2-3で敗戦です。どうしようもないですね。これは京セラで3連敗して昨年みたいに最下位の定位置に戻りそうです。

【投手陣】

◯隅田投手　6回6被安打1被本塁打5奪三振2与四球2失点

いきなり佐野選手に二塁打、宗選手にライト前ヒットを愛斗選手が見失ってエラー失点、紅林選手はショート併殺打で2アウトランナーなしですがそこから吉田正尚選手にヒット、安達選手に四球で1,2塁、ラベロ選手はSFFで見逃し三振ですがこの時点で既に球数31球、ストレートの走りが過去最悪で非常に苦しい内容です。

2回もラベロ選手にヒット、伏見選手はワイルドピッチと四球、送りバントで1アウト2,3塁となりますがここは佐野選手と宗選手をSFFで連続三振に抑えます。インコースのストレートが決まらないので、今日はチェンジアップとSFFで空振りが取れるかが全てになります。

しかし3回から立ち直ります。スライダー、カーブなど緩い変化球の入りでカウントを取るようにしてからストライク先行で凡退を量産していきます。5回1アウトからサードゴロ川野選手が悪送球してエラー、宗選手のサード後方に落ちそうなフライを源田選手がスライディングキャッチで2アウト、佐野選手に盗塁されて2塁となりますが紅林選手をインコースストレートで見逃し三振、立ち上がり決まらなかったクロスファイアも決まり始めました。

弱小打線の無援護で我慢比べが続いて6回、吉田正尚選手にソロホームランを打たれて逆転されます。一発がダメなところで外一辺倒から逆を突いた配球でしたが吉田正尚選手には一才通用しませんでした。最後は2アウト2塁から伏見選手をチェンジアップで空振り三振で6回投げ切りました。

立ち上がりを見た時は大炎上を覚悟しましたが、そこからよく立ち直りました。ストレートが全く走らない中でピンチでSFFで空振りが取れたのは大きかったです。そして中盤から緩い変化球でカウントを稼いでから立ち直りました。中盤からストレートもコースに決めれるようになって良かったですが、吉田正尚選手には通用しませんでした。また無援護に泣きましたが負けが付かなかったのが幸いです。

◯本田投手　1回1奪三振無失点

三者凡退、来田選手はチェンジアップで空振り三振に抑えました。低めにコントロールされています。これで豊田コーチの信頼を勝ち取ったかもしれません。

△平井投手　1回1被安打1被本塁打1与四球1失点

平良投手3連投を回避のために登板、しかしまた吉田正尚選手にソロホームランを打たれました。一番ダメなパターンでの失点です。本田投手と立ち位置を入れ替える可能性も出てきました。

【野手陣】

昨日と一緒です。再三のチャンスで点が取れませんでした。山﨑福也投手の低め変化球に手を出しまくって凡退、こんなのばかりです。ソフトバンク戦で良かった山川選手はここ2試合レフト方向一直線へのバカ振りが目立ち始めました。加えて無駄な盗塁死に2失策、代打のタイミングも遅すぎるなどで下手くそな野球で負けて当然の内容です。個人任せのチームのよくある連敗内容です。こうなると秋山選手の復帰しか選択肢がなくなります。

・源田選手　4打数1安打

先頭打者で出塁、ライト来田選手が送球に手間取ってる間に先生ホームインしました。守備でも難しいフライをスライディングキャッチするなど好プレーもありました。

◯オグレディ選手　4打数1安打1打点

先制タイムリー二塁打を打ちました。左の軟投派は打てそうです。8回に右の本格派の近藤投手の高めボール球を空振り三振したのを見ると、今後この攻め方で大型扇風機になる予感がします。

・外崎選手　3打数1安打1四球

山﨑福也投手から右中間への二塁打を打ちました。しかしチャンスで空振り三振など相変わらずの勝負弱さでこのまま3番を任せるかは問題になってきます。

・山川選手　4打数2安打

たまたま振ったらライト前に運んだヒット2本でした。2度のチャンスでボール球に手を出して凡退、ボール球振りまくって意識がレフト方向一直線しかないから打てないです。好調なのを理由に調子に乗っているようですが、この様子だとすぐに調子を落としてダメになります。

・呉選手　4打数2安打

2安打打ちましたが2度のチャンスで凡退しているのでプラス評価はできません。呉選手も変化球の対応を上げることが求められます。

×愛斗選手　3打数無安打1失策

もう2軍でいいでしょう。本拠地に戻ったら若林選手と入れ替え決定です。守備で球見失って相変わらずのボール球追っかけて3タコ、6回2アウト満塁で何故代打中村選手にしなかったのか、結局のところ選手任せの首脳陣が隅田投手を見殺しにしたとも言えます。

・牧野選手　4打数1安打

バットを折りながらも右中間への三塁打を打ちました。しかし守備ではバウンド処理を弾いて進塁を許して吉田正尚選手に2打席連続でホームランを打たれました。オリックスは山川選手に対して長打警戒の低めリードを徹底したのに対して、牧野選手は普通に勝負していました。相手の主砲を舐めすぎです。試合の中で特に警戒しなきゃいけない選手のリードを考えないといけません。

・川野選手　3打数1安打1打点1犠飛1盗塁死1失策

プロ初のスタメンで三遊間への内野安打でプロ初安打を打ちました。さらに0アウト3塁の場面ではインコース低めのスライダーを上手く運んでライトへの犠牲フライを打ちました。一方でカウント0-2から高めウエスト球でスタートして盗塁死、守備でもサードゴロを待って捕って悪送球など課題も多く見られました。

・金子侑司選手　4打数1安打1盗塁死

最後に惜しい大ファウルがありました。打撃自体は好調ですが今日も盗塁死するなど何かしら凡ミスをやらかす悪い癖が付いているのをなんとかしないといけません。

・中村選手　1打数無安打

8回2アウト1,2塁の場面で代打出場、近藤投手の初球ストレートを狙い打ちしますがセンターフライでした。打ち方は悪くないのでなんとかGW期間でホームランを打ちたいです。

どうせ明日の山岡投手もこんな感じでチャンスで凡退して終わりそうです。明日負けたら今シーズン勝率5割を越すことはないと見ていいでしょう。野球の上手いチームは今日のオリックスのように帳尻合わせでしっかり勝率を整えてきます。ライオンズみたいに野球の下手なチームは勝てる試合を落としまくって気が付けば最下位転落になるだけです。

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