4-0で勝利です。ド派手な開幕セレモニーで始まった試合でしたが、無事にライオンズの勝利となりました。

【投手陣】

◯佐藤隼輔投手　5回4被安打2奪三振1与四球無失点

注目の立ち上がりは近藤選手に初球打ちヒットスタート、1アウトから今川選手に四球で1,2塁のピンチになりますがヌニエス選手はストレートで見逃し三振、石井一成選手はスライダーでセカンドゴロに抑えます。立ち上がり無失点ですがストレートは140km以下で球威なし、チェンジアップは抜け球だらけで使い物にならず、先行きは不安です。

2回は三者凡退に抑えますがカーブはすっぽ抜けています。3回は先頭の清水選手に落ちないチェンジアップを打たれてセンター前ヒット、ここで強敵の近藤選手はスライダーで何とかライトフライに抑えます。2アウトから今川選手に内野安打を打たれて1,2塁となりますがヌニエス選手を低めストレートを引っ張りますがレフトフライ、ここまでほぼスライダーだけで何とか抑えている感じでした。

4回からストレートの釣り球が機能して9球で三者凡退、5回も水野選手をストレートで空振り三振、近藤選手にヒットを打たれますが松本選手はチェンジアップでサードゴロに抑えます。ストレートが140km越して球威で押し切れるようになりました。5回82球、勝負の6回と思ったらここで交代になってしまいました。

隅田投手と違って新庄BIGBOSS札幌初陣という完全アウェーの中で5回無失点は高評価です。序盤はストレートは走らない、チェンジアップは抜ける、カーブは論外でスライダーしかない中で何とか凌ぎました。スライダーが右打者のインコース攻めにも通用するので非常に強力なスライダーだと思います。4回からストレートが走り出して力押し出来るようになりました。6回は続投出来たと思いますが序盤の内容が悪すぎて5回降板となりました。プロ初勝利を自信にして、次は6回まで投げてもらいましょう。

◯水上投手　1回1与四球無失点

無駄な四球はありましたがスライダーの曲がりが良かったです。これなら7回は任せられそうです。

・平良投手　1回2被安打無失点

いきなりアルカンタラ選手に初球打ちヒット、1アウト1塁から清水選手にど真ん中スライダーをレフトフェンス直撃の二塁打で2,3塁のピンチ、近藤選手はファーストゴロ、ここで2塁走者の清水選手がスタートしたのに対して3塁走者のアルカンタラ選手がスタートしないという意味不明な凡ミスをして3塁走者もタッチアウト、超ラッキーな併殺で奇跡的に無失点に抑えました。

悪いですね。ストレートが戻ってないので変化球で誤魔化すしかないです。やっぱり1軍復帰は時期尚早でした。今の状態ならビハインドで様子を見るしかないです。

◎平井投手　2回1被安打3奪三振1与四球無失点

8回は三者凡退、まさかの回跨ぎになった9回は1アウト1,2塁のピンチからスライダーで連続三振に抑えました。この使い方はダメです。おそらく連投した佐々木投手と増田投手、一昨日回跨ぎした宮川投手を温存したかったのでしょうが、ガス欠の早い平井投手を回跨ぎさせるのはまた好調が1ヶ月で終わる要因を作ってしまいます。

勝ちましたし中継ぎも好調ですが、先行きが心配です。この戦い方だと1年間もたないです。ブルペン枠増やしたいですが、これ以上上げる投手もいなければ2軍は本田投手が10.2回154球とかまさに昭和時代全盛期並みに投げてサヨナラ負けしています。これはフロントの責任です。この状況下で投手補充ないとか本当にあり得ない話です。ここから先投手が壊れないかの不安があります。

【野手陣】

苦手な上沢投手でしたが、山川選手の力技で2点取りました。さらに理想的な犠牲フライと中盤に乱れた変化球攻めの隙を突いてタイムリー、好投手相手に内容のある4点だったと思います。

◯鈴木将平選手　4打数1安打1打点

2アウト2塁のチャンスでカウント3-0から振っていき、最後はインコースのカットボールを自慢のインコース捌きでタイムリーヒットを打ちました。チャンスで1本出たのは良かったです。

・オグレディ選手　3打数無安打1四球

4試合目でノーヒットに終わりました。チェンジアップの対応に苦戦していました。

△中村選手　3打数無安打1死球

いつまで不向きな3番起用を続けるのか、5回2アウト1,3塁のチャンスでストレートに空振り三振、速球に振り負け連発しています。連勝してても3番打者が全く機能していません。明日は外崎選手を上位に置くべきです。

◎山川選手　4打数2安打2本塁打2打点

凄いですね。コンパクトに振ってバックスクリーンまで運んでスライダーもレフトスタンドまで高い放物線でした。年間143本ペース、これは月間MVPを狙って打ちまくるしかありません。

◯森選手　4打数2安打

山川選手のホームラン直後に2安打、2回はインコース高めをライトへの二塁打で追加点のきっかけを作りました。

・外崎選手　4打数無安打

ノーヒットでしたが高めに手を出したら結果進塁打で直後の犠牲フライに繋げました。

◯栗山選手　1打数1安打1打点1四球1犠飛

1アウト3塁でしっかり犠牲フライを打ちました。さらに内野安打と四球で2出塁、完璧な内容です。

・愛斗選手　2打数無安打2犠打

スタメン剥奪の可能性もありましたが辻監督はスタメンのチャンスを与えました。結果として外スラに3球三振しましたがバント2つにライト守備でも前進して追いつくなど好プレーがありました。

△源田選手　4打数無安打

2度のチャンスでゴロ2つでした。どちらか1つでも打っていればもう少し展開は変わっていたと思います。

・呉選手　1打数無安打

スライダーを見逃し三振しました。

中継ぎの負担が増えているので、明日は先発が仕事をしたいです。松本航投手は最低7回は投げるつもりでしっかり投げてもらいたいです。加藤投手は地味に苦手分野ですが、この打線の勢いで加藤投手を攻略したいです。

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