2018選手通信簿 #55秋山翔吾 —山賊打線を牽引した不動のリードオフマン さらなる高みを目指して 走攻守すべてでトップクラスの輝きを—
ここからは各選手の今シーズンの成績を振り返っていきたいと思います。全選手は厳しそうですが、出来る限りは振り返っていきたいと思います。
まずは主力選手としてチームを引っ張ってきた選手からです。最初は秋山選手を振り返っていきます。
2018年シーズン成績(☆はリーグトップ)
打率:323(2位) 安打:195本(☆1位) 二塁打:39本(☆1位) 三塁打:8本(3位) 本塁打:24本 打点:82点 得点:107点(2位) 三振:96 四球:77(4位) 死球:4 犠打:0 犠飛:1 盗塁:15 併殺打:3 出塁率:403(4位) 長打率:534(4位) OPS:937(4位) 得点圏打率:320 失策:4
主な獲得タイトル(判明次第追記します)
・最多安打賞(2年連続3度目)
・ゴールデングラブ賞(4年連続5度目)
•年間通してチームを牽引した1年
ほとんどの試合で1番打者を務めてくれました。一時期不調に陥りましたが、それでもシーズン終盤には再び打率を上げて、最多安打のタイトルを受賞することが出来ました。
やはり秋山選手といえばソフトバンク戦での嘉弥真投手から打った逆転3点本塁打が一番印象に残っているでしょう。好調期になればここ一番での集中力が際立っていました。本当に球界一の素晴らしい打者だと思います。
•打撃だけではない選手
守備や走塁も欠点部分はありますが、それでも秋山選手の守備でも助けられた試合は多々あり、さらに走塁能力も西武の中では目立っていませんが、かなり高い部分に入ります。
さらに人間性も素晴らしい選手で、今年もひとり親家庭のご家族を試合にご招待したりと自身の大変な経験からこういった社会貢献活動にも従事している姿は、個人的には大変好印象です。
•真面目さはチームトップ
クソ真面目と言っていいレベルでしょう。限界を設けることなくさらに上を目指す貪欲な姿勢があるからこそ、ここ数年のハイレベルな成績を残せているのだと思います。それが逆に悪影響を与えてしまうこともありますが、その姿勢は崩さないで欲しいと思います。
•辛酸を舐めたCS
中村選手に並んでCSでは苦しみました。ソフトバンク投手陣から対策を練られてしまいましたが、短期決戦においては致命的なほど悩んでしまったと思います。ここで秋山選手が打ってくれればという場面は多々ありましたが、それでもCSでの不振を責めることは到底出来ません。
【2019シーズンに向けて】
•目指すはシーズン200本安打
まず目指す第一目標としては自身二度目となるシーズン200本安打の記録だと思います。そのためには不調の期間をどれだけ短く出来るかが鍵を握ると思います。とにかく過度に悩みすぎることが秋山選手にとっては最大の障壁になってしまうので、その部分をなくせることによってさらなる高みに行けると思います。
•打順はどうする?
浅村選手が流出確定と言ってもいいレベルなので、このままだと3番が空白になってしまいます。
個人的には外崎選手よりも秋山選手を3番にした方が見劣りしないと思います。200本安打を狙う上では3番打者は不利になりますが、チーム状況を考えたら、秋山選手を3番起用にする案を考えた方がいいと思います。
仮に秋山選手を3番にするのであれば、春のキャンプから3番打者を想定しての練習にするべきでしょう。秋山選手は打順が変わると打てなくなってしまう選手です。念入りの準備は大切です。
•守備、走塁の強化
守備に関してはゴールデングラブ賞を受賞したとはいえ、UZRはマイナスを記録しています。なんでもないフライを落球したりとまさかのミスもかなり目につきました。まずはとんでもない凡ミスをなくしていくべきだと思います。
走塁に関してもやはり盗塁が下手なのは成績を見れば一目瞭然です。CSでもバンク審判の影響はありましたが、秋山選手のスライディングでの減速が判定をややこしくしたのも事実です。毎年恒例の課題として挙がっていますが、課題改善の一つとして取り組んで欲しいと思います。
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