ライオンズファンの野球観戦日記

主に西武ライオンズの試合の感想を中心に書いていきます!宜しくお願いします!

5/13(金)西武×楽天第6回戦—ラッキーボーイ滝澤が躍動 おかわりミスター超えで何とか勝利—



4-2で勝利です。途中某オリックスユーチューバーみたいに発狂しかけましたが、今日は滝澤選手の存在がチームの勝利をもたらしました。





【投手陣】

◯高橋光成投手 6回6被安打1被本塁打4奪三振3与四球2失点

西川選手に先頭打者ヒットを打たれます。黒川選手はライト正面のフライ、2アウト2塁から島内選手はショートフライ、滝澤選手が守備で初アウトを取りました。2回も先頭のマルモレホス選手にご挨拶の四球、茂木選手は4-6-3の併殺打、最初セーフ判定でしたがリクエストでアウトになりました。直後に相性の悪い銀次選手にヒットを打たれてこの併殺打が大きかったです。立ち上がりから高めばっかりで不安定です。


3回、先頭の炭谷選手にヒットでまた先頭打者を出します。ここで西川選手がバント空振りして飛び出して柘植選手の一塁送球アウト、西川選手は外カットボールで見逃し三振、黒川選手はファーストゴロで3人で終わります。非常に悪いのに前の楽天戦同様に楽天打線がやらかしまくって謎に無失点に抑えます。


4回1アウトから島内選手に逆球ストレートを打たれて三塁線を抜ける二塁打、ここでマルモレホス選手と茂木選手は落ちる変化球で連続三振、ここは変化球が低めに決まりました。5回も1アウトから辰己選手に二塁打を打たれて、2アウト3塁から西川選手に四球、ここで西川選手が盗塁を仕掛けて最初セーフ判定でしたが柘植選手がリクエスト要求、西川選手のベースタッチよりも滝澤選手のタッチが先でアウトでこのピンチも脱します。柘植選手のリクエスト要求と滝澤選手のタッチのダブルファインプレーでここも無失点に抑えます。


このまま勢いで抑えたかったですが6回、1アウトから浅村選手に四球、島内選手にフルカウントからストレートをバックスクリーンに運ばれてツーランで逆転されます。「ここで島内はないやろーー!!」某オリックスユーチューバーの名言ですが、まさにこの言葉が出ました。最後の最後に島内選手に打たれて無失点記録が途切れました。


内容は悪く、ストレートはとにかく高く荒れて定まらず、変化球も良し悪しがはっきり分かれました。楽天打線が併殺打にバント空振り飛び出しアウトやら1,3塁で盗塁失敗などやらかしにやらかしまくって5回まで奇跡的に無失点に抑えましたが、流石に6回は持たずに島内選手に逆転ツーランを打たれました。悪い中で6回2失点にまとめて勝ち投手になったので特別に◯評価にしますけど、反省はしてもらいたいです。





◯水上投手 1回無失点

三者凡退、銀次選手と辰己選手は球数を費やしましたが何とかゴロに抑えました。結局7回は水上投手に戻すようですが、ちょっと抑えるのに苦労しているのでまだ不安があります。



◎平良投手 1回2奪三振無失点

西川選手をカットボールで空振り三振、黒川選手はショートへの打球を滝澤選手が弾きますがすぐ処理してギリショートゴロ、浅村選手はフォークで空振り三振でした。怖い西川選手と浅村選手を三振に抑えるのは流石の実力です。



◯増田投手 1回1奪三振無失点

三者凡退、遂に球速は150km到達、ストレートの球威が戻ってきたので今日は安心出来ました。





【野手陣】

瀧中投手から打てる選手が打ったという印象です。柘植選手なんかは瀧中投手に対しては無双する勢いで打ちまくっています。こんな感じで力技と今日は守備での貢献が大きく、打撃と守備で何とか勝利したことでしょう。一方で走塁ミスが多発しました。黒田コーチの暴走機関車は本当に問題ですね。次が期待出来ないにしても相手のミス前提で突っ込ませるのはアホなので、本当にしっかり判断したもらいたいです。





・川越選手 4打数1安打

今シーズン初打席は「北の国から」でした。2打席目の初球凡退でキレそうになりましたが、7回にブセニッツ投手からセンターオーバーの三塁打を打ちました。アホな初球凡退はせずに長打力を発揮出来るようにしたいです。



◎滝澤選手 4打数1安打



今日支配下契約が発表されました。源田選手が骨折で離脱、さらに山田遥楓選手もアクシデントで他に安心してショートを任せられる選手がいないというチーム事情で、数字は悪いながらも育成高卒ルーキーとしては高い守備力を誇る滝澤選手に白羽の矢が立ちました。


そして支配下契約当日にまさかの2番ショートスタメン起用、辻監督のヤケクソ采配に試合前の表情はガチガチに緊張してこれは大丈夫かなぁと心配になりました。しかし、そんな心配を他所に滝澤選手が今日の勝利の立役者になります。守備は前評判通りに動きよく、基本を忠実にそして冷静にプレーして併殺打、盗塁阻止と地味ながらも非常に大きなプレーで投手を助けました。そして課題の打撃も浅村選手のエラーでしたが記録は内野安打でプロ初ヒットを記録、走塁でもしっかりホームまで生還とプロ初スタメンとしては最高の結果を残しました。お立ち台は中村選手と半分親子みたいな感じでした笑。


これは予想外の掘り出し物ですね。打撃はまだまだですが高卒1年目でこれだけ走って守れれば十分です。弾いてもすぐに処理してアウトにするなど、試合内での対応能力も悪くないです。毎試合スタメンとは言いませんが、山田遥楓選手と併用してまずは守備力でチームに貢献してくれることを期待します。



◯外崎選手 4打数2安打1打点1盗塁死

後半2打席でマルチ安打、6回に同点のタイムリーヒットを打ちました。しかし直後に三盗失敗はダメです。マイナス評価にしませんけど危うく負ける流れでしたので、ここは中村選手にしっかり感謝してください。



◯山川選手 3打数1安打1四球

瀧中投手との3打席12球全てカーブ投手、炭谷選手もランナーいないなら四球で構わないスタイルでなかなかにふざけた配球でしたが、この配球が的中してカーブに崩されて1四球1三振でした。しかし次の安樂投手の初球スライダーをバットの先っぽながらもフェンス直撃のシングルヒット笑で追加点に繋げました。


ストレートを全部ホームランにしているのでもう相手も簡単にストレート勝負はしないでしょう。カーブにムキにならずに冷静に見極めていかないと、一気に調子を落とす可能性があるので要注意です。



◯中村選手 4打数1安打1本塁打1打点

瀧中投手のカーブをホームランにしました。まぁ山川選手のカーブ攻めをネクストバッターサークルで見まくっていましたから、そりゃ楽に対応出来ますよ。炭谷選手も山川選手を抑えることに全力になりすぎて、次の中村選手への警戒は何もなかったようです。あとは8回0アウト1,3塁で最低限はしないといけません。中村選手もこの点は柘植選手に感謝しないといけません。



◎柘植選手 3打数2安打1打点1犠飛

やはり瀧中投手には相性が良いですね。タイミングがよく合います。8回の犠牲フライが非常に大きく、守備では高橋光成投手とは何回もクビを振られてテンポが悪かったですが、要所で送球で2度アウトにして高橋光成投手を助けました。今日は◎評価でいいと思います。



◯栗山選手 3打数2安打1四球

久々のマルチ安打、得点圏でもヒットが出ました。選球眼が良かったのでこの調子で状態を上げてもらいたいです。



△愛斗選手 2打数無安打1犠打

2回1アウト満塁でカウント2-1からチェンジアップを空振りして、そしてインコースストレートを空振り三振、相手の配球が上手かったのでそれまでですが、脳筋打者への典型的な緩急対策でまた打てませんでした。打撃では期待出来ないので、まだ岸選手のスタメンの方がいいと思います。



◯金子侑司選手 3打数1安打1打点

先制タイムリーヒットを打ちました。今日はいつもより選球眼がありました。次の見逃し三振は判定が厳しすぎるので気にすることありません。下手なボール球を振らずに出塁に徹してもらいたいです。



×黒田コーチ 2本塁憤死

ありえないです。暴走機関車を2度発動、しかも2回とも足の遅い柘植選手に対して、金子侑司選手でギリ間に合うかどうかというタイミングでGOサイン出しています。あまりにも酷すぎて懲罰で2軍落ちしてもらいたいレベルです。これが続くなら来年の三塁コーチはないと思うべきです。





今日負けたら3連敗がよぎっていただけに、勝てて一安心です。明日の早川投手を打つのはまず難しいでしょう。佐藤隼輔投手は難敵との投げ合いですが、勝つつもりで頑張ってもらいたいです。






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