ライオンズファンの野球観戦日記

主に西武ライオンズの試合の感想を中心に書いていきます!宜しくお願いします!

6/7(火)西武×巨人第1回戦—哲さんと楽人のおかげです 4点をひっくり返して連敗ストップ—



9-4で勝利です。4点取られた時は負けを覚悟しましたが、本拠地の強さは本物だったようです。






【投手陣】

×佐藤隼輔投手 4回6被安打2奪三振2与四球4失点

立ち上がりは丸選手にバットをへし折られながらもセンター前ヒットスタート、ウォーカー選手はチェンジアップが決まらずにフルカウントからストレートでショート併殺打、立ち上がりは3人で終えます。2回も岡本選手にセンター前ヒットスタート、1アウトから増田陸選手に四球で1,2塁となりますがウィーラー選手を外スラでファウルフライ、中山選手も外スラでピッチャーゴロ、チェンジアップとカーブがダメ、ストレート頼み脱却の鍵はスライダーになります。


援護が入りましたが3回、小林選手のセンター前の打球を愛斗選手がナイスキャッチしますがそこから丸選手、ウォーカー選手に連続二塁打で失点、さらに吉川尚輝選手に四球から岡本選手にまた二塁打で逆転、2アウト2,3塁で増田陸選手のセンター前の打球を今度は愛斗選手が捕れずにこの回一挙4失点、ここで今日の試合が終了しかけました。


森選手がとかでなく、変化球が使い物にならずストレート頼みだったのでこれでは誰がリードしても無理な話です。丸選手とウォーカー選手の二塁打は打った相手が上手かったのでこれは仕方ないにしても、その後吉川尚輝選手に四球、ポランコ選手を空振り三振に抑えた次に増田陸選手にタイムリーヒットを打たれるのはダメです。愛斗選手のファインプレーからこの4失点は完全に空気をぶち壊しています。交流戦終わって少し間隔が空くので、休んで変化球の精度を上げないと先発で試合を作るのは難しいです。





◎宮川投手 2回1被安打3奪三振無失点

ウォーカー選手と吉川尚輝選手を変化球で連続三振、岡本選手のピッチャーゴロをなぜか宮川投手が見送って内野安打(あれは宮川投手が処理しなきゃダメです)、超勿体無いヒットを許しますがポランコ選手をフォークで空振り三振に抑えました。普通に1イニングだと思ったらまさかの6回続投、この回はゴロ3つで三者凡退でした。直後の逆転で勝利投手、変化球がキレッキレで今季一のベスト投球でその内容に相応しい今季初勝利となりました。


今日は宮川投手の2回無失点が勝利を呼び込みましたが、あまりにこういった回跨ぎを乱用するとすぐにダメになってしまいますから、豊田コーチもブルペン枚数が足りないなら野手の枠を減らしてブルペン枠に拡充するよう辻監督に言ってください。



◯水上投手 1回1奪三振1与四球無失点

松原選手は空振り三振ですが丸選手に外スラを見極められて四球、ウォーカー選手はスライダーがアウトハイに抜けますが引っ掛けてくれてショート併殺打、スライダーが多少甘くても抑えているので問題ありません。



◯平良投手 1回1被安打無失点

吉川尚輝選手にヒットを打たれますが岡本選手のピッチャーゴロを難しい体勢から二塁送球を決めて1-6-3の併殺打、自身のフィールディングの良さを発揮して3人で終わらせました。



◯ボー投手 1回1与四球無失点

5点差になり増田投手でなくボー投手になりました。正面のサードゴロとちょっと危ないセンターフライ、中山選手は見逃し三振かと思ったらまさかのボール判定で四球(あれはストライクでいいでしょ)でしたが岸田選手をピッチャーゴロ、丸選手に回すことなく下位打線で終わらせました。


いつもなら森脇投手ですが、ボー投手もこの場面を任されたということは一つブルペンでのランクが上がったということです。ここまで敗戦処理でコツコツ結果を残し続けた成果です。開幕時点でブルペンで一番下の立ち位置からよく這い上がってきたと思います。ここから勝ちパターンとなるとストレートの空振り率が求められるのでまた難しくなりますが、ストレートと変化球のコンビネーションを武器に頑張ってもらいたいです。







【野手陣】

アンドリース投手は角度のある縦割れカーブに序盤苦しみました。コントロールも良くチャンスを作ってもなかなか大量得点とはなりませんでした。しかしスタミナ難というのは本当で、70球前後で一気にコントロールが荒れました。加えて中山選手のエラー、ポランコ選手のとんでもライト守備、原球審の極狭ゾーン判定(これはライオンズも苦しみましたが)、これで勝てなかったら目指せ10連敗になっていただけに、今日勝って連敗を止められたのは良かったです。






◯若林選手 4打数1安打2打点1死球1盗塁

3三振しての6回2アウト満塁で回ってきた4打席目、代わった鍬原投手の初球を追っ付け打ちでライト前への逆転タイムリーヒットを打ちました。荒い打撃ですが今日もライトへの大ファウルがあったりで、パンチ力の高さを見せつけています。


パンチ力は良いですが選球眼が酷すぎます。特に3打席目は見逃せば四球となるボール球を立て続けに振って、最後もボール球を空振り三振、内容として1番でなく3番打者です。1番打者なら3打席目は四球で出塁出来るようにしましょう。



・呉選手 5打数無安打

吉川尚輝選手の好守備に阻まれました。チャンスでファースト正面のゴロ、最後もエンドランでファースト正面のゴロ、誕生日はとにかく運のないノーヒットでした。



◯森選手 5打数1安打1本塁打2打点

佐藤隼輔投手の炎上は誰がやっても無理です。打撃は4打席目に良い当たりのセンターフライ、そして最後の最後にホームラン、これで増田投手のセーブを消しました笑笑。ブルペンで増田投手がポカーンとなっていましたが笑笑、この一本をきっかけに早く「そっくりさん」卒業して本物の森選手が戻って来てほしいです。



◯山川選手 3打数2安打1死球

上位打線の出塁がないせいでチャンスメイクする羽目になりました。チャンスメイクとしては2安打3出塁で実質1番打者として完璧でした。最後の死球も笑っていたので多分大丈夫でしょう。



・栗山選手 4打数1安打

まさか初球ボール球を強引に引っ張るとは思いませんでした。全部引っ張り意識で選球眼なく3タコ1併殺打です。これはガッカリですね。ただ4打席目に3タコの反省して左中間に二塁打を打ったので、明日も期待したいと思います。



◯愛斗選手 4打数2安打1本塁打1打点1盗塁

カウント3-1から狙ってホームランを打ちました。この打撃スタイルはこのままでいいので、あとはチャンスでアウトローを強引に引っ張らないことです。センター守備もファインプレーでもう少しで連続ファインプレーという惜しいセンター前の打球でした。


にしても本当にチャンスに弱すぎます。◎評価を逃したのはチャンスの弱さです。6回のエラーは低めを強引に引っ張ってのショートゴロを中山選手がエラー、7回1アウト2,3塁、代走2人出して犠牲フライオッケーという場面で高めをファウルしてから外低めクソボール球空振り三振、あれは見なきゃダメです。ランナーいない場面だと外の球を流し打ちしてるんですけどね。オグレディ選手のタイムリーがなかったら試合展開が分からなかっただけに、チャンスで2軍の帝王に戻らないでください。



◎オグレディ選手 3打数2安打2打点1四球

カーブ使いのアンドリース投手はそんなに苦手にはしませんでした。3打席目のチャンスは空振り三振しますが7回2アウト2,3塁、4球目見逃し三振でもおかしくない球がボール判定、ライトポランコ選手がとんでもライト守備を発動してライトオーバーの2点タイムリー二塁打、愛斗選手の酷い空振り三振でどうなるかと思っただけに、このタイムリーは大変貴重なものでした。


打撃は良かった一方でレフト守備が酷すぎます。スパンジェンバーグ選手以下です。ファウルフライは追えてないし送球はとんでもないところに悪送球したり目の前の滝澤選手に雑に投げたり、記録に残らないだけで内容はミスの連発です。開幕戦の頃は上手くなくても平均的な守備は出来ていたんですけどね。この守備力は栗山選手より下です。



◎外崎選手 3打数2安打1打点1四球

これは私の見る目がないかもしれません笑。コースヒットとポテンタイムリー二塁打、この2打席は運が良かったですが4打席目のショートライナーは内容は一番良かったです。これを右投手から打ったというのが評価ポイントです。是非私の見る目のなさを証明してもらえるように、明日のシューメーカー投手から打ってもらいたいです。



◯滝澤選手 3打数無安打1打点1四球

2度のチャンス潰しました。あの縦割れカーブを打つのを滝澤選手に求めるのは酷な話です。しかし6回2アウト満塁で押し出し四球を選びました。これで十分です。チャンスで代打出さずにどうなるかと思いましたが、ここで冷静に見てくれるだけ立派です。ショート守備も難しい併殺プレーも完璧に決めて守ってくれました。勝ったのでチャンスで打てなくても◯評価でいいでしょう。



・岸選手 1打数無安打

代走から打席が回ってきましたが見逃し三振でした。






この6連戦は5勝がノルマです。ですから明日も勝たないといけません。與座投手は前回打たれまくったストレートの修正が出来るかどうか、打線もこの流れを一過性のものにせずに明日のシューメーカー投手を打たないといけません。





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