ライオンズファンの野球観戦日記

主に西武ライオンズの試合の感想を中心に書いていきます!宜しくお願いします!

2022ドラフト会議






・1位 蛭間拓哉 外野手 早稲田大学 左左



広角打法が魅力の左の長距離砲。早大時代は2年春からレギュラーとなり大学通算打率.258、12本塁打、36打点。群馬出身(渡辺GMと同じ)、ライオンズJr.出身、浦和学院高出身(渡邉勇太朗の同期)などライオンズに縁深い点が多い。走攻守三拍子揃いで1年目からレギュラー参戦の可能性有り。


当初の発表通りに蛭間選手を指名、そして重複指名がなかったので、単独指名で無事に蛭間選手の交渉権獲得となりました。本人からライオンズに一番行きたかったと言ってくれたのはファンとして嬉しかったです。伸び悩む外野レギュラー争いに1年目から参戦してもらいたいです。





・2位 古川雄大 外野手 佐伯鶴城高校 右右



母親がフィリピン人、身体能力の高さに注目が集まる強肩強打の外野手。夏の大分大会でベスト4入り。高校通算21本塁打、50m5秒9、遠投110m走攻守に大きな伸び代あり。目標はソフトバンクの柳田悠岐。


山田健太選手行くかなと思ったら、予想外の高校生野手の2位指名です。スケールの大きい右の長距離砲、完全な素材型だと思います。フルスイングタイプなので大化けすれば本当に柳田選手になれると思います。地雷臭を払拭する活躍を長い目で見ていきたいです。





・3位 野田海人 捕手兼投手 九州国際大付属高校 右右



九州国際大付高で捕手兼投手としてプレー。2年秋から主将になるなどリーダーシップ性もあり。最速146kmは投手だけでなく、捕手としても強肩送球で発揮。高校通算15発に加えてU-18では投手として4試合登板して防御率0.00を記録。


3位に高卒捕手を指名しました。二刀流ですが、おそらく捕手としての指名だと思います。若い世代の捕手の代表として、こちらも長い目で見て5年後に正捕手候補に名乗りを挙げてもらいたいです。




・4位 青山美夏人 投手 亜細亜大学 右右



最速151kmの本格派右腕。亜細亜大2年秋に防御率1.11で最優秀防御率を受賞。3年時は右肩痛に苦しむが、4年春に6勝を挙げてMVP含むタイトル四冠に輝く。


ここで投手を指名しました。奪三振率がそんなに高くないので、制球力と投球術で勝負していくタイプですかね。即戦力というよりと2,3年のスパンで見ていきたい投手だと思います。





・5位 山田陽翔 投手 近江高校 右右



近江高で1年秋から背番号1。2年夏と3年春夏に甲子園連続出場でベスト4が2回と準優勝1回、今年の甲子園スター選手枠の1人。最速149kmにカットボール、スライダー、カーブを使う本格派右腕。打っては高校通算31本塁打と抜群の身体能力に加えてU-18主将を務めるなど、まさにスター選手の素材に恵まれている。


ここで甲子園を沸かせた投手を指名しました。これは楽しみな1人になりそうですね。ドラ5ですが知名度はドラ1に匹敵するものがあります。5位指名後の表情がなんとも言えない雰囲気になっていました。プロの評価は甲子園の盛り上がりに比例しませんので、ここからは実力を伸ばしてもらいたいです。




・6位 児玉亮涼 内野手 大阪ガス 右右



身長166cm、50m5秒9、一塁到達4秒2と小柄ながらも俊足堅守が武器の選手。九州産業大では2年からショートレギュラーとして、大学通算4度の優勝に貢献して大学通算打率.303を記録。大阪ガスでは21日本選手権で5打点を記録して優勝に貢献。


下位指名で即戦力内野手を指名しました。守備型の選手で二遊間のバックアップ要員になりそうです。1年目から1軍ベンチ枠を狙っていきたいです。







・育成1位 野村和輝 投手 石川ミリオンスターズ 右右


強肩強打のサード兼投手。独立リーグで打率.246、2本塁打、20打点記録。テスト生合格選手の1人か??

※内野手指名と思い込んでいましたが、投手指名だったので訂正します。申し訳ございません。てかこれで投手指名は大丈夫なんですかね??




・育成2位 日隈モンテル 内野手 徳島インディゴソックス 右右


兄は元プロ野球選手の日隈ジュリアス。22年に7月に投手から野手転向。26試合で13盗塁と俊足が武器の素材型野手。これもテスト合格生??




・育成3位 三浦大輝 投手 中京大学 右左


最速151km、3年秋に3勝、防御率0.84でベストナイン受賞。




・育成4位 是澤涼輔 捕手 法政大学 右右


大学ではほぼ途中出場のみ、これに関してはアマ情報疎い私からしてもなんで指名したのか理解に苦しみます。入団テストでなんかすごい光るものがあったのでしょうか??




【総評】

まずビックリだったのは山田健太選手の指名漏れです。2位指名するかなと思ったらスルーして、そのままどこも指名せずに終わりました。守備の低さともしかしたら指名順位縛りが結果的に指名漏れになってしまいましたかね。12球団の感想としてはオリックスはかなり充実のドラフト、日本ハムは新庄政権らしい指名だと思います。


ライオンズのドラフトの感想としては、構成自体はバランス良いと思います。蛭間選手と児玉選手以外は育成を求められるドラフトだと思います。いわゆるロマンドラフトですね。ここ最近育成が上手くいってないだけに、今の育成能力で今年のドラフト選手、特に野手を育てられるかが5年後のチーム編成に大きく左右されます。だいぶ冒険した感じがしますが、5年後にネタドラフトにならないように成長してもらいたいです。






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