6/7(日)練習試合 西武×中日
11-1で勝利です。今日はフル観戦出来たので、細かくみていきます。
【投手陣】
・與座投手
1回
三者凡退、問題なくスピードとコントロールが出ています。
2回
アルモンテ選手にポテンヒットを打たれますが、井領選手をストレートで見逃し三振、京田選手をサードゴロ併殺打(スパンジェンバーグ選手の送球がやや高い)で3人で終わらせます。
3回
2アウトから遠藤選手に四球で歩かせますが、渡辺選手をライトフライに打ち取ります。
4回
魔の4回、課題の打者二巡目です。やはり今日もこの回で失点してしまいました。
1アウトから高橋周平選手、アルモンテ選手に連打でピンチに、井領選手は8球粘られながらもレフトフライに打ち取りますが、京田選手に逆球となったシンカーをライトへ運んでタイムリー2塁打で失点します。さらに武田選手はセンターフライで抑えましたが当たりは深い打球でした。相手が主力クラスだった同点本塁打になっていた可能性も否定出来ません。
4回1失点と結果を残しましたが、打者二巡目以降の課題は残りました。失点した4回からは相手打線、特に高橋周平選手、アルモンテ選手、京田選手といった主力クラスは失投を見逃さずに、確実にヒットにしていきます。與座投手自身も4回からは失投や逆球が目立つようになりました。ショートスターターとしては完璧ですが、5回以上を投げる先発として考えると、まだ課題は残っていると思います。
・浜屋投手
いきなり郡司選手にカウント3-0からど真ん中のストレートを打たれてヒットとなった時は冷や汗でしたが、そこから遠藤選手をセカンドゴロ併殺打に打ち取り、渡辺選手も際どいコースが外れて歩かせますが、高橋周平選手をセカンドゴロに打ち取りました。今日はストレートが抜けがちでしたが、スライダーとカーブでなんとか凌ぎました。
・松坂投手
いきなり高橋周平選手を歩かせて何やっているのやら、アルモンテ選手には失投でしたがギリギリのライトフライ、その後は外崎選手のファインプレーに助けられて、後続も打ち取って0に抑えます。
投げられたことは良かったと思いますが、内容はまだまだです。そもそも先頭の高橋周平選手に簡単に四球を与えているのは大幅に評価が下がります。辻監督から正式に開幕2軍スタートが通達されましたが、今後先発のチャンスがあるのは間違いないので、そこに向かって再調整してもらいたいです。
・平井投手
無失点も2被安打打たれます。郡司選手は空振り三振も10球粘られるなど、ストレートがイマイチな感じでしたが、スライダーで空振り三振が取れたことは好材料だと思います。
・ギャレット投手
連投テストで今日は私の希望通りにSFFを投げてくれましたが、結果は変わりませんでした。無失点ながらも高橋周平選手、アルモンテ選手にはフルカウントから変化球を打たれてピンチになるなど、追い込んでからの変化球の課題は変わらずです。連投でもストレートのスピードは落ちていなかったので、そこは問題ないと思います。
・増田投手
こちらも課題は相変わらずです。今日もストレートで空振り三振が取れず、球速も147km止まりでした。今日はコントロールも微妙でした。
1失点ですが初回を除けば三者凡退なし、中継ぎも全員走者を背負っていました。中日打線も今日はスタメンに平田選手、大島選手、ビシエド選手阿部選手抜きの打線ですから、もう少ししっかり抑えて欲しかったのは正直な本音です。
【野手陣】
11得点とはいえ、内容はアルモンテ選手をはじめ中日守備の崩壊、投手陣も四球を出して自滅などで、内容はそんなに良いものではありません。打線も9回を除けば中軸はほぼ貢献していないので、特に中軸の不振はかなり気がかりです。
・金子侑司選手
今日はチャンスでタイムリーヒットを打ちましたが、なんで毎回初回先頭打者初球凡退を繰り返しているのか。1番という打順に拘るなら、尚更初球凡退なんかやってはいけない大失態です。全体的に悪くはないだけに、初回先頭打者初球凡退が非常に印象悪いです。
・源田選手
2安打1打点1盗塁と活躍しました。今日はストレートに振り負けせずに、しっかり捉えることが出来ていました。
・森選手
状態は最悪で、振り抜いても打球が全然飛ばないです。この状態では3番を任せられません。開幕までに戻らなければ、打順降格も検討しないといけません。
・山川選手
こちらもゾーンが見れていないのか、打席内での迷いが顕著になっています。0アウト2,3塁で初球を打ち損じてサードゴロなど、とても4番のやるバッティングではありません。
・外崎選手
今日はダメな外崎選手でした。やはり良い日と悪い日で内容が180度違うので、今年もこのジェットコースター型の結果になるかもしれません。
・中村選手
最後にタイムリーヒット(ほぼ高橋周平選手のエラー)を打ちましたが、速球に簡単に振り遅れているので、状態は最悪です。おそらく開幕時におすわり君スタートなのはほぼ確実なので、今日みたいにサード守備を違う選手にする案を考えておいた方がいいでしょう。
・栗山選手
アルモンテ選手の酷い守備があったとはいえ、レフトへ鋭い打球を打つなど、状態は良好です。レフト守備も問題なく守れていて、これなら中軸を任せても大丈夫です。今の栗山選手に7番は勿体ないです。
・スパンジェンバーグ選手
インハイのストレートを犠牲フライにするなど、ストレートへの強さは相変わらずです。守備はちょっとヒヤッとする送球はありましたが。
ちょうどスパンジェンバーグ選手の変化球対応を見たいなと思っていたところで、梅津投手と郡司選手のバッテリーが参考になる投球を見せてくれました笑。この打席ではスライダーとフォークのみですが、スライダーでカウントを稼がれてフォークで呆気なく空振り三振に終わりました。
やはり変化球、特にフォークには滅法弱いのが既に明らかなので、現時点では好調でもシーズンが始まってからはこのままの数字が残せるとは思わない方が賢明でしょう。
・木村選手
年に一度の確変期突入か??そう思ってしまうほどの2安打1打点の活躍でした。チャンスでコンパクトに流し打つなど、9番打者としては十分すぎるバッティングを見せてくれました。
・鈴木将平選手
マルティネス投手のストレートに力負けしましたが、9回に高いバウンドでファースト頭上を超えるタイムリーヒットを打ちました。控え選手で一番結果を残しているのは鈴木将平選手ですから、どこかでスタメン起用してもらいたいところです。
・山野辺選手
鈴木将平選手と対照的に、こちらはチャンスで初球のボール球を打ち上げてファールフライという最悪な結果でした。守備ではファールフライをベンチに突っ込みながらアウトにする一方、併殺打チャンスで送球が少しズレて併殺打崩れにしてしまうなど、守備の課題も見えてしまいました。
・高木選手
まさか回ってきた9回の打席で一二塁間を抜けるヒットを打ちましたが、8回の打席内容が酷かったです。追い込まれてから粘りましたが、9球目のストレートは明らかなボール球、見逃せば四球だったのを思いっきり強振して空振り三振、こういうことをしていると、チャンスを与えられる機会がどんどん限られてしまいます。
・岡田選手
代打出場から、ライトへの流し打つヒットで好調ぶりをアピールしました。
・熊代選手
代走出場からまさかの打席が回ってきましたが、当てただけの投手ゴロに終わりました。
打順的にはややギャンブルですが、スパンジェンバーグ選手、栗山選手を上位にする案もなくはないです。金子侑司選手は初球凡退をなくさない限りは、個人的に1番は賛同出来ませんね。森選手も今の状態が続くなら、打順を下位に下げないといけなくなります。あとは中村選手がおすわり君状態なので、スパンジェンバーグ選手か佐藤龍世選手がサード出場も考えないといけません。メヒア選手は2軍にも出場していませんが、一体どうしてしまったのか心配です。
今日は中日が一部主力をスタメンから外したみたいに、西武もそろそろ違う選手をスタメン起用してもらいたいです。毎試合このスタメンでいくことなんか到底不可能な話ですから、そろそろ鈴木将平選手、高木選手、2軍から佐藤龍世選手を呼んで、違うスタメン起用もお願いしたいところです。
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