残る支配下一枠の行方が決まりました。長谷川選手の支配下契約が正式に発表されました。

2軍で打率.309、OPS.884、走攻守揃って内外野守れるユーリティー選手として、育成出身の高卒2年目とは考えられない好成績を残しました。秋山選手獲得に失敗した今、残る補強と呼べる手段は長谷川選手の支配下登録以外方法がないという状況でした。

しかし、長谷川選手に関してはライオンズファンは皆知っているであろう春先の卑猥なSNSナンパが暴露されて、それを「乗っ取り」と虚偽報告したのが問題視されて支配下契約が見送られました。5月に源田選手の負傷で滝澤選手が支配下登録されましたが、本来であれば長谷川選手が一番手で支配下になっているはずでした。それをギリギリまで判断が見送られる形になりました。

滝澤選手と違って、この支配下契約には賛否両論あるでしょう。おそらく問題行動起こして支配下契約なんかあり得ないと思うファンの方もいるはずです。これまでコンプライアンス重視でやってきたフロントも、遂にコンプライアンスを捨ててでも最終手段に動いたということになります。これで結果ダメならフロントの面目も丸潰れになります。長谷川選手の場合、支配下契約で即結果を求められる厳しい立場にいるのは間違いないでしょう。

個人的には優勝を目指す上で長谷川選手の支配下契約はするべきという考えだったので、これは当然の判断だと思います。長谷川選手に関しても内外野守れて走攻守揃った高い身体能力は間違いなく将来の主力選手に上り詰める能力があると思っています。就任当初から長谷川選手のセンスに注目していた平石コーチからしても、やっとの思いでの支配下登録だったことでしょう。おそらく今日1軍登録で即スタメン起用があるかもしれません。

これは諸刃の剣でハズレた時の代償は大きいですが、長谷川選手には批判の声を払拭するぐらいの活躍が求められます。

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