ライオンズファンの野球観戦日記

主に西武ライオンズの試合の感想を中心に書いていきます!宜しくお願いします!

平井と小川の起用法は逆に且つ平等にすべきではないのか

まずはこちらの成績をご覧下さい。




平井投手と小川投手の左右別打者成績です。これを見れば一目瞭然ですが、小川投手は右打者に強く、平井投手は左打者に強いことが数字として表れています。



平井投手は酷使の影響からか、スライダーのキレが徐々に落ちてきています。回跨ぎとかされたら、スライダーの曲がりが極端に悪くなり、ストレートも甘くなりがちになります。しかし、それとは対照的にシンカー系のボールが非常に有効的です。特に左打者からすると、ストライクゾーンからボールゾーンに落ちて空振りを取りやすいボールとして機能しています。



小川投手は左打者には外角に逃げるスライダーを投げますが、基本的に外角に逃げるボールを振ってはもらえません。ストレートが特別良いわけでもなく、変則フォームがタイミングをずらしているとは思えません。鈴木大地選手なんかは、1,2の3でタイミングを合わされて本塁打を打たれていました。しかし、右打者に対してはインコースに落ちるスライダーがそれなりに活きています。楽天戦で満塁のピンチで渡辺直人選手から空振り三振を奪ったスライダーがまさにそれを象徴していたでしょう。




現状左キラーとして小川投手が起用されていますが、被打率4割台ではとても機能しているとは思えません。逆に右打者は0割とパーフェクトに抑えています。それに、小川投手も多少リスクがあっても、現状7回を投げる資格はあります。左キラーとしてしか起用しない小川投手とそれ以外で火消しやら回跨ぎやら酷使しまくっている平井投手、役割が真逆ですが、この両投手の役割をもう少し均等にすべきでしょう。




今後は小川投手を1回起用及び右打者に対しての起用、平井投手も1回及び火消しか左キラーとしての起用、もちろん両投手ともに回跨ぎはNGです。基本は7回前後での起用です。昨日ならまさに6回小川投手、7回平井投手と起用すればいいだけの話でした。




https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190610-00010004-nishispo-base


しかし、辻監督にはこのような考えはないようです。「先発が5回で降りた時点で、平井を2回使わなければいけなかった」この発言は己の投手采配の無能ぶりを露呈したも同然です。これで辻監督も投手采配に関してはポンコツの烙印が押されました。なぜ平井投手が2回投げる必要があるのか?小川投手が右打者に強いことを知らないのか?平井投手が回跨ぎでパンク寸前になっていることになぜ気付けないのか?昨年の中継ぎ崩壊をなんだと思っているのか?まぐれで起こってしまった事故として勝手に処理しやがったのか?



どうやらおバカなのは小野さんだけではないようです。やはり中継ぎ崩壊に関しては辻監督の責任も重大なものだと断言出来るでしょう。もちろん辻監督は昨年リーグ優勝を果たした素晴らしい監督であるということを前提としての話です。しかし、ダメなところははっきりとダメ出しさせて頂きます。中継ぎ崩壊の原因は小野さんのおバカっぷりに賛同している辻監督にも責任ありです。




明日の先発のことについても書きたいですが、一回ここで区切ります。




よければポチっとひと押しお願いします!