7/10(水)西武×ソフトバンク第14回戦 —ソフトバンクの継投ミスにつけ込む 前半戦は貯金1で幕を締める—
7-3で勝利です。最低限のプライドだけは守れましたかね。
【投手陣】
・ニール投手
1回
先頭の周東選手に流し打ちされますが、その後はゴロ2つとデスパイネ選手からは外角の変化球で見逃し三振を奪って0に抑えました。ツーシームは悪くないですが、チェンジアップが前回ほどのキレがないです。
2回
先頭のグラシアル選手にセンター前ヒット、松田選手は空振り三振も盗塁を決められてピンチに。しかし上林選手は10球粘られながらもサードフライ、甲斐選手はセカンドゴロでこのピンチを脱しました。今ひとつ低めに集まらない投球になっています。
3回
先頭の牧原選手の打球を今度は山川選手が捕球までは良かったもののまたもやトスをミスして出塁(記録は内野安打)、そこからエンドランと盗塁(ソフトバンクはバントはしません)で0アウト2,3塁のピンチに。福田選手に犠牲フライ、さらに2アウトからデスパイネ選手にセンター前ヒットでこの回2失点しました。岡田×ニールのバッテリーでは足技にめっぽう弱いのが弱点になっています。そしてニール投手もこの回からボールが高めになり始めました。
4回
またもや先頭の松田選手にヒットを打たれて、その後盗塁と死球で2アウト1,2塁のピンチに。ここは周東選手レフトフライに打ち取りましたが、いよいよ生命線のコントロールも怪しくなり始めました。
5回
逆転に成功して少し気が楽になったのか、三者凡退とテンポが戻りました。
6回
2アウトまでいきますがスタミナが切れてしまい、四球とヒットで1,2塁のピンチとして降板となりました。
前回ほどの変化球のキレがなく、3回あたりからボールも真ん中やら荒れ始めたりで危険な綱渡り状態でした。ただ、ソフトバンク打線がツーシーム系を完璧に捉えられなかったこと、生命線となるコントロールが崩れかけながらも修正出来たことでここまで投げきれたと思います。よく頑張ってくれた内容でした。
・武隈投手
左の牧原選手で嫌な予感はしていましたが、まさかロッテ戦と同じ光景を見る羽目になるとは。。。辻監督も昭和バカも本当にロッテ戦の敗戦を反省しているのでしょうか???反省しているのであれば、火消しに武隈投手を起用しませんよ。
代打塚田選手に初球のチェンジアップを打たれてタイムリーヒット、周東選手はチェンジアップでセンターフライに打ち取ったので、同点にしなかったのがせめてもの救いでした。私ならこの場面はマーティン投手を起用しますがね。
・マーティン投手
4点差になって登板。これならやっぱり武隈投手との順番を逆にするべきでした。内容は特に問題なく三者凡退でした。
・平井投手
今日で3連投、4点差ならヒース投手というのが本音ですが、この3連戦に関しては見逃してあげます。その代わり、小野さんは前半戦ラストの3連戦で平井投手に3連投させたことは絶対に忘れてはいけません。もし8月辺りの文春オンラインか何かの記事で3連投させてないとか発言したのであれば、いよいよ本人への鉄拳制裁でそのメガネをへし折って粉々に粉砕してやるまでです笑。平井投手の投球内容は特に問題なしでした。
・増田投手
1アウトから栗原選手に粘られて歩かせますが、後続は打ち取りました。正直疲れがあるようなボールのキレでした。本来なら休ませたいところですが、オールスターゲームに選ばれてしまったので、先行きが不安です。
やはり武隈投手の起用法に問題ありです。これはロッテ戦の反省を口だけで誤魔化しているのも同然です。しかし、武隈投手の左キラーで起用したい気持ちも分からなくもないです。本来なら野田投手が返ってくるべきなのですが一向に2軍から出てくる気配がないので、いよいよ左キラーどうする問題が現実として大きく浮き彫りになってきます。
【野手陣】
最大の勝因は一発攻勢で打ち勝ったことですが、何よりソフトバンクの継投ミスにも助けられました。和田投手はストレートでゴリ押しながらも飛ばしすぎてかアクシデントで緊急降板、そしてまさかの田中正義投手でこれは行けるぞ、の雰囲気になりました。そして7回も個人的に山川選手が相性の良さそうな松田遼馬投手をして欲しかったところで起用してくれたので、これにも助けられましたね。あと個人的に田浦投手はなかなか緩やかな変化球の軌道を描いていて、これは育て方次第で面白い投手に化けるのではないかと思いましたね。ソフトバンクはこういった若手投手がポンポン出てくるのが羨ましい限りです。
・秋山選手
2安打3出塁と昨日に引き続き1番打者として活躍してくれました。
・源田選手
果たして源田選手は2番打者として二度もバントをしないといけない選手なのでしょうか??そして初回の先頭打者出塁後、7回の追加点の欲しい場面でわざわざ1点しか取れないバントをさせるべきなのでしょうか??絶対に違います。ソフトバンクはエンドランで揺さぶりをかけて得点しました。馬場コーチは試合展開を何にも理解せずにまるで機械のようにバントのサインを出しています。ここまでバントに拘るようなのであれば、いよいよバントオタクとでも呼んでやりましょうかね。ただ、2回ともバントを決めた源田選手自体は評価出来ます。守備も良かったです。
・外崎選手
緊急登板となった田中正義投手から決勝点となる2点タイムリー3塁打を打ちましたが、それ以外の打席は空振り三振連発していたので、評価自体は高くないです。特に7回の1アウト3塁の場面での空振り三振は一番やってはいけない打撃でした。守備は源田選手同様に良かったです。
・山川選手
やっぱり松田遼馬投手とは相性が良いですね。やや高めに抜けたストレートをコンパクト気味に振りながらもタイミングは完璧でした。とにかくオールスターゲームでリフレッシュして後半戦に挑んで下さい。あと、トス練習だけは真面目にやって下さい。
・中村選手
山川選手に続く久々の本塁打で400本塁打に王手となりました。後半戦の本拠地での記録達成に期待が高まります。
・メヒア選手
真っ直ぐにも変化球にもバットがクルクル回って撃沈、これでは阪神もトレードに手を出さなくなってしまいます。
・岡田選手
なぜか和田投手のストレートに唯一対応出来ていました。結果的に攻略のキッカケとなる本塁打を打ちました。守備では走られまくりの状況ではありましたが、上手くニール投手の持ち味を引き出せたでしょう。あとは十亀投手も一度岡田選手に戻していいと思いますがね。
・金子侑司選手
今年は左投手から全く打てていませんね。栗山選手の状態が戻り次第、スタメンも臨機応変にしていいかもです。
・木村選手
まぐれ感満載ではありましたが、貴重な同点本塁打を打ちました。ただその後の打席が相変わらずの内容だったので、過度な期待はNGです。どちらにしろ今日の結果でまた後半戦からスタメン起用が増えるはずですから、これがラストチャンスだと思って死ぬ気で頑張って下さい。
結果をまとめている途中に楽天がオリックスに負けたので、これで西武が3位に浮上しました。この様子だと、後半戦は楽天と3位争いになりそうです。そうなってくると、絶対に負けられませんね。何がなんでも勝たなければいけませんが、まずはオールスターゲームに出ない選手は一度ゆっくり休んで下さい。
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