ライオンズファンの野球観戦日記

主に西武ライオンズの試合の感想を中心に書いていきます!宜しくお願いします!

5/29(木)西武×楽天第9回戦 —ド下手クソ継投にも投手は屈せず 守備の好プレーにも助けられて最少失点での勝利—


4-1で勝利です。仙台遠征の二の舞だけは回避しました。


今日は4回から見ることが出来ました。



【投手陣】

・十亀投手

1〜3回

毎回走者を出しながら1失点に抑えていました。しかし、この時点で四死球4つも出して球数67球も費やしています。これは長く持たないだろうなとこの時は思っていました。


4回

なんと左打者3人相手に三者連続三振。ストレートとフォーク系(シンカー?)のボールの球威とキレが良かったです。


5回

先頭の辰己選手を歩かせるという最悪の流れでしたが、浅村選手はインコースのカットボールをややラッキーな空振り三振(辰己選手は盗塁成功)、ウィーラー選手、銀次選手はそれぞれ初球凡退でこのピンチを脱しました。この時点で球数は100球超え、ボールが浮き始めて私なら6回から交代を考えますが、小野さんならどうするかはもうお分かりでしょう。


6回

やはり続投、2点リードとなるもここは魔の6回になりそうです。1アウトから島内選手にヒットを打たれますが、小郷選手の一二塁間を抜けそうな打球を外崎選手がナイスキャッチ、さらに山下選手のライト前ヒットで島内選手が暴走したところを戸川選手と山川選手の中継プレーで冷静に本塁アウトでこのピンチを脱しました。この回は守備が全てでしたね。




4回から見ていると、なんで3回までそんなに苦戦していたんだと疑問に思ってしまうほど、特に落ちるボールのキレは素晴らしかったでしょう。5回以降は完全にスタミナ切れの状態でしたが、ここは守備の好プレーに助けられて、結果的に6回まで投げてくれました。これで先発4試合で全てQS投球とローテーションの一角として十分に活躍してくれています。




・小川投手

1番茂木選手から始まるところで小川投手、正直対左起用は不安でしたが、平井投手温存を考えれば起用やむなしです。投球自体はやや不安定ながらも左打者2人を抑えてますが、2アウトランナーなしで浅村選手を迎えるところで降板です。2アウトランナーなしなら普通に投げさせればいいだけなのに、これだから頭の固い人間は迷惑でしかありません。



・森脇投手

平井投手かと思いきや、まさかの森脇投手が。やっぱり平井投手温存したいのでしょうかね。でも森脇投手にワンポイントが務まるのか。

浅村選手を追い込みながら3球目がど真ん中に入りヒット、ウィーラー選手はカウント3-1からフォークをうまく落として空振り三振でなんとか切り抜けました。ここでストレートなんか要求していたら、森選手はベンチで秋元コーチから鉄拳制裁ものでしたね。



・平井投手

温存かと思いきや8回に起用。地方球場だからヒース投手は使いたくないという気持ちは分かりますが、ここまでの起用はどう考えても平井投手温存の起用法でしたよ。いや、私には小野さんの考えが全く理解出来ませんよ笑。

今日は厳しいコースにボールを投げ込み三者凡退でした。多分昨日回跨ぎしていたら、今日は絶対炎上していたでしょう。今日の起用自体は本来なら何の問題もありません。昨日起用したのが間違いだということです。



・増田投手

やや粘られながらも三者凡退。今日は途中からフォークを投げ込んでいました。




1失点ながらも、投手の頑張りと守備の好プレーの賜物でした。継投自体にはクレームを入れたいです。


私なら十亀投手を5回で交代させて、そこから森脇→小川→ヒースor平井→増田と繋げます。途中で森脇投手、小川投手が打たれたら、前倒しで平井投手を起用します。

まだ十亀投手の続投は見逃すにしても、やはり中継ぎの起用が無茶苦茶なことには言及する必要があります。まず、小川投手は本当に対左でしか考えていないのか、右打者との対戦成績はパーフェクトに抑えていますよ。昨日だって、渡辺直人選手から空振り三振を奪っています。そして森脇投手の起用法をどうしたいのか、まだルーキーなんだからまずは基本はビハインド投手、場合によっては今日みたいな勝ち試合での起用もありだか、なんか火消しやらワンポイント起用やらルーキーに対して難しい役割を押し付けすぎではないですか?基本は1回を投げる起用でいかないと、結果を残すのが難しくなると思いますよ。

そして何より、平井投手は今日みたいな場面に限って起用して行くべきです。今日は良い投球でしたが、これ昨日回跨ぎさせていたら、多分炎上していたでしょう。そもそも昨日の起用自体間違いではありますが、今後もこういったHの付く場面での起用にするべきです。






【野手陣】

正直言えば、もっと打てただろと苦言を呈したい気分です。欲しい場面で点を取りましたが、その得点が少なすぎでした。どこか一つでも大量得点が出来ていたら、継投も多少はまともなものになっていたでしょう。



・秋山選手

久々にタイムリーヒットを打った気がします。1番でもチャンスで変わらない打撃を期待したいところです。


・源田選手

華麗なバントヒットに四球も選んで2安打3出塁でした。四球も選べるようになるなら、私は3番でも良いとは思っています。


・外崎選手

凱旋試合で緊張したのか、打撃がガチガチに硬すぎて打ち上げばかりでした。しかし、打撃より注目度が下がる守備では投手を助けました。3番が重荷になるなら、源田選手と入れ替えるのも一つの策です。これは好みの問題にもなります。


・山川選手

2試合連続どすこいでしたが、それよりも終盤での痛い打撃が目立ちすぎました。カウント3-0から甘いボールを打つのは否定しませんが、打つなら絶対に、最低でもヒットにはしないと、あれでは士気が盛り下がってしまいます。


・森選手

8回追加点との起点となる貴重なエンタイトルツーベースを打ちました。リードも森脇投手のところで焦ったリードがありましたが、最後ウィーラー選手相手に冷静になってくれて助かりました。


・中村選手

右打ちで貴重な4点目となるタイムリーヒットを打ちました。


・栗山選手

久しぶりに四球を選んで1安打2出塁でした。


・戸川選手

木村選手と違って、毎試合ヒットを打つのが好印象ですね。



6回のチャンスでの打席です。追い込まれてからも冷静に変化球を見極めることが出来ていました。しかし、フルカウントからインコースのストレートに手が出すに見逃し三振でした。たしかにあのコースのストレートを打つのは容易ではないでしょう。しかし、打てないなら諦めるのではなく、カットして次のボールを待たなければいけません。今後1軍に定着していく上では、このように難しいボールをカットする技術も求められてきます。

守備では好返球がありました。ダメ元でもいいので、一度左投手先発時にもスタメン起用してみたいですね。


・金子侑司選手

1安打2出塁、そしてチャンスでの異常なまでの弱さという感じで、ほぼいつも通りの内容でした。チャンスに弱いのは我慢するので、出塁だけは心掛けて下さい。


・熊代選手

8回0アウト1,2塁の場面から登場。最初中継で「熊代」という名前が聞こえた際、てっきり中村選手の代走かなと思いきや、まさかのピンチバンターでした。

熊代選手がピンチバンター??いや、バントなら木村選手がいるじゃないですか。普通なら代打(ピンチバンター)木村選手(そのままライトの守備)で、熊代選手は中村選手の代走に出すのが普通ですよ。見事にバント失敗で追加点の流れを潰しました。秋山選手のヒットを見ると、バントが成功していたら、間違いなく1点は入っていましたよ。

全くもって理解不能な采配でした。今年の首脳陣は野手の采配でもちょいちょいトンチンカンな采配をぶっ込んでくるので、見ているこっちとしては、「はぁ??」と理解に苦しむこともチラホラとありますよ。


・メヒア選手

チャンスでストレートを打ち上げて終了しました。阪神にトレードで放出したかったのですがね。今日もマルテ選手が同点本塁打の活躍をしてしまったので。。。




楽天に連敗だけはなんとか避けましたね。とにかく平井投手は今日みたいな無理のない起用を続けて下さい。あと、小川投手は普通に1回任せてくれないと、中継ぎの層の薄い西武では他の投手にしわ寄せが来てしまいます。




よければポチっとひと押しお願いします!