ライオンズファンの野球観戦日記

主に西武ライオンズの試合の感想を中心に書いていきます!宜しくお願いします!

2020シーズン振り返り 背番号53 愛斗

【2020成績】

・1軍成績

7試合 打率154 2安打 2塁打 3打点 5三振 1犠飛 2併殺打 出塁率143 長打率154 OPS297 得点圏打率286 1失策


・2軍成績

55試合 打率256 225打席 203打数 52安打 5二塁打 10本塁打 87塁打 32打点 29得点 27三振 15四球 5死球 5盗塁 10併殺打 出塁率320 長打率429 OPS749




期待されていたら右の外野手もその期待が下降線を辿り始めました。



昨年は2軍では相変わらずの長打力を発揮して、2軍ではその帝王ぶりを見せていましたが1軍から声がかかることはありませんでした。愛斗選手も辻監督贔屓采配の被害者であり、ここまでチャンスが少ないのは事実です。伸び代のない木村選手を使うぐらいならまだ愛斗選手でいいだろというのが序盤でした。そんな中で愛斗選手も2軍で怪我をしたりと運のなさも重なり、終盤まで1軍昇格が遠のきました。




やっと最終盤に1軍昇格を果たしましたが、、、これがまぁ酷かった、というか1軍での打席に何一つ進歩がなかったですね。最も象徴されるのがCS争いラストのロッテ戦での満塁のチャンスです。相手は満塁のピンチで荒れ気味だった東條投手に対してスライダーを3球三振、初球のど真ん中を見逃して2,3球目の明らかなボール球のスライダーを連続空振り、たしかにあの場面で結果を出すのはなかなかに酷な話ではありますがあの3球三振はあまりにも酷すぎました。愛斗選手のダメなところを全て集約させた1打席と言えるでしょう。




愛斗選手は鈴木将平選手同様に2軍では3割打って二桁ホームランを記録するなど2軍での下積みは十分ですが、いかんせん1軍では何一つ結果が残せません。1軍でのバッティングはガチガチスイングで凡打量産、ボールの軌道や球筋を最後まで見極めずにクソボールを空振り、バッティングや守備走塁においてのミス、場面や展開ガン無視の脳筋プレーの連発で辻監督から公開説教など、根本的な技術力不足や大舞台でのメンタル面の弱さが2軍での結果を全て打ち消す形になっています。



さらに鈴木将平選手はまだ昨年が実質1軍デビューみたいなものですからまだ結果がダメでも我慢として、愛斗選手は一昨年から昨年までの1年間での進歩が何一つ見せられませんでした。木村選手固定のライト起用は反対ですが、辻監督が愛斗選手の起用を遠慮する理由は何となく分かる気がします。個人的にも昨年の結果で愛斗選手への期待値が大きく下がってしまいました。だから山野辺選手の外野コンバートは右打ちの外野手がいないから必要と言えるわけです。




おそらく今年も2軍では問題なく打てると思うので、まずは1軍だからとガチガチにならずに自分の力強いスイングを貫いてください。そして走攻守全てにおいて集中力を切らさないこと、また脳筋を発揮して辻監督から公開説教された時点で今年の1軍へのチャレンジはそこで終了だと思う覚悟も必要です。こうみるとメンタル面の弱さの改善も求められそうです。本田投手を見習ってメンタルトレーニング導入なんかも検討するといいかもしれません。





辻政権でのチャンスは限りなく0に近いと思いますが、松井稼頭央政権になったらチャンスは増えるはずです。しかし、問題はそれ以前に戦力外やトレード要員として西武ライオンズからいなくなっている可能性も大いにありえます。それだけ置かれている立場に危機感を持って、今シーズンに挑んでもらいたいです。





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