2022シーズン振り返り 背番号6 源田壮亮
【2022成績】
108試合 打率.266 456打席 414打数 110安打 8二塁打 8三塁打 2本塁打 140塁打 17打点 39得点 72三振 30四球 1死球 11犠打 12盗塁 4盗塁死 6併殺打 出塁率.317 長打率.338 OPS.655 得点圏打率.194 6失策
三塁打2位
【ルキナ査定】
ランク:A→A
年俸:20000万(+1000万 単年契約) or 25000万(+6000万 複数年契約)
※30000万(+11000万 5年契約)
【今季振り返り】
今シーズンは9番で開幕スタート、春先は出塁重視で打率に対する出塁率は稼げていましたが、打率自体は2割前半に落ち込んでしまいました。さらに5月に自打球が足に当たり骨挫傷で登録抹消、その間に滝沢選手が穴埋めしてくれましたが1ヶ月ほどの戦線離脱を余儀なくされました。
交流戦最後に復帰してからはこれまでの早打ちの積極打法に切り替えて四球は減りましたが率自体は大きく上げて、7,8月は月間打率3割超え、2年連続でコロナ感染という災難に遭いましたが今年はぶっつけ本番で1軍復帰しても問題なし、これで毎年恒例の打率.270に帳尻合わせしてくれると思っていました。
しかし、優勝争いの9月からまた打率を落としてしまい、最終的に打率はキャリアワーストで.270の領域を下回ってしまいました。当初は勤続疲労による衰えかと思いましたが、実は文春砲で妻の衛藤さんがSNSで誹謗中傷の被害に遭ってその加害者がなんとチームメイトの奥さんだったという衝撃の内容が発覚、源田選手もキャプテンとして、旦那さんとして色々と大変な終盤戦を過ごす羽目になっていることが明らかになってしまいましたが、その中で笑顔で対応する姿勢はさすがキャプテンという印象が残りました。
【総評】
怪我とコロナで2度の戦線離脱、加えて私生活で事件に巻き込まれるなどストレスフルな1年になってしまったと思います。守備に関しては春先にミスが多かったですがその後しっかり立て直しました。今年のゴールデングラブ賞も源田選手でいいと思います。
打撃はまず得点圏打率です。今年の勝負弱さは1年通して酷すぎるの一言に尽きます。1年通して思ったのはチャンスで初球決め打ちしにいった結果打ち損じて凡退が非常に多かった印象です。いわゆる力みですね。右中間に引っ張りたい打球がセカンドゴロや左中間を抜けたい打球がレフトフライとか、そんな感じのことばっかり続けてえげつない勝負弱さにつなげてしまった印象です。
加えて打球別打率を見ると、レフト方向への打率.184、これまで源田選手はレフトや左中間へ打ち返すのが調子のパラメータが全部正面や失速で終わっていました。気になるのはこのレフト方向に対する低打率です。ここが落ちているというのが今後劣化に繋がる危険があるのではないかと思います。
【来季に向けて】
基本は2番起用でしょう。今年の打順打率を見ると2番打率.290、2番の方が本人としても慣れているかもしれません。理想は下位打線ですが現時点で源田選手を差し置いて上位起用したい選手もいないので、2番で打率.270、出塁率.340を目標にして打ってもらいたいです。そしてチャンスでは力まずに、コンタクトして得点圏打率も最低.250までは上げてもらいたいです。
あとは複数年契約を結ぶか否か、山田遥楓選手はどのみち退団の可能性が高いですが、それは源田選手が今後もチームに残ってくれることを前提にしています。これで来年FA宣言されて他球団移籍されては本末転倒です。今後のキャリアを考えたら間違いなく残留が正解ですが、文春砲の一件でフロント内に文春通じるスパイの存在が明らかなだけに、フロントへの不信感から複数年契約拒否の可能性も否定出来ません。渡辺GMや球団社長の今後の対応も問われますが、源田選手は将来のキャリア選択を含めて、来年もキャプテンとしての役割が求められていきます。
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