ライオンズファンの野球観戦日記

主に西武ライオンズの試合の感想を中心に書いていきます!宜しくお願いします!

オープン戦総括 投手編

オープン戦を振り返って、今シーズンのメンバー編成を考えていきたいと思います。



ただ、その前に。


https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190325-00000009-sph-base


当初体調不良と報道されていた松本航投手でしたが、肺炎だったことが明らかになり、4月一杯はリタイアすることになりました。


さすがにこれには唖然となりましたし、球団としての体調管理は一体どうなっているのかと疑問を感じずにはいられません。

松本航投手に限らず、体調不良者続出のキャンプ〜オープン戦でした。インフルエンザが蔓延しなくて良かったと思いますが、これだけの人数が風邪を引いてダウンするのはこれもこれで異常事態です。風邪に関しては個人の管理が必須になりますし、昨日お酒の飲み過ぎで軽くダウンしていた私が他人に言えることではないのも事実です。

ただ、その人数が球団全体であまりにも多すぎる、そして松本航投手に関しては最初体調不良と発表していたのに、病院に行ったらやっぱり肺炎でした、という後々の発表では、管理体制が不十分だったということを露呈していると見られても仕方ないでしょう。



この点はフロントとしても大きく反省してほしい点ですね。




では、話を投手陣に戻します。



【先発陣】


https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190324-00327174-fullcount-base

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190324-03240680-nksports-base



まず5人が消去法込みで確定となりました。ローテーション順には、多和田→今井→高橋光成→ニール→武隈、そして松本航投手の離脱により、先発6番手は佐野投手が有力視されています。



不幸中の幸いとして、4月は最初の週だけが6試合で、あとは週5試合の日程になっていることです。となると、4/3のロッテ戦は佐野投手になるのではないかと思います。昨年滅多打ちを喰らっていますが、名誉挽回のチャンスを無下にしないで欲しいと思います。



現時点で一番安定感のあるのが今井投手、投げてみないと分からない+メンタル面がまだ不安定な高橋光成投手、花粉症+扁桃炎により調整不足が懸念されている多和田投手、ホームグラウンドの相性の悪さが懸念されているニール投手、6回3失点を一つの目安にしたい武隈投手と先発陣は大きな不安がありますね。開幕から序盤に炎上して大敗確定なんて試合も当たり前のように目にするかもしれません。



【それ以外の先発候補】

怪我から復帰次第即起用が予想されるのは、榎田投手、内海投手のベテラン左腕投手です。ただ、両投手ともに無理はさせられないので、焦りは厳禁です。若手投手はそもそも期待薄ですが、相内投手はまだチャンスはどこかしらであるはずです。十亀投手、高木勇人投手は2軍ですらろくに結果を残せていないので、しばらくは2軍で幽閉される可能性もあります。郭俊鱗投手も、ニール投手次第ではこのまま幽閉コースかもしれません。本田投手に関しては、私は全く期待していません。カスティーヨ投手はどこに行ってしまったのでしょうか。。。




【中継ぎ陣】

・クローザー:ヒース

・セットアッパー:マーティン

・勝ちパターン:増田、平井、野田

・ワンポイト:小川

・ロングリリーフ兼敗戦処理:齋藤(ワンポイト起用も)、田村、(相内)、(小石)、(高木勇人)、(廖任磊)


一先ずはこの形になりそうです。個人的には守護神は増田投手にお願いしたかったのですがね。せっかくアピールしてくれたのに、なんか増田投手が気の毒な気がします。


中継ぎに関しては、武隈投手を配置転換してもそれなりの層を確保することが出来ました。あとは怪我と疲労蓄積による不調です。今年こそは捨て試合も明確に設ける、中継ぎ投手は原則3連投+ロングリリーフを除く回跨ぎは厳禁、クローザー〜勝ちパターンまでの投手は大敗確定試合は休養日にする、といった起用方針を明確にしていくべきでしょう。昨年はこれらのことが全く出来ていなかったことにより、中継ぎ投手の崩壊が起きてしまいました。





【投手コーチ陣】

西口さんに関しては昨年の職務怠慢ぶりには怒りを覚えましたが、今年はどうでしょうか。今井投手への指導を見てても、先発エースを育てる能力に特化しているような気がします。先日見れた中継ではブルペン捕手と会話している場面が映されていました。とりあえずまずは投手と会話して状況把握に努めて下さい。



小野コーチに関しては、多数のファンの方が不満を覚えているような気がします。私も有能か無能かと聞かれたら無能なコーチと判断しますが、今年の現状全てが小野コーチの責任というわけではないと思います。


明確に責任を問えるのは、内海投手と榎田投手の離脱ぐらいでしょう。この人の問題点は新人だろうとベテランだろうと関係なしに、キャンプ初日からブルペンでの投球練習を強要したことでしょう。野手では栗山選手、中村選手のベテランコンビは他の選手よりはスロー調整で開幕までなんとか間に合わせました。全選手に同じ調整法を強要している時点で、その調整法が合わない選手は次々に潰れていくのは分かりきっていることです。それを理解出来ずに見事にやらかしてくれたのが、小野コーチの指導能力のなさを象徴していたと思います。



ただ、投手が育っていないこと自体は今年から現場復帰した小野コーチの責任よりも、それまでの現場体制やドラフト指名の責任の方が比重が大きいと思います。打たれた投手へ厳しいコメントを出す時がありますが、別に大きく間違っていることはなく、伝え方等に問題があったとしても、考え方自体は間違えではないと思います。実現不可能になった7人ローテーション制も私は一定の評価は出せるものだと思っています。つまりは、まだ明確に無能コーチと言える部分がそこまで大きくなく、指導能力は皆無だったとしても、シーズン始まってからの采配次第では最低限の評価を得ることが可能だと私は考えています。小野コーチの采配には、大きく注目していきたいと思います。





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