ライオンズファンの野球観戦日記

主に西武ライオンズの試合の感想を中心に書いていきます!宜しくお願いします!

2020シーズン振り返り 背番号51 西川愛也

【2020成績】

・1軍成績

3試合 打率250 4打席 4打数 1安打 1二塁打 2塁打 2打点 出塁率250 長打率500 OPS750 得点圏打率1.000


・2軍成績

49試合 打率247 164打席 146打数 36安打 9二塁打 4三塁打 3本塁打 62塁打 20打点 18得点 34三振 12四球 1死球 4犠打 5盗塁 2併殺打 出塁率306 長打率425 OPS731




昨年はプロ初安打を打ちました。1軍ではプロ初安打のみの1本でしたが、その流し打った二塁打には才能の片鱗を感じさせるものがありました。大胸筋断裂の怪我を克服して着実に成長している姿が見受けられます。



西川選手は流し打ったように広角に打ち分ける技術があるだけにバッティング、とりわけミート力の高さに期待が高まりますが、2軍の成績を見てもまだ年間通しての活躍が出来ていないので、まずは好不調の波を減らしていくことでしょう。2軍で3割打った鈴木将平選手ですら1軍では打率207しか打てていないだけに、まずは2軍で打率3割は目標にしてもらいたいです。




課題は守備です。ポジションはレフトがメインですが、レフトだと栗山選手がいますし、それ以外でもレフト守備で高いUZRを記録した金子侑司選手、守備はゴミでもバッティングなら頭2つ分抜けているスパンジェンバーグ選手など、レフトのポジション争いは西川選手にとってあまりにもレベルが高すぎます。昨年も結局3試合しか出場出来なかった理由はこのポジション被りが問題でした。



その結果としてライトを守ったりもしますが、怪我の影響で遠投が出来ない西川選手にとってライトは致命的すぎる気がします。強肩が欲しいライト守備で送球がままならないとなると、3割打てたとしてとライトのポジションを任せていいのかは疑問に思ってしまいます。




ポテンシャルはあるにしても外野手争いとなると左打ちは飽和気味、同じライバルでも高いミート力とセンター守備では頭1つ抜けている鈴木将平選手や長打力と強肩が武器の川越選手、守備はダメでも流し打ちでホームランなど天性のバッティングセンスを持っている高木選手など、守備力が大きく劣っている上にバッティングでもまだ実績がない西川選手は後ろの立ち位置にいるのは事実です。




まず守備ポジションをどうするか、肩がダメなら内野しかないです。そうなるとサードですがスローイングがどれだけあるのか、そもそも捕球能力がどのくらいなのかも分かりませんが、どちらにしろ1軍へのチャンスは守備力アップが欠かせないと思います。





今年は厳しいにしても、3年後にレギュラー争いを制してスタメン起用されている可能性は大いにあると思います。本当にプロ初安打のタイムリー二塁打には何かワクワクするようなバッティングセンスを感じました。こういうと私の期待は今井投手みたいに裏切られた経緯があるだけに期待しない方がいいのかもしれませんが笑、私は長い目で西川選手に期待したいと思います。





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