ライオンズファンの野球観戦日記

主に西武ライオンズの試合の感想を中心に書いていきます!宜しくお願いします!

2023シーズン振り返り 背番号13 高橋光成

【2023成績】

23試合 防御率2.21 10勝8敗 勝率.556 155回 123被安打 8被本塁打 120奪三振 奪三振率6.97 47与四球 7与死球 7暴投 4完投 2完封 47失点 38自責点 17QS QS率73.9 被打率.221 K/BB2.55 WHIP1.10



防御率2位、勝利4位タイ、敗戦8位タイ、勝率5位、投球回5位タイ、被安打9位タイ、奪三振10位、奪三振率5位、与四球7位、与死球5位タイ、暴投2位タイ、完投1位、完封2位タイ、被打率4位、K/BB7位、QS5位、QS率5位、WHIP4位




【ルキナ査定】

ランク:A→A

点数:42点(☆3×2,◎8×2,◯4×2,❌7×2) 前26点+後16点

年俸:21000万(+3000万)

※26500万(+8500万)




【今季振り返り】

ポスティング移籍を目標に挑んだ今シーズン、ストレート強化に取り組み開幕戦勝てなかったですが8回1失点の好投を見せて上々の滑り出し、そこから春先は150km超えのストレートをコースギリギリに投げ込む制球力と大エースに相応しい投球を立て続けに披露、ソフトバンク戦で1点差の場面で8回無失点と投げ切り、オリックス戦は120球越しても球速150km越え連発して最後森選手を154kmストレートで見逃し三振に抑えて完投勝利、3,4月防御率1.50と抜群の安定感を見せます。


5月防御率1.93ながらこの月は1勝1敗、ちょうどチームがどん底の状態で高橋光成投手は暗黒期のエースとして孤軍奮闘しますが勝ち星が伸びず、そして鬼門の交流戦に入り本拠地ヤクルト戦は7回1失点で負けましたが、アウェーの広島戦とDeNA戦ではバッテリー間や自分の守備ミス連発で大炎上、これで今年も交流戦0勝になりここから状態が落ち始めます。


7月のソフトバンク戦で2回までに4失点するなど酷かったですが、オールスター明けから再び状態を上げて日本ハム戦とロッテ戦で連続完封勝利、そこから8月頭も勝って再び流れになるかと思ったら体調不良で登録抹消、調整なしのぶっつけ本番で2試合連続大炎上で8月防御率4.05、最後日本ハム戦で無事に二桁勝利達成しましたが結局コンディション不良になりそのままシーズン終了になってしまいました。




【総評】

ストレートの指標自体は年々良くなっています。球速も150kmが平均値になり、スタミナも申し分なくここ数年なかった完投完封が今年記録したのはエースとしてひとつ基準を満たした項目でないかと思います。少しカットボールの比率を減らしてスライダーとフォークをバランス良く配分しました。フォーク被打率1割台、スライダー被打率は昨年より悪化でこちらもプラマイ0の形になりました。全体的にカットボールよりも変化球での空振りを意識した配球になりました。


一方で投球回、QS率、勝ち星は去年を下回っています。今年は体調不良やチーム状況の悪化もあり、その中で頑張ったのは間違いなく数字以上のものがありますが、大エース基準で見ると合格点は出せないですね。数字に対しての圧倒的感がなく、3,4月のストレートの球威とコントロールが1年間通して投げ込めないとSランクはなかなか到達しない領域になっています。




【来季に向けて】

どうもポスティング申請を要求しているようですが、この成績でポスティング申請は甘えでしかないです。渡辺GMが断るのは当然です。やはり山本由伸投手レベルの成績を残してからになります。数字としては15勝、防御率1点台、奪三振率9点台など、目に見える数字や指標を確かなものにして誰もが納得する数字を残してからの話です。


少なからず春先の投球は素晴らしかっただけに、この投球を1年間通して投げられるかどうか、そして交流戦でいい加減勝つことです。交流戦で勝てない=地方球場に弱いというのは移動ばっかりのメジャーにおいては非常にマイナス要素になります。山本由伸投手がメジャー挑戦するであろう来年は高橋光成投手が何かしらのタイトル獲得をして、自他共に大エースとして認められる投手になって欲しいです。





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