5/28(火)西武×楽天第8回戦 —ビッグイニング献上 打線の不作と守備の崩壊で終盤に力尽きる—
2-7で敗戦です。なんで楽天相手にこんな結果になってしまうのでしょうか。
【投手陣】
・今井投手
1回
いきなり茂木選手に四球を与えます。今江選手をサードゴロ併殺打に打ち取りますが、走者がいなくなってからまた浅村選手を歩かせます。ウィーラー選手に2ボールになったところで源田選手が声をかけてから3球連続ストレートで空振り三振に抑えました。不調ではなく、低めを意識しすぎて本末転倒状態です。守らずに攻める心構えを。
2回
銀次選手は予想以上に伸びるレフトフライ、ブラッシュ選手の打席の投球を見ておきましょう。
ストレートとカーブが決まりませんでしたが、チェンジアップだけで空振り三振を奪いました。これは後に忘れてはいけない内容でした。
島内選手は初球凡退と三者凡退でした。今日は変化球頼みになりそうです。ストレートの球速が全くと言っていいほど出ていません。
3回
辰己選手はカーブも混ぜてストレートで見逃し三振、堀内選手、茂木選手も打ち取り三者凡退でした。
4回
三者凡退。今江選手、浅村選手を連続三振、ウィーラー選手をショートゴロに打ち取りました。ここに来てコントロールが安定し始めました。ストレート球速は伸びそうになくても、チェンジアップとのコンビネーションは抜群に良いです。
5回
1点の援護が入ります。1アウトからブラッシュ選手簡単に歩かせますが、島内選手をチェンジアップで空振り三振、辰己選手をセカンドゴロに打ち取りました。
6回
いきなり堀内選手を歩かせるという最悪な展開でしたが、茂木選手は鋭い打球ながらもショートライナー、今江選手をこの日2つ目のファーストゴロ併殺打で無失点に切り抜けました。気が付けばここまでノーヒット投球です。
7回
2点リードになりましたが、その後の攻撃が単調すぎてちょっとだけ嫌な予感がしていました。
その嫌な予感が的中するかのように、浅村選手、ウィーラー選手に連打で0アウト2,3塁のピンチに、銀次選手は初球凡退で1アウトを取り、ブラッシュ選手を迎えます。
2回の打席ではチェンジアップで空振り三振を取りました。となれば、ここは腹を括ってでも振らせたいところ。なのに森選手は四球を嫌がってかストレート勝負に。見事に逆球で完全な失投となりましたが、ここは森選手のリードに疑問を呈したいと思います。
これで万事休すとなり、島内選手に死球、辰己選手にセカンド強襲の2塁打で1アウト2,3塁で降板となりました。
チェンジアップだけで6.2回を投げたという感じでした。ストレートの球速がないにしても、チェンジアップと上手く合わせて投球を組み立てることが出来ていましたが、やはり7回に力尽きてしまいました。キツイ場面とはいえ、打たれてはいけないところでブラッシュ選手に本塁打を打たれたのは大きなマイナス点です。エースと呼ばれるには、こういったキツイ場面でも抑えることが求められます。
・小川投手
1アウト2,3塁から登板。渡辺直人選手にはインコース低めのスライダーで空振り三振、茂木選手は勝負を避けてさあ今江選手というところで、まさかの降板でした。
・平井投手
いや、今江選手なら小川投手に任せましょうよ。渡辺直人選手への投球を見ても、右打者に苦戦している投球ではないですよ。
4球目のスライダーがボール判定でかなり苦しくなりました。ここから粘られますが、9球目の時にセカンド走者辰己選手が大きく前に出て平井投手がセカンドへ牽制、辰己選手がすぐ戻らなかったとのを見るとサード走者を返そうとしてわざと大きく前に出たようにも思えました。しかし、そんなことよりも外崎選手がまさかの送球エラーでここでとんでもない2失点、これで負けが確定したようなものでした。平井投手は何にも悪くありません。3点ビハインドで回跨ぎさせなかったことだけは評価出来ます。
・伊藤投手
やはり球質の軽さが仇となりました。1アウト1塁からブラッシュ選手に初球のストレートを打たれて2失点と試合を決定付けてしまいました。起用自体は特に問題ありません。
【野手陣】
初回の今井投手とは対照的に、塩見投手はストライク先行で素晴らしい立ち上がりでしたが、やはり打線も策がないというか、打つよりも低めを見極めて四球を選ぶという意識も明確に持って欲しいところでした。ソロ本塁打2本だけでは、相手もただの事故と割り切ってしまいます。
・秋山選手
3打席目に塩見投手のストレートを捉えましたが、基本的には合っていませんでしたね。
・源田選手
無安打と全く合っていませんでした。
・外崎選手
こちらも無安打に加えて致命的な送球エラーで足を引っ張るだけでした。
・山川選手
7回にカーブを狙っていたのか強引にスタンドまで運びました。呼び込みが十分に出来ていました。
・森選手
打撃は高めのボールを逆方向に打ち返していましたが、肝心のリードが悪かったです。ブラッシュ選手に対するリードがなんで各回ごとに変わってしまうのか、今日投手の良かったボール、打たれていい場面と絶対に避けなければいけない場面、それを考えていないのがバレバレのリードだと思いますよ。
・中村選手
多分一番ダメだったと思います。塩見投手にタイミングが合わなすぎて、挙げ句の果てに出来ないカットまでしようとして結局出来ずに空振り三振、今後は塩見投手なら休養日にしてもいいぐらいの内容の酷さでした。
・栗山選手
粘りは見せましたが、意表を突かれるカーブやインコース攻めからの外角低めに手を出してしまったりなど、自分の打撃が出来ませんでした。それにしても、たまには守備にも就かせて欲しいものです。
・木村選手
チャンスでも前に飛ばせずストレートに空振り三振、やっぱりなという内容でした。むしろ抹消期間が終わったら愛斗選手と入れ替えてもいいぐらいだと思いますよ。
・金子侑司選手
木村選手よりは粘っていましたが、無安打では自慢の足も披露出来ません。
5連勝したからって、そう簡単にはいきませんよね。それよりも、明日負けたらソフトバンクのロッテアレルギーみたいに、西武も楽天アレルギーみたいなことになりそうで怖いです。
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