ライオンズファンの野球観戦日記

主に西武ライオンズの試合の感想を中心に書いていきます!宜しくお願いします!

6/26(日)西武×楽天第11回戦—山川穂高ライオンズと完封リレーで念願の3タテチャレンジ成功—



2-0で勝利です。嬉しいですね。まさか敵地楽天3連戦で3タテ出来るとは思いませんでした。今日は投手陣と山川選手の奮闘が大きく目立ちました。



【投手陣】

◎與座投手 7回4被安打4奪三振2与四死球無失点

2回までストレートが走って無失点に抑えます。3回、先頭の鈴木大地選手に低めを打たれて二塁打(川越選手が強肩で二塁タッチアウトを狙いますが源田選手のタッチ位置が少し悪く、リプレー検証を見ると若干アウト臭いですが覆る根拠にならずセーフ)でピンチになりますがここで太田選手初球バントを打ち上げてキャッチャーフライ、このバント失敗に助けられて茂木選手と小深田選手を抑えて無失点に抑えます。ストレートは良いですが変化球の精度が悪く、一長一短です。


先制点が入った4回、先頭の浅村選手にセンター前ヒットを打たれますが左3人をストレートでフライアウトで続かせず、5回も太田選手を釣り球で空振り三振、今日は1点しか入らなそうなので與座投手も勝つには無失点しかないというハイレベルな要求がされます。


1人空気を読まずにどすこいの追加点が入った6回、茂木選手のレフトファウルフライをクソ観客が妨害してきましたが栁田塁審が観客の妨害を認めてアウト(一昨日買収ゾーン判定をした審判でしたが、この冷静な判定は評価します。そしてレフトファウルフライを妨害したゴミ観客は速攻で追放すべきですがぶっちゃけ捕れるか微妙なフライを代わりに捕ってくれたので、実はこいつが陰ながらの功労者でもあります)で三者凡退です。


しかしスクイズ失敗しての7回、島内選手と銀次選手に連打で0アウト1,2塁、完全に嫌な流れでしたがここで辰己選手のバントを與座投手が素早く処理して3塁アウト、岡島選手のセンター前の打球を外崎選手のダイビングキャッチでセカンドゴロ、鈴木大地選手は死球で2アウト満塁となりますが、田中貴也選手のファースト頭上の打球を山川選手のジャンプキャッチで絶体絶命のピンチを守備力で0に抑えました。最後は逆球オンパレードで非常に危険でした。


今日はストレートが走っていたので期待は出来ました。変化球が少し甘かったですが球審のゾーン判定が敵味方関係なく広かったので、これが與座投手に上手く機能しました。自慢のストレートで右左関係なく力で抑え込まことが出来ました。最後は逆球祭りで非常に危険でしたが、そこは相手のバント失敗と内野守備力でなんとかカバーしました。勝ちパを休ませたい中で7回無失点は見事なエースの投球です。あとは好不調の波を減らしていきたいです。



◎本田投手 1回無失点

2点リードの8回、平良投手と水上投手は3連投回避させたいために選ばれたのは本田投手です。ストレート真っ向勝負で三者凡退に抑えました。8回の上位打線を三者凡退に抑えましたからこれは◎評価でいいでしょう。


ひとまず本田投手も8回セットアッパーを経験出来たのは大きな収穫です。当然今の勝ちパターン順位は平良投手と水上投手ですが、この2人の登板を増やし続けるのは夏場に向けて心配になります。本田投手も例えば3点リードの8回とか、少し余裕があるときのホールド場面は任せてみるなどして、勝ちパターンの疲労軽減もしていきたいです。



◯森脇投手 1回1被安打1奪三振無失点

増田投手は3連投させるか微妙なところでしたが、ここも我慢して経験豊富な森脇投手に託しました。1アウトから西川選手にカウントを取りに行ったストレートを打たれて二塁打でピンチになりますが辰己選手をフォークで空振り三振、岡島選手をカットボールでファーストゴロに抑えました。


森脇投手はストレートの球速が上がらずにナックルカーブも決まらない中で、フォークが落ちていたのでそこが生命線でした。西川選手に二塁打を打たれて普通の投手ならあたふたする場面ですが、セーブ経験のある森脇投手は冷静に対処してくれました。



◎豊田コーチ

よく勝ちパ3連投を我慢してくれました。試合展開からして平良投手を増田投手を使いたくなる場面でしたが、ここをグッと堪えて他の投手に託したのはナイス判断です。実力からすると9回本田投手になりますが、ここも経験値を判断して順序を逆にしたのもナイス判断です。先発完投がなく中継ぎへの負担が増えているので、今後も3連投回避の継投策、そして試合展開に応じて勝ちパターンを休ませられる采配も増やしていきたいです。






【野手陣】

あまりにも運がなさすぎる、これに尽きます。今日の早川投手は絶好調ではなく、そんな早川投手の前に完全に抑え込まれたわけでもありません。しかし捉えても全部正面でアウト、こんなのばっかりですから見ていて頭を抱えるばかりです。


前半は同情の部分がありますが、早川投手が降板してからの中継ぎは得点のチャンスはありました。ここでスクイズ失敗とか簡単に三振したりで追加点が取れないのが相変わらずです。ですから「山川穂高ライオンズ」です。山川選手頼みなのを脱却するためにも、やはり秋山選手の存在は必要になります。




◯川越選手 5打数2安打

課題の左投手から2安打打ちました。ライト守備でも強肩でセカンドアウトか微妙なところまで持っていったのと、島内選手は強肩警戒で一塁ストップさせました。あとは勝負強さと大暴走改善ですが、現時点では外野ドングリ集団では頭ひとつ抜けています。



×源田選手 4打数無安打

最初2打席は良い感じに打ちましたが正面でした。問題はその後の得点圏での2打席、特に6回1アウト3塁で初球スクイズ空振りで川越選手が挟殺プレーでタッチアウト、あの直後に大ピンチになり負けていたら戦犯でした。結果勝ちましたけど最後まで試合展開を分からなくしたので、これは最低評価です。


作戦が失敗したのは結果論ですが、大きく外した場面ではないのでせめてバットに当てないとダメです。そもそもここでスクイズのサイン出されていること自体、源田選手の勝負強さは一切期待されていないということです。



△森選手 4打数無安打

「そっくりさん」に3番は無理ですよ。全然タイミング合わせようとせずに振り回すばっかりですからこれじゃあいつまで経っても1割打者です。まず長打とか要らないのでしっかりタイミング合わせて逆方向へのヒットを量産すること、それで打率2割到達してから次の段階に進む話です。


7回に源田選手のスクイズサインも何故出されたのか、それも源田選手が凡退して次の森選手に何も期待できないからというのも理由の一つです。これ以上3番起用は愚策でしかないので、使うにしても下位打線にしてください。



◎山川選手 4打数2安打2本塁打2打点



多くの打者が3タテチャレンジの呪いにかかったかの如く打球が正面で終わる中、1人空気を読まずに連発して日本人最速での200号達成となりました。逆方向へと引っ張りの二発です。これが2本ともソロで終わっているのはその前が何もしなさすぎるからです。やはり山川選手を中心とした打順編成にして、ホームランで大量得点に結びつけるようにしたいです。



◯外崎選手 4打数無安打

多くの選手が正面の打球の中、正面とかなく普通に4タコしました。打撃はダメでも今日は守備で大きく貢献出来たのでトータルでプラス評価になりました。



◯栗山選手 4打数2安打

4打席全て内容が良かったです。マルチ安打でチャンスメイクしました。



◎ジャンセン選手 4打数3安打

1本出て楽になりましたかね。右に左に3安打猛打賞、4回には2試合連続かという大ファウルも打ちました。高めは振り切ってヒットになっているので、まずは高めでヒットを量産出来るかどうかです。昨日今日の活躍で1軍残留テストは合格でいいでしょう。



・オグレディ選手 3打数無安打1死球

2回のチャンスはライト正面のフライ、その後ノーヒットで最後に肩に直撃する死球でした。ジャンセン選手が良くなった一方で、オグレディ選手の状態は下降線です。屋外アウェー球場での活躍は期待出来なそうです。ホームに戻ってからは得意の内弁慶を発動してもらいたいです。



△西川選手 4打数無安打

一つ結論が出ましたかね。2回に辰己選手の守備に阻まれましたがその後の内容が良くないです。9回1アウト1,2塁のチャンスで簡単に3球三振するのはダメです。今年もことごとく野手の正面でノーヒットが続きましたが、これ以上チャンスを与えるのは難しい話になってきます。





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