ライオンズファンの野球観戦日記

主に西武ライオンズの試合の感想を中心に書いていきます!宜しくお願いします!

2023シーズン振り返り 背番号46 鈴木将平

【2023成績】

72試合 打率.240 267打席 242打数 58安打 8二塁打 2三塁打 70塁打 15打点 19得点 34三振 15四球 1死球 8犠打 1犠飛 10盗塁 3併殺打 出塁率.286 長打率.289 OPS.575 得点圏打率.151 1失策




【ルキナ査定】

ランク:C→C

点数:−9点(☆2,◎2,◯15,△10,❌10) 前−1点+後−8点

年俸:1700万(+200万)

※2300万(+800万)




【今季振り返り】

オープン戦でややアピール不足になり開幕スタメンを外れます。開幕3戦目でスタメン起用されて決勝タイムリー、4月は打率.267、出塁率.350、三振より四球が多く春先のスタート自体は非常に良かったです。5月に入ってから出塁率.288、11三振3四死球と出塁能力が落ちたことによって結果が出ないとすぐにスタメンを外される傾向になります。


交流戦に入ってからまさかの3番起用が始まります。起用当初は最低限の打点を記録するなどして交流戦得点圏打率.250、これが鈴木将平選手が得点圏打率で唯一まともな数字を残した期間になりました。打順が固定されずにコロコロ使いわ回されてチャンスでノーパワーが課題になりましたが、7月に入り体調不良で登録抹消、8月に復帰しますがわずかヒット1本に終わり即登録抹消、9月下旬に復帰しますが9,10月打率.176、ロッテ戦で見せた満塁のチャンスでカウント3-0からまさかの空振り三振には大いに失望させられるガッカリな終わり方になってしまいました。




【総評】

体重を落として身体を絞った結果、走守は改善されました。今年は10盗塁で盗塁成功率100%、これまで盗塁が下手な選手でしたが今年に関しては外崎選手に次いで「走魂」をしっかり体現してくれた選手の1人でしょう。しかしその弊害として「ノーパワー」が如実に出てしまい、全体的に打球が弱くチャンスでショボい打球しか打てず得点圏打率も1割台に沈みました。最も結果の欲しい打撃に弊害を及ぼしたのはまずかったです。


球種別打率はストレート打率.292、スライダー打率.370、カーブ打率.333、フォーク打率.212、チェンジアップ打率.130、この球種通りに対右打率.222、対左打率.321、かなり得意不得意がはっきりしました。ノーパワーらしく右の本格派は打てずに左投手の球種には対応力を見せました。ゾーン別だとインコースにどん詰まりの印象が強かったですが、実はインコース真ん中、真ん中高めとアウトハイ打率は4割超え、逆にインハイは打率0割台でインローに至ってはノーヒットです。ゾーン別でも打てるコースと打てないコースがはっきりしていました。


今年の鈴木将平選手は相性の悪い3番起用が多く1番起用は無し、2番打率.271、出塁率.343と2番でまずまずの成績ではありますが前半戦ちょっとダメだとすぐスタメンから外されて、我慢強く起用されて愛斗選手、若林選手、西川選手と比べたら愛人采配の被害者の1人であるのは間違いないです。しかし結局のところは実力不足が最大の原因でした。結局得意なことは出来ますがレギュラー奪取に向けて不得意分野の改善が最後まで出来ず、最後ロッテ戦の空振り三振を見たらこれ以上難しいかな、とこれ以上の期待がなくなってしまったのが正直な本音です。




【来季に向けて】

まず体調管理です。昨年も今年も体調不良からおかしくなっているので、1年間体調不良での離脱は避けていかないと怪我以外でコンディション落とすのは勿体なさすぎます。鈴木将平選手は出塁してナンボなので、しっかり出塁率を上げていきたいです。昨年より見れるようになりましたがまだまだゾーン勝負に粘り勝てるほどではないので、苦手なゾーンに対して対応出来るかどうか、狙い打ってノーパワーでどん詰まりの凡退をなくしていけるか、レギュラー奪取には短所をなくしていくことが大事になっていきますし、蛭間選手や長谷川選手が頭角を見せ始めた中で鈴木将平選手も与えられるチャンスは確実に少なくなってきました。





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