1位　駒澤大学　予想1位的中

1区円　　　区間4位　　　　5区篠原　　2位

2区佐藤圭汰　　2位　　　　6区安原　　4位

3区山野　　　　5位　　　　7区田澤　　区間賞(区間新)

4区山川　　区間賞(区間新)　8区花尾　　区間賞　

チート級の強さでしたね。1区少し出遅れましたが2区佐藤圭汰選手が区間賞こそ逃しましたが創価と1秒差で競って2位浮上、3区山野選手で先頭を確立してからは終始ウイニングラン状態でした。一番不安だった4,5区も問題ないどころか山川選手が区間新記録で逆に稼ぎどころとなり、田澤選手がまさかの49分台に花尾選手も57分台で大会記録を4分半更新する大記録を叩き出しました。苦手な箱根は鈴木芽吹選手が鍵を握っていると思います。今年は駅伝三冠に向けて最大のチャンスが到来しています。

2位　國學院大学　予想3位

1区島崎　　区間18位　　     5区青木　　区間賞

2区山本歩夢　　7位　　　　6区坂本　　6位

3区中西大翔　　6位　　　　7区平林　　4位

4区藤本　　　　4位　　　　8区伊地知　2位

まさかの18位スタートから2位まで浮上するとは思いませんでした。序盤コケて厳しいと思いましたが山本歩夢選手が流れを立て直して、そこから区間上位の走りを続けてじわりじわりと上昇、青木選手が区間賞を取るとは思いませんでした。最後に伊地知選手が青学を抜いて二強の一角を崩すことに成功、総合力と個の力も上がって箱根も二強崩しのダークホースになりそうです。

3位　青山学院大学　予想2位

1区目片　　区間2位　　    5区岸本　　4位

2区白石　　　　16位　　  6区中村唯翔　3位

3区佐藤一世　　2位　　　7区近藤　　2位

4区横田　　　　2位　　　8区宮坂　　10位

やはり2枚足りませんでした。1区目片選手が序盤から1人飛び出して2位スタートしましたが、不安だった2区白石選手が脱水みたいな感じの走りになってしまい大ブレーキ、その後粘りましたが全体的に駒澤に力及ばずでしたかね。近藤選手も凄い記録でしたが田澤選手に敗れて、岸本選手と中村唯翔選手も本調子から考えると物足りなさがありました。最後宮坂選手が國學院に抜かされて、危うく順天堂にも追い上げられましたが1秒差で3位を死守しました。

4位　順天堂大学　予想5位

1区平　　　区間12位　　  5区海老澤　9位

2区三浦龍司　　3位　　　6区西澤　　2位

3区野村　　　　7位　　　7区伊豫田　6位

4区石井　　　　5位　　　8区四釜　　3位

順天堂も1区出遅れましたが2区で3位浮上、三浦龍司選手としては3位集団から抜け出さずにまた後輩の佐藤圭汰選手に負けたのは悔いが残りますが、最低限仕事はしてくれました。3区で2位浮上、5区で5位に転落しますが6区西澤選手が区間新の走りで再び2位浮上、最後は4位に転落しながらも四釜選手が懸命な追い上げを見せて惜しくも3位に1秒差に迫る4位でした。凸凹区間をなくせれば箱根でも表彰台が見えてくるはずです。

5位　創価大学　予想10位

1区横山　　区間5位　　　　  5区嶋津　　3位

2区葛西　　　　1位(区間新)　6区新家　　7位

3区吉田　　　　12位　　　　7区ムルワ　3位

4区石丸　　　　11位　　　　8区山森　　11位

かなり頑張ったのではないかと思います。見事区間配置的中で葛西選手が佐藤圭汰選手とのスパート合戦を制して2区で先頭に立ちました。流石に下級生は厳しかったですが大きく順位を落とすことなく、5区島田選手からまた4年生3人でしっかり稼いで5位でシード権確保しました。凸凹になりそうなところを上級生が上手くカバーした走りだったと思います。

6位　早稲田大学　予想6位的中

1区間瀬田　区間11位　　  5区小指　　11位

2区井川　　　　6位　　　6区菖蒲　　15位

3区石塚　　　　3位　　　7区伊藤　　5位

4区山口　　　　3位　　　8区佐藤航希　5位

4区で2位に浮上して瀬古さんが大盛り上がりしましたが5区で失速して瀬古さんの盛り上がりが終了、にしても今回の早稲田の浮き沈みで瀬古さんのテンションの差がここまであからさまなのも珍しかったですかね笑。

レースを振り返ると、石塚選手、山口選手、伊藤選手がしっかり走れたのは大きかったですね。小指選手と菖蒲選手はまだ本調子ではなさそうですが、最後の長距離区間も鈴木創士選手抜きで区間5位も十分な収穫でしょう。あとは箱根の山をどう対応するかです。

7位　中央大学　予想4位

1区千守　　　区間3位　　  5区若林　　6位

2区山平　　　　　11位　　6区吉居大和　区間賞(区間新)

3区吉居駿恭　　　8位　　  7区湯浅　　10位

4区中澤　　　　　8位　　  8区阿部　　8位

少し高く見積もりすぎましたかね。2区と7区が少しブレーキだったのと、吉居大和選手以外でそこまで稼ぐ選手がいなかったのが、シード権争いに巻き込まれた要因でした。箱根までに10人揃えられるかが重要になってきます。その中で、直前まで走るかどうかギリギリのラインだった吉居大和選手を6区で走らせたら見事区間賞区間新、これがシード権に大きかったです。

8位　東洋大学　予想8位的中

1区奥山　　　区間15位　　　5区九鳩　　5位

2区石田　　　　　9位　　　  6区村上　　5位

3区児玉　　　　　10位　　　7区梅崎　　7位

4区前田　　　　　6位　　　  8区柏　　　7位

最後滑り込んだのは予想通りに東洋でした。東洋も1区で遅れて2区で9位、シード権争いは微妙なところでしたが4区前田選手のところでなんとか8位に浮上してから、5区から粘りの走りでなんとか8位を死守しました。総合力の戦いでは限界があるだけに、箱根で松山選手が間に合うかどうか注目になります。

9位　明治大学　予想9位的中

1区森下　　区間8位　　5区新谷　　13位

2区児玉　　　　4位　　6区吉川　　7位

3区櫛田　　　　14位　  7区富田　　9位

4区小澤　　　　8位　    8区尾崎　　15位

嫌な予感が現実になってしまいました。加藤選手と漆原選手が走れないということで、児玉選手が区間4位の走りで4位浮上しますが櫛田選手が区間14位で貯金を作るどころか逆に食い潰してしまい、5区でシード権争いから脱落する10位転落、その後も巻き返し出来ずにシード落ちになってしまいました。この流れはまた箱根でも同じ過ちを繰り返しかねないだけに、注意が必要になってきます。

10位　東海大学　予想11位

1区花岡　　区間7位　　　5区佐藤俊輔　11位

2区梶谷　　　　18位　　  6区宇留田　　10位

3区石原　　　　区間賞　  7区松崎　　　11位

4区川上　　　　15位　　  8区竹村　　　9位

石原選手の涙の区間賞は感動ものでしたが、他の選手がなぁ、、花岡選手がまずまずのスタートでしたが梶谷選手と川上選手が大きく足を引っ張って、石原選手の区間賞の貯金全て使い果たしてシード権争いから脱落しました。石原選手以外が完全に留学生扱いで他の選手がしっかりしないと、箱根も予選落ちになってしまいます。

11位　東京国際大学　予想7位

1区冨永　　区間16位　　　5区木村　　12位

2区丹所　　　　8位　　　  6区川端　　13位

3区白井　　　　11位　　　7区村松　　12位

4区宗像　　　　13位　　　8区ムセンビ　6位

一番の誤算は東京国際でした。冨永選手、白井選手、宗像選手は区間一桁で走る力はあるはずですがチームで区間一桁は丹所選手とムセンビ選手だけ、この2人も思ったほど上げることが出来ずに箱根もヴィンセント選手が戻ってきたとしても、シード権も怪しくなってきたかなという印象です。

12位　神奈川大学　　予想13位

1区有村　　区間12位　　　5区尾方　　15位

2区島崎　　　　12位　　　6区中原　　14位

3区宮本　　　　16位　　　7区山﨑　　8位

4区小林政澄　　7位　　　  8区小林篤貴　12位

小林政澄選手と山﨑選手が一矢報いたぐらいですかね。今回も宇津野選手と佐々木選手が走れずで予選会不調だった選手がそのまま走らなきゃいけない形となりました。来年に向けて、本番にベストメンバーを揃える調整能力が求められます。

13位　中央学院大学　予想14位

1区小島　　区間6位　　5区川田　　5位

2区吉田礼志　　5位　　6区前田　　10位

3区堀田　　　　15位　  7区荻沼　　13位

4区松島　　　　12位　  8区安藤　　13位

序盤見せ場を作りました。先手必勝配置で小島選手と吉田礼志選手のロケットスタートで5位まで浮上しました。その後は流石にジリ貧になりましたが、全日本で一矢報いることは出来たと思います。スピードは通用しますから、あとはハーフ走れるスタミナを強化すれば来年の箱根予選会は突破出来ると思います。

14位　大東文化大学　予想12位

1区ワンジル　区間賞(区間新)　5区大野　　9位

2区菊地　　　13位　　　　　 6区大谷　　9位

3区入濱　　　12位　　　　　 7区谷口　　14位

4区久保田　　10位　　　　　 8区西代　　16位

かなり大胆な区間配置でした。ワンジル選手が区間新スタートでしたがこれで見せ場終了でした。主要区間を回避した久保田選手と大野選手はもう少し順位を上げて欲しかったですが、逆にこの状態だからこその配置転換になってしまいましたかね。箱根でワンジル選手頼みにならない走りをしてもらいたいです。

15位　日本大学　　予想15位的中

1区下尾　　区間17位　　5区大仲　　18位

2区西村　　　　14位　　6区三山　　11位

3区ドゥング　　9位　　  7区中澤　　18位

4区安藤　　　　17位　　8区若山　　18位

松岡選手不在とはいえ、もう少し頑張って欲しかったです。結局日本学連選抜に見た目順位では負けてしまいました。ドゥング選手も留学生ならもっと上の順位を走らないといけません。今回奇跡的に全日本予選を通過しましたが、これだと来年からまた厳しい予選会が予想されます。

16位以下

7区がチートすぎて、日本学連選抜以外地方大学が7区で繰り上げスタートになってしまいました。その中で序盤見せ場を作ってくれたのが関西学院大学でした。1区9位スタートで関東勢の争いに入って、3区上田選手は区間4位の快走で関東のエース級選手にも互角以上で戦う力があるのを証明しました。日本学連選抜でも1区亀田選手(関西大学)が区間9位、2区高瀬選手(専修大学)が区間10位、8区中山選手(日本薬科大学)が区間4位で見た目順位で日大を抜きました。

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