ライオンズファンの野球観戦日記

主に西武ライオンズの試合の感想を中心に書いていきます!宜しくお願いします!

2022シーズン振り返り 背番号52 山田遥楓

【2022成績】

74試合 打率.200 93打席 80打数 16安打 2二塁打 18塁打 9打点 6得点 21三振 8四球 4犠打 1犠飛 1盗塁 出塁率.270 長打率.225 OPS.495 得点圏打率.304 4失策





【ルキナ査定】

ランク:C→C

年俸:トレード移籍(−1240万)






【昨季振り返り】

チームのムードメーカー兼内野守備固めとして、昨年も1軍メンバー入りしました。春先は内野手の故障や不調が相次ぎ、山田遥楓選手も一時的にスタメン起用が続きます。4月まで打率.333、得点圏打率5割と勝負強い打撃を続けて、本拠地ではお立ち台に上がる活躍も披露しました。


その後弱点の変化球攻めで好調期間は呆気なく終了してスタメン起用は終わりました。ここから山田遥楓選手は「劇団獅子」のリーダー的存在として、昨年は辻監督の隣でポーズをとるパフォーマンスを続けました。途中山野辺選手が2軍落ち、柘植選手も途中からポーズを取らなくなり最終的に1人となった中でも、劇団獅子の一員として本拠地では毎試合パフォーマンスをとり続けて観客に笑いを提供してくれました。スタメンを外れてからもムードメーカーと控えとしての活躍は十分なものがありました。


しかし、8月下旬に突如として2軍降格、怪我かと思ったら普通に2軍戦出場していたので怪我ではなく何故かと思ったら、なんと山田遥楓選手の嫁が源田選手の嫁さん(衛藤さん)にSNSで住所をバラすなどの誹謗中傷を繰り返していたことが文春砲により発覚しました。源田選手の一存で山田遥楓選手の野球人生終了にはなりませんでしたが流石に同じチームとして野球を続けるのは不可能となり、秋季キャンプ直前に日本ハムへ佐藤龍世選手との交換トレードで放出となりました。






【総評】

ストレート打率.281、スライダー打率.167、フォーク打率.077と今年もストレートに強く変化球に弱い打撃でした。真っ直ぐはタイミング合わせて打ち返すことが出来ましたが、変化球になった途端にタイミングが取れずに腰の砕けたスイングになり呆気なく凡退する場面が多かったです。プロ初ホームランを現地で見た私としては強打の選手としての成長を期待しましたが、結果として打撃は長打がなくなりストレートにタイミング合わせて打ち返す基本的な打撃に収束しました。これだけでスタメンを確保するのは難しいものがありました。


打撃を犠牲にして伸ばした守備は強肩を活かした好プレーを連発、内野控えとしては申し分のない活躍が出来たと思います。一昨年の怪我やコロナ離脱からセカンドやショートの守備力が大きく強化し、昨年からファーストも軽快に動くなどして、内野4ポジションの守備固めとしての能力は備えました。移籍先でも控えとしての活躍は十分に見込めると思います。


右耳難聴というハンデを抱えながら、野球以外でもチームのムードメーカーとして辻政権後半を支えました。一昨年から取り入れた「劇団獅子」は昨年から辻監督の隣でパフォーマンスを披露するなどなかなかに斬新な手段に出ましたが、辻監督からのツッコミも重なった劇団獅子は野球が始まる前の楽しみの一つになりました。シーズン終盤に劇団獅子がなくなりチームも一時期Bクラス転落危機、山田遥楓選手のムードメーカーとしての存在の大きさを痛感する場面でもありました。山田遥楓選手なき劇団獅子はこのまま終わりかと思いましたが本拠地最終戦、劇団獅子は辻政権首脳陣全員集合ということで幕を閉じました。これは誰が発案したかは分かりませんが、個人的には辻監督から山田遥楓選手への1年間の感謝のメッセージではないかと思いました。






【退団後】

移籍先はパフォーマンス重視のSHINJO政権ということで、山田遥楓選手としては相性の良いチームに移籍することが出来たのではないかと思います。日本ハムでもパフォーマンスは引き続き披露して、野球選手としてもライオンズ選手以外で活躍してもらいたいと思います。






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