変に気負わずに投げてくれればいいです。




昨日の試合は6点ビハインドをひっくり返しての大逆転勝利でした。もちろん野手の活躍が注目されますが、その陰で4回から登板した佐々木投手、水上投手、宮川投手、平井投手、増田投手5人が計6回1被安打無失点に抑えてくれたのも大きいです。パリーグTVがこの活躍を取り上げてくれましたが、この3連戦中継ぎの自責点0(失点4)は課題の勝ちパターン編成への兆しになるかもしれません。




しかし、昨日豊田コーチに投手采配の見直しを求めたのは、この継投策を開幕3試合目に行ったら143試合絶対に持たないと思ったからです。昨日の継投策では4回から6点ビハインドの状況で佐々木投手が登板しました。佐々木投手はオープン戦5試合無失点、前日は4点リードの8回に登板してこれで連投、扱いとしては準勝ちパターンなので本来であれば6点ビハインドでしかも連投させるような投手ではないはずです。



個人的には4回からはロングリリーフ出来る投手に3イニング投げさせて、あとは1イニング毎の継投が143試合を見据えた継投策だと思います。豊田コーチの継投策は諦めずに勝ちに行く観点では正しいですが、まだそこまで無理する段階ではないです。




ただ、昨日のブルペン入り投手を見ると、與座投手は日本ハム戦先発予定でただいるだけです。なので実質7人しかブルペンにいないという状況でした。仮に9回に増田投手が同点に追いつかれていたら、延長戦は大曲投手と十亀投手しかいませんでした。対してオリックスはブルペン入り9人から比嘉投手、山岡投手、村西投手以外で残り6人、中嶋監督の話だと誰かアクシデントがあったようですがそのアクシデント分を引いても5人残ります。昨日は本当に勝てたから良かったですが、万が一追いつかれたり勝てなかったりしたら大変なことになっていました。




これを見ると延長12回のこともあるので、やはりロングリリーフは必須ですね。與座投手が日本ハム戦の先発後はロングリリーフに回るかもしれませんが、まずそれまでにロングリリーフをやる投手を誰にするか、個人的には開幕戦でお笑い守備をやらかした十亀投手が名誉挽回でロングリリーフを任せたいです。投げる部分ではカーブの精度が悪かったですが、ストレートとカットボールで何とか投げれていたのでそこは大丈夫でしょう。中継ぎは1人1イニングが基本ですが、先発が早々にKOした際に代理先発でロングリリーフを任せられる投手を使っておけば敗戦した試合でも中継ぎの消耗は抑えられます。




さらにそもそものブルペン入り枠が少ないので、野手の枠を減らしてその分を投手枠に充てるべきです。今日の選手公示で高木選手が抹消、ジャンセン選手はファーム遠征メンバーに入っていたので、もしかしたら平良投手の1軍復帰の可能性があります。まだ最速153kmと本調子ではないので時期尚早の可能性もありますが、ブルペン入り枠は確実に増やしてもらいたいです。






ここで問題が生じるのが、コストカットで深刻な投手不足です。2軍は連日焼け野原になっていますが、内訳を見ると松岡投手、武隈投手など本来中継ぎで1イニング投手が当たり前のように回跨ぎをして投手不足を誤魔化しています。特に松岡投手はノーコンに回跨ぎでノーコンと見るに耐えない状況です。


さらに怪我とかの情報なしで2軍で投げていない、出場していない「消息不明」の選手が多数います。投手では浜屋投手、公文投手、井上投手、羽田投手、野手では長谷川選手は察しがつくにしてもそれ以外で山村選手、岡田選手、ブランドン選手、古市選手、ちょっと前まで試合出場していた西川選手と若林選手もここ最近は姿を見ません。今年はコストカットで支配下63人と圧倒的に少ない人員なのでこういった消息不明の選手は例年以上にダメージが大きくなります。今年は今の時点でこれだけいるので、2軍は試合を回すだけでも一苦労しています。




お金がないのでしょうが、やはり数合わせでいいから投手補充してくれないと不安ですね。今からでも秋吉投手を呼ぶとか山野辺選手などの野手と投手のトレードに動くとか、渡辺GMは1軍よりもまず2軍の試合を見て現状を把握した方がいいと思います。





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