ライオンズファンの野球観戦日記

主に西武ライオンズの試合の感想を中心に書いていきます!宜しくお願いします!

6/1(水)西武×阪神第2回戦—パリーグ1人負け 5失点が重くのしかかり追い上げ足りず—



4-5で敗戦です。追い上げても負けは負けです。やはり予想通りにいきませんね。敗戦覚悟の昨日勝って一番勝てそうな今日負けて結局1勝1敗になりました。




【投手陣】

×與座投手 4回8被安打1被本塁打4奪三振5失点

いきなり連打と盗塁で0アウト2,3塁スタート、近本選手のショートゴロの間に失点して幸先悪いスタートとなります。続く1アウト2塁のピンチは佐藤輝明選手、大山選手をフルカウントから連続三振に抑えて1失点で食い止めました。阪神打線のクリーンナップがアンダースローに合っていませんが、與座投手自身は逆球と甘い球が多いので修正が必要です。


2回も先頭の糸原選手に釣り球を追っ付け打ちされてレフト前ヒット、糸井選手は危ないセンターフライ、西純矢投手は初球バスターでレフトフライ(投手としてはかなり良いスイングなので油断出来ません)、坂本選手はレフトフライですが下位打線相手に紙一重の投球内容になっています。


3回、また島田選手にヒットを打たれます。中野選手はセーフティバントしますがキャッチャー目の前でキャッチャーゴロ、しかし近本選手に高めを打たれてセンター前ヒットと盗塁で2,3塁、佐藤輝明選手はインコース打ち上げますが後ろを守っていたせいでタイムリーポテンヒット、そして大山選手にストレートを打たれてスリーランでこれで今日の試合が終了しました。


まず1番島田選手に3安打猛打賞で矢野采配を的中させてしまいました。これで阪神打線も流れを掴みやすくなったことでしょう。甲子園のマウンドも合わないのか分かりませんが立ち上がりから甘い球や逆球が続きました。何よりも高め釣り球が全部ヒットになっていたのが厳しかったです。ストレートがダメな時に他の球種が使えればまた変わった内容になりますが、今の與座投手にその力はまだありません。来週の巨人戦までにストレートを修正出来るかが鍵になります。



・佐々木投手 1回1奪三振2与四球無失点

1アウトから近本選手と佐藤輝明選手に連続四球、糸原選手はフルカウントからチェンジアップで空振り三振、糸井選手は強い打球を打たれますが外崎選手のナイスキャッチでセカンドゴロてした。


十亀投手を抹消して左の十亀投手らしきのを入れ替えました、そんな感じの投球です。走らないストレートと決まらない変化球は昨年不祥事&危険球退場した姿と一緒です。当分はビハインドで様子見になります。



◎本田投手 2回2奪三振無失点

1点差まで追い上げて6回登板、高山選手と坂本選手を連続三振で三者凡退、7回続投しますが2番から始まる打順をフライアウト3つで三者凡退、逆転して勝たせたかったと思う素晴らしい投球でした。



◯宮川投手 1回1奪三振無失点

三者凡退、大山選手はフルカウントからアウトローストレートで見逃し三振、若干ボール臭かったですがストライク判定に助けられました。





【野手陣】

反撃が遅すぎましたね。4回の満塁のチャンスで1点も取れなかったのが最後まで響きました。結局6回にガス欠した西純矢投手を打って代わった加治屋投手を攻め立てましたがあと一歩及ばず、結局12三振と最後まで荒さが目立ちました。今日も好き勝手振り回す選手が多く、見逃せばボール球という見てくれないと困るボール球を空振りする選手が続出しています。これでは追い上げにも限界が生じます。







・若林選手 5打数2安打1盗塁

マルチ安打と盗塁を決めましたが3三振と荒さが出ました。特に6回1アウト2,3塁で空振り三振はダメです。あれで今日の逆転がなくなりました。ライト守備も怠慢で島田選手に二塁打を許しました。



△外崎選手 3打数無安打1四球

1四球のみ、結局今日も右の本格派投手を打てずじまいです。明日のガンケル投手も多分無理でしょうね。



◯愛斗選手 5打数3安打

3番起用で3安打猛打賞でした。これは良かったのでトータルでプラス評価ですが、2度のチャンスでの凡退が痛すぎます。短く持った影響で飛ばなかったライトフライとボール球フォークを空振り三振、3番はここで打てないといけないので求める要求が高くなります。



△山川選手 4打数1安打1四球

地味に6回0アウト2塁でカーブ打ち損じてのレフトフライは痛かったです。カーブは引っ張るのでなくバックスクリーンに運ぶ意識で打たないと打ち損じのフライを量産します。



・呉選手 4打数1安打1四球

5番起用でチャンスで1安打2出塁はしました。途中からセカンドを守りました。ギャンブルですが、明日セカンドスタメン起用もしていいと思います。



・オグレディ選手 5打数1安打1打点

4回の満塁のチャンスで内野フライに終わりましたが、6回のチャンスは外高めに食らいついてタイムリーヒットを打ちました。ただ、これは西純矢投手がガス欠したところで打ったので、オグレディ選手の打撃状態が良いとは言えないです。4打席目もアルカンタラ投手のストレートを空振り三振、相変わらず右の本格派が全然打てません。ガス欠待ちになっています。守備の動きも悪く、足の状態に問題がないのか心配になります。これ以上固定スタメン起用というわけにもいかなくなります。



△古賀選手 1打数無安打

與座投手とのバッテリーで5失点KOして4回で代打を出されて交代となりました。1,3塁の場面で2度盗塁を許しましたが2回とも初球スチールなので、牽制挟むなどして警戒を忘れてはいけません。



・滝澤選手 2打数無安打

空振り三振しても10球粘ったのでまだ見る価値があります。バント処理の二塁送球もしっかり捕球しました。これが出来ない選手ばっかりの中で守備の基本をミスなくこなすことがこれからも大事になります。



△森選手 2打数無安打1四球

4回2アウト満塁で代打出場、ボール球フォークを空振り三振して終わりました。その後は最後まで守り切りました。森選手もこの振り回す打撃をしている間は勝負強さは戻ってきませんが、明日の隅田投手のスタメンマスクの時は攻守での活躍をお願いします。



・川越選手 1打数無安打

代打出場で良い角度で打ちましたが惜しくもライトフライでした。



◯中村選手 2打数1安打1打点

6回1アウト満塁で代打出場、初球失投を見逃しましたが2球目を三遊間へ運んでタイムリーヒットを打ちました。



◯栗山選手 1打数1安打2打点

続く満塁のチャンスで代打出場、もう少しでホームランというセンターオーバーの2点タイムリー二塁打を打ちました。栗山選手のレフトスタメン起用も視野に入れたいところです。



・山田遥楓選手 1四球

代走出場から8回に四球を選びました。



△岸選手 1打数無安打

8回1アウト1,2塁で代打出場、ど真ん中ストレートを打ち上げてライトフライでした。やはりホームランを打ってから大振りになっています。あそこは長打よりもまずヒットの中でこのスイングされるとスタメンのチャンスは与えられません。



◯辻監督

負けた中で良かったのは出し惜しみせずに代打をフル活動させたことです。1点差に迫ったのも栗山選手と中村選手の骨と牙の代打攻勢でした。あとは落ちる変化球を空振りしまくっている大型扇風機打線をどうにかして出塁率を上げないといけません。





予想と異なりましたが結局のところ1勝1敗、しかし最大の問題はパリーグ1人負けしてしまったことです。交流戦はセリーグに他力本願出来る一方で、逆に1人負けのリスクもあるので今日みたいなのは一番最悪なパターンです。大事なのは明日です。明日の先発無援護の会会員の隅田投手をいい加減助けてあげないとチームはいつまで経っても3位止まりです。敵地6連戦で最難関の神宮3連戦を乗り切るためにも、明日の勝利は非常に重要になります。





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