ライオンズファンの野球観戦日記

主に西武ライオンズの試合の感想を中心に書いていきます!宜しくお願いします!

浅村対策 真面目に浅村対策を考える

さて、浅村選手対策について考えていきたいと思います。これから載せるデータは、全てデータで楽しむプロ野球さんから拝借したものです。載せるデータは過去3年間(18,17,16年度)と打点王を獲得した13年の計4年間です。



まずは球種別成績について、上から順に18,17,16,13年度の成績となります。



一応4年間の成績を平均した数字を出すと、

ストレート340、スライダー285、フォーク220、カーブ329、チェンジアップ252、カットボール279、シュート290、シンカー200(シンカーはそもそもの打数が少ないです)

となります。


このデータを見る限りでは、ストレートにはめっぽう強く、カーブにも対応出来ていると言うことが出来ます。また、スライダーやカットボールもまずまず打てています。鍵を握るのはフォークやチェンジアップなどの落ちる系のボールです。チェンジアップは昨年こそ281でしたが、17,16年度は200ほどしか打ていません。また、フォークに関しても昨年は292でしたが、それ以外は酷い年だと1割台という成績もありました。今年1年で飛躍的に成績を伸ばしましたが、ここを弱点の一つと考えていいかもしれません。




次にゾーン別成績を見てみます。ゾーン別成績を見る前に、浅村選手から「西武の投手はインコースを攻めれない」という発言がありました。この舐め腐った発言は西武ファンをよりムカつかせましたが、同時に事実であり何も言い返せないこと、そして浅村選手自身で自分の弱点を教えてしまったことを意味しています。



まず、浅村選手はハイボールヒッターなので、高めのゾーンは軒並み好成績です。弱点となるのは外角低めと内角低めになります。過去4年間の成績を平均しても、その2点だけは打率2割前半と大きな穴になっています。また、真ん中のインコースも17年度は193と低打率、そしてこんなこと言っていいのか分かりませんが、インコース攻めで死球を当てられたら少し打撃フォームを崩したり、無茶振りし始めたりする癖もあります。別に故意に当てろとは言っていませんよ。



選球眼に関しては、昨年こそ出塁率383でしたが元々四球は少ない方であり、昨年は前に秋山・源田コンビがいて、後ろに山川・森・外崎の大砲、強打打者が控えていたので、必然とボールを見極める意識が芽生えたのだと思います。しかし、楽天には西武と比べてそういう強打者はほぼいないので、出塁率は必然と落ちると思います。もし上がるとしたら、相手チームが浅村選手と戦わずに逃げまくった結果ぐらいでしょう。



また、過去4年間の打球方向も飛んだ数自体は左方向が多いですが、割合は右が多めです。広角打ちということにも注意するべきです。





そしてここからは野球外の話になってしまいますが、浅村選手が落ちる系のボールとインコースが弱点だからフォークでインコースを攻めれば余裕だわ、っていう軽い解釈で対戦すると、絶対に打たれるでしょう。FAでの嘘や非常識行動、インコース発言や「ライオンズを倒したい」発言など、人としては大丈夫なのかと疑いたくなるレベルですが、野球に関しては優秀そのものであると評価するしかありません。


例として、どの試合か忘れましたが(たしかソフトバンク戦か日本ハム戦だった気がします)、試合を決める逆転か追加点となる3点本塁打か満塁弾を打った試合がありました(物凄いあやふやですいません)。その時の浅村選手の発言の中で、「ライオンズのスコアラー(橋上さんではなく)に感謝しています。」とコメントを残していたことを記憶しています。実際に、インコースのボールを打っていました。要するにただ打つのではなく、ある程度考えて相手の投げる球を予測した上で打つ力が身に付いていると判断することが出来ます。打点王というタイトルはただ闇雲に打てば獲得出来るものではないので、データを活用する能力があるのも事実でしょう。楽天スコアラーの能力は知りませんが、もし優秀なスコアラーだった場合は、そちらにも要注意になると思います。





以上のことから言えることは

・ストレート、カーブにはめっぽう強く、フォーク、チェンジアップなど落ちるボールには弱い

・弱点は外角低めと内角低め。特にインコースは自身で弱点を露呈したところであり、執拗に攻めれば打撃に悪影響を与える可能性あり(故意死球はNG)。ハイボールヒッターなので、高めに攻めたらその時点で終了

・チーム状況的に自分自身で打たなければいけないので、選球眼についてはそんなに心配なし

・広角打ち

・人としては最悪だが、野球脳は優秀そのもの

・楽天スコアラー次第では、そちらにも要注意

・捕手のインコース攻めの能力も必要

・投手もインコースを攻めるメンタルを身に付けるべき



やはり弱点をしっかり攻めることの出来る能力が備わっていないと、浅村選手は抑えられないでしょう。インコース攻め発言に関してはムカついても事実なので、だったらインコースを攻めてやるぐらいの勢いで行くべきでしょう。ひとつぐらい当てても不運な事故として忘れるぐらいの気持ちが必要です。森選手、岡田選手ら捕手陣もビビってないで、インコースをちゃんと攻めるリードを見せて欲しいと思います。もう浅村選手は西武の選手ではないんですから。





もし余裕があったら、ついでに岸投手対策もやってみようかと思います。






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