【2022成績】

・1軍成績

3試合　防御率6.08　1勝1敗　勝率.500　13.1回　15被安打　1被本塁打　6奪三振　奪三振率4.05　11与四球　1与死球　2暴投　11失点　9自責点　QS率0.0　被打率.288　K/BB0.55　WHIP1.95

・2軍成績

16試合　防御率3.90　6勝6敗1S　勝率.500　85.1回　103被安打　6被本塁打　55奪三振　奪三振率5.80　35与四球　3与死球　2暴投　56失点　37自責点　7QS　QS率53.8　被打率.301　K/BB1.57　WHIP1.62

【ルキナ査定】

ランク:B→E

年俸:900万(−100万)

※850万(−150万)

【今季振り返り】

オープン戦数字こそ残しましたがご挨拶の四球を連発して内容に不安を残しながら開幕スタートしました。その嫌な予感が的中してオリックス戦とロッテ戦で立て続けに自滅劇を起こしてわずか2試合で無期限2軍行き、2軍でも全く通用せずに炎上する試合が続いて、結果として前半戦の先発駒不足に拍車をかけてしまいました。

7月にようやく与えられたチャンスで5回まで無失点に抑える投球で今季初白星、これが渡邉投手の今季1軍ラスト登板となりました。後半戦はコロナ感染して2軍調整を余儀なくされて、ようやく登板できた2軍戦も大炎上して終了、とても内海投手に顔向け出来る内容ではない酷い1年間となりました。

【総評】

昨年からボール先行で自滅する悪い癖がありましたが、今年はそれが顕著になりました。カウント整理能力がなさすぎて、ゾーン勝負出来ずに自滅して終わるだけで評価以前の問題でした。特に左打者に対してインコースに投げきれずことが出来ずに、真ん中に入った球をあっけなく痛打される場面も非常に多かったです。

2軍でも満足に通用することなかったです。被打率が3割越えで奪三振の低さと四死球の多さが反比例しているので、指標としても最悪なものになってしまいました。決め球がないのもありますが、そもそものゾーン勝負が出来なさすぎるので、まずど真ん中に投げる度胸をつけろという話になってしまいます。

【来季に向けて】

昨年後半戦だけで4勝挙げる力はありますから、来年の先発ローテーション候補の1人として考えています。自信もってストレートとカットボールをゾーン内に投げ込めるようにすること、タイプ的には高橋光成投手に似ていますから、力勝負で負けないレベルで球威とメンタルを鍛えれば、昨年の成績は越すはずだと思っています。

師匠として仰いだ内海投手は来季から2軍投手コーチ就任、高校の同期だった蛭間選手はドラ1ルーキーとしてライオンズに入団します。渡邉投手としては関係の築けている人が周囲にいて助けになるはずです。これまでお世話になった人への恩返しの意味も込めて、その恩を結果という形で返すようにしてもらいたいです。

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