ライオンズファンの野球観戦日記

主に西武ライオンズの試合の感想を中心に書いていきます!宜しくお願いします!

内通者は誰だ?? 求められるフロントの対応


思い返すとこの事件も文春砲でしたね。これは4月にオープン戦中突如としてB班降格となった長谷川選手がルール違反のナンパとSNS乗っ取りと虚偽報告、山村選手が未成年喫煙飲酒が原因という内容でした。長谷川選手に関してはSNSの卑猥なやりとりがネットに流れて本人が謎の乗っ取り主張をした段階での降格なので察しが付きましたが、全く同じタイミングの山村選手は当初は実力不足での降格と思われていました。



この事件と今回の源田選手の一件で共通しているのが、発覚したのが文春砲です。長谷川選手と山村選手の一件もフロントとしては表沙汰にせず、内々に処分を下して終わりにする予定だったと思われます。しかし文春砲により事が表に出てしまい、山村選手は今日まで2軍生活、長谷川選手も支配下登録が7月頭まで先延ばしとなりました。これに関しては文春砲があるにしてもそもそも2人が不祥事を起こしているのが悪く、フロントも年齢を考慮しての対応なのかもしれませんが、山村選手の未成年喫煙飲酒は完全に法の線を越しているのでこれは頭を下げなければいけない事案です。




しかし今回の一件は嫁トラブルで源田選手側は表沙汰にせず内々に済ませたい一存であったこと、山田遥楓選手も2軍戦に出場しているということはフロントからして悪いのは山田遥楓選手の嫁と判断しての対応ということになります。この事件に関してはフロントが公表して頭を下げることを強制する必要はなく、被害者側が内々を主張しているならその通りに事を進めるべき事案でした。




問題なのは内容とかでなく、表沙汰にせず内々に済ませようとした事案が1年間に2度も文春砲によって世間に晒されたことです。要するに西武ライオンズ内の中に文春に内通する「スパイ」がいるということです。これが選手なのかフロント関係者なのか、誰なのか分かりません。しかしこのまま分からないままだと今後同じような事案が起きた時に、確実に文春砲の餌食になるだけです。源田選手としてもコメントを発表しましたがスパイがいることに不信感を持つのは間違いないでしょう。この不信感がきっかけで残留交渉失敗して来年FAでソフトバンク移籍とかもあり得る話になってきます。




ですからこれ以上事態悪化を防ぐために、フロントにお願いしたいのはまずスパイを見つけて追放することです。これが絶対にないですが栗山選手や中村選手クラスのレジェンド選手、山川選手や森選手クラスの中核選手であったとしてもです。警察が介入してスパイを見つけるのは無理だと思うので、例えば球団で探偵を雇って怪しい人物をマークするとか、出来る限りのことをして再発防止をしないと、今後似たような事例で選手とフロントとの溝が深まるばかりです。




そして大前提として求めたいのが、「SNSの講習会」です。今年のシーズンオフに丸一日通して講師を読んで、SNSの使い方についての注意点や法律的なことをしっかり講義してもらうことです。当たり前ですがこの講習会でSNS不祥事が減るとは思いませんが、そもそも毎年のように誰かしらがSNSで不祥事を起こしているにも関わらず、特に対策案もなければ挙げ句の果てに今年は謝罪すらしないという野放しもいい加減にしろという話です。ですから毎年のように不祥事が起きるのは球団が組織としてだらしないから、これは間違いなく指摘出来る部分です。




今回の一件は野球だけでなく、西武ライオンズの組織としての弱体化もはっきりする事態になっています。長谷川選手の支配下登録に関してはコンプライアンスを捨てたも同然ですが、源田選手の一件が情報漏洩しているのは組織として空中分解の危機を持たないといけません。





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