8/20(火)西武×日本ハム第19回戦 —西武ライオンズの勝ち頭ザック・ニール 随所で粘りを見せて敗戦を引きずらず—
4-2で勝利です。やっぱりニール投手の安心感は西武の投手陣で群を抜いて素晴らしいです。
今日は5回から見ることが出来ました。
【投手陣】
・ニール投手
1〜4回
いきなり西川選手に先頭打者本塁打を打たれますが、その後は0に抑えます。4回のピンチもフライ3つで抑えました。
5回
王選手、宇佐見選手はカウント3-1からツーシームでショートゴロ、石井一成選手はインコースの真っ直ぐで空振り三振と三者凡退に抑えました。しっかりボールのコントロールは出来ていました。
6回
先頭の西川選手にヒットを打たれるも大田選手をツーシームでショートゴロ併殺打、近藤選手を歩かせるも清宮選手を初球で打ち取って、ここで降板となりました。
結局は西川選手の先頭打者本塁打のみの1失点、素晴らしい投球でした。もはや残念なのは今日のお立ち台に上がらなかったというファンから見た心理的なものしかなく笑、これで高橋光成投手に次ぐ7勝目を挙げました。自身6連勝と波にノリにノっています。
・小川投手
先頭の渡邉選手にフェンス直撃の3塁打を打たれて、田中賢介選手のショートゴロの間に失点します。その後王選手にヒットを打たれましたが、石井一成選手をセカンドゴロ併殺打に打ち取りました。ほぼ渡邉選手のソロ本塁打みたいな感じでしたが、肝心の左打者に関してはインコースを投げ切れないと、今日の王選手みたいに簡単にヒットにされてしまいますよ。
・平井投手
3連投です。今日の起用は当然ですが、昨日ビハインドで連投させたことに問題があります。
結果は三者凡退でしたが変化球が曲がらなかったりすっぽ抜けたりすることに変わりないので、またすぐに打たれる場面を目にするかもしれません。
・増田投手
2点差にしてもらってから苦手な日本ハム戦を迎えます。
近藤選手、清宮選手には痛烈な打球を打たれながらもそれぞれ守備の正面に助けられて2アウト、渡邉選手の打球を木村選手がナイスキャッチと守備の好プレーに助けられまくっての抑えになりました。これで20S到達、ニール投手に変わって今日のお立ち台に上がりました。
日本ハムファンの弟が「清宮が4番にいる時点で打てるわけねーだろ!!」と怒っていましたが、本当にその通りの結果になりました笑。西武としては、明日も4番清宮選手でお願いしたいところです。
【野手陣】
核となる首軸の当たりが止まってきてしまったので、また大量得点を見込める可能性が低くなってしまいましたが、今日は凡ミスもある一方で相手のミスを見逃さず、さらに好走塁+好判断で小刻みに得点を重ねることに成功しました。個人的にバントに関してはあんまり評価はしていません。理由は後述します。
・秋山選手
直前にダブルスチールでほぼ単独スチールみたいに走って結果中途半端に走ってアウトという無様な走塁を挽回する2点タイムリーヒットを打ちました。アウトの打球もいい感じに伸びていたので、やはり調子は良さそうです。FAに関してはせめて国内他球団にだけ行かないで下さい、とだけ現時点では言っておきます。
・源田選手
守備は良かったですが、チャンスで守備妨害の凡フライと全くダメダメでした。
・森選手
完全に当たりが止まりました。そりゃこんな暑い時期に3番捕手でフル出場していたらすぐバテますよ。明日なら先発捕手を変える最大のチャンスの場面だと思います。ここで変えなかったら9連戦全てでスタメンマスクと見ていいでしょう。要するに首脳陣の疲労管理が出来ないことを証明するだけのことです。
・中村選手
こちらも大好きな満塁でサードゴロと当たりが止まり始めました。やはり森選手同様に疲れが溜まってもおかしくないので、休み休みや指名打者での今日起用も少しはするべきです。
・栗山選手
6回に追加点のキッカケとなる四球を選びました。
・外崎選手
2安打1犠打+好走塁と影ながら活躍しました。納得いかない送りバントはそもそもこれだけ打っている外崎選手をアウトにする必要があったのか、そしてその後が得点圏打率の低い山川選手、木村選手でどれだけの勝算があるのか、打てたから良かったのではなく、どう見ても低い確率にかけた結果が偶々当たっただけとしか思えません。打たせて併殺打ならそれまでということです。
・山川選手
その外崎選手の送りバントを無駄にしなかったのは、山川選手が長打を捨てて基本に忠実にセンター返しのバッティングを披露してくれたからでした。あそこはバントした以上何がなんでも1点取らないとシャレにならないので、チームバッティングをしてくれたことには助かりました。
・木村選手
おそらく8回のチャンスでこりゃ無理だろうなと思ったのは私だけではないはずです笑。期待されてない中で三遊間をしぶとく抜けるタイムリーヒットを打てたのは本当に大きかったです。今日はサードゴロ併殺打がまさかの悪送球と運にも恵まれていた1日でした。
・金子侑司選手
打てないなりに粘って四球を選んだことは良かったです。しかし打てないことに変わりないので、これならレフト栗山選手で試合を始めた方が得点が期待できる状態です。
あとは8回のチャンスで木村選手の打球で回した黒田コーチの好判断も光りました。外崎選手もよく走りましたが、レフト王選手の守備力も天秤にかけて回した判断はあっぱれでした。
ニール投手が好投しても、明日は全く状態の上がらない榎田投手が先発です。榎田投手も明日ダメなら多和田投手同様に今季終戦ぐらいの覚悟を持って投げてください。
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