ライオンズファンの野球観戦日記

主に西武ライオンズの試合の感想を中心に書いていきます!宜しくお願いします!

2022シーズン振り返り 背番号5 外崎修汰

【2022成績】

132試合 打率.215 547打席 478打数 103安打 25二塁打 3三塁打 12本塁打 170塁打 47打点 54得点 113三振 52四球 3死球 11犠打 3犠飛 10盗塁 6盗塁死 12併殺打 出塁率.295 長打率.356 OPS.650 得点圏打率.270 10失策



二塁打6位タイ 三振5位タイ 四球9位 盗塁死9位タイ 併殺打7位タイ 失策3位タイ





【ルキナ査定】

ランク:B→B

年俸:12000万(+1600万 4年契約)

※16000万(+5600万)





【今季振り返り】

振り返ると月単位での好調期間がありません。全ての月で月間打率が一番良くて5月.235、時折り打ってこれは良くなるかな、と思ったら数試合したらすぐにダメになる、そんなことの繰り返しを最後まで続けていたら、気が付いたらシーズン終わっていたという印象です。後半戦1番を任せられましたが、それも長続きせずに最後は金子侑司選手に1番の座を明け渡しました。


春先は全く打てないに加えて守備のミスも多く、特に5月の楽天戦で滝澤選手の好プレーを台無しにした悪送球には本当にムカついた記憶があります。前半戦のミスが重なったせいで失策数は上位にランクインしてしまいましたが、トータルで見るとセカンド守備の貢献度は高く、実際に外崎選手の守備だけで完封リレーをアシストした試合もあるほどです。なんやかんや守備力だけで最後までスタメン起用が続いたという印象です。





【総評】

守備は良かったですが打撃は3年連続、というかレギュラー後ワーストではないかと思います。打率はオグレディ選手に次いでリーグワースト2位、二塁打と本塁打は多少増えましたがそれに対する三振数が多すぎ、盗塁数は10位圏外、成功率6割とかつての走攻守三拍子揃った姿はもう戻らないかもしれないと思いました。


特に顕著だったのが右投手の速球に対しての詰まりです。対右打率1割台はいつものこと、加えて捉えた思った打球がことごとく失速してアウトになる場面が非常に多かったです。コース別打率もインコースが全部1割台、インコースに詰まらせての凡退や振り遅れの三振が多くて、確率性の低い打撃になってしまいました。





【来季に向けて】

当初はFA移籍の可能性もなくはなかったですがそもそもこの低打率で大型契約を結ぶ球団があると思えず、さらに同時期にセカンドでそこそこ打てる中村奨吾選手のFAと重なったということもあって、外崎選手との残留交渉に成功して、4年契約を結ぶことが出来ました。チーム事情的に外崎選手がいないと来年の二遊間を回すことが不可能になるだけに、これは朗報と言っていいでしょう。セカンド守備に関しては来年も期待します。


しかし、起用法は考えないといけません。この低打率で左は打つけど右に滅法弱く、1試合だけ打って数試合ダメになる、これはかつての木村選手と一緒てす。ですから打撃に関しては木村選手と一緒なわけで、これを来シーズンも上位でスタメン固定するのであれば、「松井稼頭央愛人采配」第一号になってしまいます。3年連続でこの数字で打球の失速も多いということで、外崎選手に打撃の復活を求めるのも限界があるかもしれません。ですから外崎選手の長所を最大限発揮出来るような起用法を松井監督と平石コーチは考えないといけません。


例えば左投手に強いから相手が左先発なら上位スタメン、右の本格派投手なら下位打線起用、攻守にミスが多いなと思ったらスタメンから外して守備固め起用など、外崎選手の力を最大限発揮出来るように上手く使っていくのは松井政権の責任になることです。一番ダメなのは来年もさらに打撃成績を落として、金子侑司選手に次ぐ大型契約の不良債権扱いにされてしまうことです。外崎選手の複数年契約にはリスクも伴っていることを自覚した上で、外崎選手と松井政権は来季に向けて準備を進めてもらいたいです。






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