ライオンズファンの野球観戦日記

主に西武ライオンズの試合の感想を中心に書いていきます!宜しくお願いします!

6/25(日)西武×楽天第12回戦—ドラ1トリオ躍進で今季初3タテ成功—



5-2で勝利です。最下位争いとはいえ、楽天相手に3タテして最下位脱出を決めました。






【投手陣】

◯隅田投手 5回6被安打5奪三振2与四球無失点

開始早々0アウト2,3塁、これで終わったかと思いましたがここから小郷選手を外カットボールで空振り三振、浅村選手をインコースカットボールでピッチャーゴロ、岡島選手をストレートでセカンドゴロでまさかの無失点スタート、このピンチを0に抑えたのは非常に大きかったです。


2回2アウトから小深田選手と村林選手に連続四球、後にこの無駄な2四球が6回続投を阻止することになります。このピンチは辰己選手をカーブで空振り三振、3,4回2アウトからランナーを出しますが無失点に抑えて、キャリアハイの5点の大量援護を吐き出すことなく無失点投球を続けます。


5回、辰己選手に先程空振り三振に抑えたカーブを狙われてセンター前ヒット、1アウト1塁から小郷選手のボテボテの打球を源田選手がグラブトスで二塁アウト(これで二塁進塁阻止したのは大きかったです)、浅村選手にライト前ヒットで2アウト1,3塁、岡島選手に初球ど真ん中ストレートでしたが打ち損じてセカンドゴロ、6回続投させたかったですが流石にあのゲロ甘ストレートを見たら豊田コーチも続投の決断を出せずに5回までとなりました。


初回のピンチを抑えて5回無失点は頑張ったというのを前提に、この展開で6回続投出来なかったということに反省が欲しいです。今日の球審はゾーンが平等に狭かったですが、ストレートが良くなくて変化球でギリギリの戦いが続いたので余計に球数を費やしました。これまで点差のない試合ばかりでしたが、今日みたいに点差のある試合はもっと楽にゾーンを広く使ってガンガン投げ込んでいきたいです。






・本田投手 1回1被安打1奪三振1与四球無失点

2アウトから小深田選手に四球、村林選手はストレートが高めに抜けたのを打たれてセンターオーバーのエンタイトル二塁打(岸選手も前を守りすぎです)、2,3塁のピンチになりましたが辰己選手をチェンジアップでセカンドゴロに抑えました。先発ならのらりくらりで構いませんが、リリーフで1イニング勝負で見ると少し不安は残ります。リリーフに戻るなら準勝ちパは担ってもらいたいです。



・ティノコ投手 1回1被安打2奪三振1与四球無失点

浅村選手に投げた1球ツーシーム除いて全部スライダー攻め、これでピンチになりましたが2奪三振で無失点でした。ティノコ投手は1点ビハインドより5点リードの方が不安です。ここまでリリーフが不安定なので嫌な予感が8回に的中する形になりました。



×佐藤隼輔投手 0.1回2被安打2与四球2失点

渡邊佳明選手の痛烈なサードゴロでヤバいと思いましたが、その通りにそこからカウント取れずに満塁になり、鈴木大地選手にタイムリーヒットを打たれて交代となりました。


金曜にベンチ外なのでそれ含めても本調子でないかもしれません。ストレートが150km下回る球も増えて、完全なノーコンです。1イニング投げ切れない試合が増えてきたので、大惨事になる前に対策をしないといけません。



◯佐々木投手 0.2回無失点

1アウト満塁で登板、小郷選手に初球打ちで二遊間抜けそうな打球でしたが源田選手が追いついてから素早いトスで二塁アウトの間に失点、2アウト1,3塁で浅村選手をストレートで追い込んでからチェンジアップでピッチャーゴロ、満塁のピンチを最少失点で切り抜けてくれました。



◯森脇投手 1回1被安打無失点

セーブ場面で増田投手はお休みなので代役守護神、岡島選手にヒットを打たれましたが渡邊佳明選手をセカンド併殺球に抑えました。この3連戦は代役でセットアッパーとクローザーと頑張ってくれました。




【野手陣】

5点取って満足でなく、相変わらずタイムリーが出ないせいで終盤追い込まれる形になりました。今日も得点圏のヒットは蛭間選手のスリーランだけ、得点圏打率の低さの課題は相変わらずでした。


一方でこの3連戦は得点圏打率が低くても、長打で大量得点は出来ました。楽天はほとんどが単打で得点も小刻みしかない中で、ここが3連戦勝敗を分けた部分と言っていいです。この3連戦は「ク草魂」もなくスタメン起用も概ね納得のいくものでした。松井稼頭央も真面目に采配すれば少なからず最下位はないということをこの3連戦で理解してもらいたいです。





◎源田選手 4打数1安打1四球

マルチ出塁、守備で再三の好プレー連発、この3連戦は守備で頑張りました。8回のスーパープレーは◎評価に値します。



◯鈴木将平選手 4打数2安打1四球1盗塁

マルチ安打に3出塁、盗塁もここまで成功率100%でチャンスで打てませんがチャンスメイクの役割は果たしています。


レフト守備は本当に球際に弱く、中途半端に突っ込んで捕れずにシングルを二塁打にしました。一応9回守備固めを出される辻褄自体は合っています(それだけのために1軍枠使って金子侑司選手を残す必要性があるかは別問題です)。



◯外崎選手 4打数1安打1四球

マルチ出塁、外崎選手もこの3連戦は守備でも貢献しました。



◎渡部選手 4打数1安打1本塁打2打点1死球

高めストレートを力技で振り抜いてツーランを打ちました。4番らしい荒技のホームランです。これで高めばっかり振りすぎずに、ミスショットを減らしていきたいです。



・中村選手 4打数1安打1四球

マルチ出塁でした。



◯マキノン選手 4打数2安打1四球

この3連戦は出塁に徹しました。



◯岸選手 5打数3安打

3安打猛打賞、ランナーがいない時は積極性が功を奏します。岸選手も危うく2軍落ちのところを首の皮一枚繋いで、そこから昨日今日で与えられたチャンスをものにしました。センター守備は2軍で内野を守っていたのもあって難しいですかね。ポジショニングに注意したいです。



・古賀選手 4打数1安打

悪くないですが全部正面です。ヤケクソの配球やらなんやらですが途中からバッテリーで荒れる場面が増えました。



◎蛭間選手 4打数1安打1本塁打3打点




プロ初ホームランは大学の先輩である早川投手から打ったスリーラン、振り返ると6球目まで外変化球を徹底して攻められていた中で、相手バッテリーは裏をかいたつもりで7球目インコースへのストレート要求、これが真ん中に入ったのもありますが、蛭間選手もしっかり反応して振り抜きそのまま切れずにスタンドインしました。


こういうのを見ると、やはり脳筋族には見られない打撃ですね。相手の裏をかいた配球にもしっかり対応するのは野球脳の高さが伺えます。この3連戦はこの活躍だけでも十分合格だと思います。野球脳の高さでどこまでやっていけるかです。




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