5-1で勝利です。日本ハムの自滅に助けられましたが、結果的に水上投手と平良投手を休ませられたのでここは大きかったです。

【投手陣】

◯與座投手　5回8被安打1奪三振1与四球1失点

今日も立ち上がりから悪く、1アウトから上川畑選手と近藤選手に連打で1,2塁、野村選手はサードライナー(呉選手がカバー入ってないセカンドに悪送球してあわや進塁寸前)、清宮選手はセンターフライに抑えましたが不安な立ち上がりです。

2回、浅間選手に先頭打者ヒット、王選手の空振り三振で浅間選手が盗塁して2塁から宇佐見選手にど真ん中ストレートを三塁線を抜けるタイムリー二塁打で失点、さらに2アウト1,3塁のピンチは上川畑選手をファウルフライに抑えますが、2回で逆球オンパレード状態になっています。

逆転成功した4回、浅間選手に先頭打者ヒットを打たれて1アウト1塁からエンドランを仕掛けますが宇佐見選手が空振りして浅間選手は盗塁失敗、相手の作戦ミスに助けられてこの回を3人で終わらせます。

5回、簡単に2アウトを取りますが上川畑選手と近藤選手に連打とダブルスチール未遂の単独スチールで2,3塁、野村選手はカウント3-1から何故か釣り球をストライク判定されてややこしいことになりますが最後のアウトローの球のハーフスイングを取れずに四球で満塁、清宮選手にフルカウントからど真ん中ストレートを投げますが中途半端に当ててセンターフライ(清宮選手が得点圏での弱さはこういったところです)、なんとかリードを守り切って5回で降板となりました。

今日もですが、逆球大会で8被安打打たれました。ちょっとここ最近の與座投手は逆球祭りで逆ヒットメーカーになるのでガス欠が心配されます。ただ、與座投手はこの展開で大炎上せずに粘れるようになったのは一つ大きな進歩です。これがチームトップの勝利数に繋がっています。次は中5日先発で平井投手同様に不安が残りますが、ここでもなんとか粘って最小失点で切り抜けて欲しいです。

◯佐々木投手　1回1被安打2奪三振無失点

浅間選手とアルカンタラ選手を連続三振、宇佐見選手にヒットを打たれますが石井一成選手のファースト横抜けそうな打球をジャンセン選手のナイスキャッチで無失点に抑えました。

今日は変化球の落ちが良かったので連続三振が取れました。問題は次の試合です。佐々木投手は好投した次の試合で大体やらかしているので、次の試合もしっかり抑えることが大事になります。

・本田投手　1回1被安打1奪三振1与四球無失点

ホールド記録されない4点差で連投、1番から始まる上位打線は我慢出来なかったようです。松本選手にレフトフェンス直撃の二塁打スタート、上川畑選手をチェンジアップで空振り三振、近藤選手はカーブでファーストゴロ、野村選手は四球で2アウト1,3塁になりますが、清宮選手が初球ストレートを打ち上げてレフトフライ、ここも清宮選手に助けられました。

・宮川投手　1回1被安打1奪三振1与四球無失点

流石に水上投手連投は回避してくれました。しかし先頭の浅間選手にご挨拶の四球(今日全く取ってくれないアウトロー変化球をボール判定されました)、アルカンタラ選手は空振り三振ですが宇佐見選手にセンター前ヒットで1アウト1,3塁、ヌニエス選手は落ちないフォークを打ち損じてサード併殺打で無失点でした。

下位打線相手なので、さっくり抑えて欲しいのが正直な本音です。この内容では豊田コーチの信頼度は上がらず、勝ちパへのしわ寄せが増す一方でしょう。

◯ボー投手　1回1被安打無失点

1番松本選手から始まる好打順、豊田コーチは腹を括ってボー投手に託しました。2アウトから近藤選手にヒットを打たれましたが野村選手をストレートでライトフライに抑えました。今日はストレートの球威が良かったです。ボー投手の場合は「ご挨拶の四球」さえなければ勝ちパを任せる力を伸ばしています。今日の内容で宮川投手より序列が上がったので、近いうちに勝ちパチャレンジのチャンスが与えられると思います。

◯豊田コーチ

水上投手と平良投手を温存してくれただけ良しとしましょう。現状勝ちパ枠は平良投手、水上投手、本田投手、森脇投手、佐々木投手、ボー投手までは任せていいです。9連戦でなかなか先発完投型がいないだけに、豊田コーチの采配手腕は今後を左右します。

【野手陣】

池田投手は3回まで超強気のインコース勝負で完璧に抑えられました。特にインコースをえぐるツーシームはかなり癖のある球種でした。しかし4回からこのインコース勝負がなぜか甘くなって、さらにワイルドピッチや宇佐見選手のキャッチングのブレ、6回に吉田輝星投手の自滅で4点差をつけることに成功しました。

◯川越選手　4打数1安打1打点1四球

3打席目に三塁線への絶妙なセーフティバントヒットを決めて、6回のチャンスで押し出し四球を選びました。センター守備では強肩で三塁コーチのストップ判断を誘いました。打てない中でも勝利への貢献を果たしました。

◯愛斗選手　4打数1安打1打点1犠飛

今日もヒットを打って、6回の満塁のチャンスでは北山投手から犠牲フライを打ちました。森選手のライトへの二塁打で足を引きずるような走り方です。全力疾走が出来ていませんのでやはり足の状態が良くないのかもしれません。

◯森選手　4打数1安打1四球

インロー変化球をライトへの二塁打にしました。欲を言えば6回のチャンスでトドメとなるタイムリーが欲しかったです。この「欲を言えば」の一打がないので森選手の好調期は止まってしまいました。守備ではインハイに偏り気味だったゾーン判定の中で宇佐見選手と違いキャッチングでビタ止めしてストライク判定を勝ち取りました。

×山川選手　4打数無安打

4回0アウト2,3塁で池田投手の初球インコースツーシームにどん詰まり内野ゴロ、5回2アウト満塁で初球ど真ん中フォークを打つも打球上がらずサードライナー、不調期あるあるの打ち取られ方です。これだとオールスターまで打率.250を守れるかどうかの話に突入しそうです。この状態ならチャンスで打点稼ぎに切り替えた方が良さそうです。

△外崎選手　3打数無安打1四球

やはり右投手が打てずにノーヒット、安定して右投手を打てないと打率が上がってきません。

◯ジャンセン選手　4打数1安打

4回の近藤選手のエラーはヒットでいいと思います。記録に泣きましたが逆転のレフトへの打球を打ちました。さらに6回に吉田輝星投手のストレートをレフトオーバーの二塁打、守備でも抜けそうな打球を止めてアウトにするなど、珍しく今日は攻守で活躍がありました。

△呉選手　3打数無安打1四球

6回のチャンスで四球を選んだだけまだ山野辺選手よりは、というレベルです。しかし相変わらず半速球に空振りしてどん詰まり、サード守備でも悪送球して山野辺選手と対して変わらない内容です。

◯鈴木将平選手　4打数1安打1打点

6回0アウト満塁のチャンスでファースト横を抜けるタイムリーヒットを打ちました。このタイムリーで今日のお立ち台に上がりました。

・山田遥楓選手　4打数1安打

エラーとヒットで2出塁しました。満塁のチャンスでライナー性のライトフライ、浅間選手の強肩ではジャンセン選手がスタート出来ずに終わりました。

明日からロッテ戦ですが、今日の選手公示で古賀選手が体調不良で抹消、公文投手がこのパターンでコロナ陽性なので古賀選手も可能性が高いです。このままだとチーム感染者20人越す勢いです。そろそろいい加減1試合中止して全員再検査すべきだと思いますが、、、このまま試合続行してオールスターすらまともに開催出来ない事態だけは避けたいです。

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