ライオンズファンの野球観戦日記

主に西武ライオンズの試合の感想を中心に書いていきます!宜しくお願いします!

8/9(水)西武×日本ハム第16回戦—変わった隅田 変わらなかった山田山野辺 隅田知一郎プロ初完封勝利で先発無援護の会卒業—



6-0で勝利です。隅田投手が大きく成長した姿を見せるプロ初完封勝利でした。




【投手陣】

☆隅田投手 9回5被安打11奪三振2与四球無失点

2回まで三者凡退、打線が無援護の嵐に見舞われる中3回、先頭の松本剛選手にヒットと三振盗塁で1アウト2塁、山田遥楓選手は追い込んでから何故か3球勝負の真ん中SFFを打たれて1,3塁(これは今日の反省点です)、これまで無援護の会会員なら失点して負けるパターンですがここから矢澤選手は変化球低めに集めて空振り三振、郡司選手はストレートでショートゴロ、ここを無失点にしたことで泥試合に持ち込むことができました。


泥試合展開は山田遥楓選手がやらかしまくって3点先制、援護が入ったことで隅田投手もゾーン勝負しやすくなり、ストレート勝負で凡退を積み上げます。さらに3点入った7回はSFFで三者連続三振、8回2アウトから途中出場の平沼選手の低守備で内野安打を許しますが矢澤選手を空振り三振、8回117球でここまでかと思ったら6点差で腹を括って9回続投となります。


そして9回、内野がセカンド山野辺、ショート平沼選手という地獄絵図で大丈夫かなと思った矢先、先頭の郡司選手のセカンドゴロを山野辺翔がファンブルした挙句悪送球してエラーで出塁、地獄絵図が現実になりましたが野村選手はショートゴロ、清宮選手はファースト頭上の打球は呉選手が触れたように見えなくもないですがファウル判定で空振り三振、2アウトまでいきますがそこからマルティネス選手に二塁打と万波選手は際どいコース全部ボール判定で四球で満塁、松本剛選手は初球カーブ引っ掛けてサードゴロ、佐藤龍世選手が超大事に一塁送球して無事にプロ初完封勝利を達成しました。


序盤の無援護の嵐、頑なに取らない極狭ゾーン判定、そして終盤の地獄の二遊間やらかし、これらを全て乗り越えて辿り着いたプロ初完封勝利には隅田投手の大きな成長を意味しています。簡単に根負けしなくなったメンタルとカーブを使って緩急勝負、変化球を落とす奪三振能力、球数100球越しても投げ切るスタミナなど、昨年の無援護を経験してから今年大きく成長を見せてくれました。これをもって先発無援護の会は卒業だと思います。明らかに投げすぎなので一回抹消してもいいですが、次からは勝ち負けは自分の責任として、ここから二桁勝利を目指して欲しいです。




【野手陣】

序盤はチャンス作っても併殺打祭り、これは無援護の呪いでまた隅田投手見殺しにしてしまうかと思いましたが、5回に山田遥楓選手が謎にグラブトスした挙句高く上げすぎて悪送球、ペイトン選手の二塁暴走もタッチ甘すぎてセーフ、途中まで源田選手相手でもお構いなしにリクエスト要求したりセカンドゴロ軽快に捌くなどしましたが、根本的に大雑把なプレーは変わらず、ライオンズの勝利にしっかり貢献する活躍となりました。


打順はまともになったので根本的な実力不足負けは減りました。今日は終盤の守備固めです。外崎選手と源田選手を休ませるという判断は正しいですが、そのための控え内野手を全く用意してなかったせいで、終盤グダグダな展開になりました。勝ちパターンは大事にしたいので先発を引っ張るにしても、最後の守備をおろそかにしないことです。




・蛭間選手 5打数無安打

ノーヒットですが相手守備がやらかして2出塁でした。



◯源田選手 5打数3安打2打点1盗塁死

5回のチャンスでタイムリー、初回盗塁死と3回のチャンスの凡退をカバーしました。終盤途中交代となりましたが、この布陣では勝ち試合は源田選手にフル出場してもらわないといけなくなります。



◯ペイトン選手 5打数2安打1打点

やはり逆方向です。2安打は共に逆方向へのアプローチで打ちました。引っ張りよりも流し打ちの方が期待できます。



◯マキノン選手 2打数1安打3四球

3四球で出塁マシーンとなりました。



◎外崎選手 4打数3安打3打点

久々のタイムリーではないかと思います。ライトへの打球は切れずにライト線に入って走者一掃のタイムリー二塁打、これで試合を決定づけました。外崎選手も今年守備指標はあまり良くなくても、山野辺翔なんかと比べたら最後まで守らせないといけなくなります。



△栗山選手 4打数無安打1四球

1四球選びましたが2回のチャンスはインコース逆球に反応できず見逃し三振でした。



△佐藤龍世選手 4打数無安打

右投手はダメでしたね。今日は二遊間を休ませる日で最後までフル出場、最後のサードゴロは佐藤龍世選手でも超ガチガチに緊張して投げていましたがエラーにならず、守備ミスはなかったので明日もスタメンでいいと思います。



・古賀選手 4打数1安打

レフトへのヒット1本、フレーミングをもう少し向上させたいです。万波選手の四球とかはフレーミング次第で防げたと思います。



◯岸選手 3打数1安打1死球

スタメン起用でマルチ出塁しました。



・平沼選手

途中出場からショートゴロをファンブルして内野安打、エラーとまでは言わなくても、源田選手、児玉選手、滝澤選手ならほぼ確定でアウトです。平沼選手の控え要素はベースランニングを使った代走、そしてサード守備固めです。少なからずショートの守備固めとしては機能しません。



・呉選手 1打数無安打

途中出場でセカンドゴロ、守備はセカンドとファーストを守りました。



×山野辺翔 1失策

これで児玉選手と入れ替えしなかったら「松井稼頭央愛人枠」です。控えなら児玉選手を使えばいいだけ、それを代走すら出番のないお笑い芸人を謎に守備固めで使って隅田投手に迷惑をかけるとか吉本新喜劇でやってくれという話です。


滝澤選手は2軍で経験を積むべきですが、児玉選手は元々手薄な内野控え強化で指名した選手ですから、この夏場は特に控え内野手として必要不可欠です。もう2軍でもそれなりに結果を出していますから、2軍幽閉する理由はないはずです。結果完封とはいえ、山野辺翔がお笑い芸しなかったら清宮選手空振り三振で試合終了、132球も投げさせる必要はなかったわけです。松井稼頭央も監督としての自覚があるなら終盤の守備固め編成が全く出来てないことを反省して児玉選手を1軍に呼ぶべきです。





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