ライオンズファンの野球観戦日記

主に西武ライオンズの試合の感想を中心に書いていきます!宜しくお願いします!

ライオンズチーム戦力考察 野手編

今日は野手を見ていきます。まずはポジション別に見ていきます。




【捕手】

正捕手は森選手です。オープン戦では打率359と内容も良く、今年は昨年の雪辱を果たす活躍を期待します。守備では頭は使わなくていいので、甲斐キャノンに負けない森バズーカを発動して、甲斐選手と盗塁阻止率を争ってもらいたいです。


2番手捕手は岡田選手になるでしょう。昨年ダメダメだったバッティングでしたが今年はオープン戦ではタイムリー三塁打を打つなど、昨年よりは何とかなりそうな感じがします。控え捕手兼ピンチバンターとして、週一でマスクを被らせる計算でいきたいです。今の先発なら浜屋投手が適任ではないかと思います。


3番手捕手は柘植選手になりますが、森選手が今年打ちそうなので、そうなると第3捕手の出番はほぼなくなります。柘植選手はベンチの肥やしにするぐらいなら牧野選手と一緒に2軍の試合で出してもらいたいので、週一でスタメンマスク被らせる気がないなら2軍で試合に出した方がいいです。




【内野手】

確定は源田選手と外崎選手の鉄壁二遊間です。ここは多少打てなくても守備力の関係上外すことが出来ないです。しかし2人ともバッティングの状態が悪いので、打撃での期待値が今のところ低くなっています。開幕してからは状態を上げてもらいたいです。


ファーストも山川選手確定ですが、山川選手も好不調の波が非常に大きいので、全く打てなくなった時にどう対処するかです。メヒア選手がまだいないだけに、山川選手の責任は大きいものになっています。


サードは中村選手ですがキャンプ早々に離脱して戻ってきてもおすわり君状態なので、今のところ危うい立ち位置です。ブランドン選手がオープン戦では長打力と強肩をアピールして、サード候補1番手に名乗りを挙げましたが変化球が弱点でもあるので、プロの投球に苦しむのではないかと思います。



控えでは山田遥楓選手、山野辺選手がメインになりそうです。山田遥楓選手はショートの控えですがオープン戦でホームランを打つなどスイングは良いので、サード起用も念頭に置いて良いと思います。山野辺選手は外野起用もされましたが内野手として捕球ができなければバッティングや走塁でも雑さが目立ちまくって控えに落ちました。今年もセカンドの控え兼代走からのスタートです。




【外野手】

文句なしの確定枠は栗山選手です。今年も勝負強いバッティングは健在です。2000本安打達成に向けて、レフトと指名打者を使い分けながら起用していきます。


栗山選手以外のスタメンスタートは今年も金子侑司選手と木村選手です。金子侑司選手は内容は良くないですが他に金子侑司選手以上の選手もいなかっただけに、消去法の1番センターとなりました。逆に木村選手は今年もオープン戦では攻守に渡って素晴らしい活躍をしました。両選手共に年間通しての活躍が出来る選手ではないので、スタメン固定する力はないです。それでも金子侑司選手にはUZR二桁の守備と盗塁王争い、木村選手は左キラーと強肩のライト守備には期待します。



結局今年も伸びそうで伸びなかった若手外野手の争いです。現状では出塁だけなら頭ひとつ抜けている鈴木将平選手がリードしていますが、チャンス弱いバッティングとファンブル連発の守備でオープン戦終盤は印象が悪くなってしまいました。


次いで岸選手、若林選手、西川選手になります。岸選手はロッテ戦の3安打以降はなかなか結果を出せませんでしたが、2年目ながら走攻守全てにおいて力を付けていることは間違いありません。木村選手に次ぐ右の外野手として、木村選手と争う形になると思います。

若林選手は他の選手に比べてバッティングでは劣りますが、守備走塁は高い力を発揮しています。現時点で控えとしての能力は持っていますが、打撃強化したいなら2軍で試合出場させるべきでもあります。

西川選手はインコースのストレートを曲芸打ちするなど高いバッティングセンスを持っていますが、落ちる変化球と外のコースの対応がダメダメなので、これでは1軍は厳しいです。肩はとりあえずレフトでバックホーム出来ていたので、レフト守備なら大丈夫だと思います。


宴会部長の熊代選手は2軍スタートの可能性が出てきました。昇格させるにしても守備固めの昇格なので、判断が難しいところです。




【2軍】

まず注目すべきは呉選手です。現在2軍では絶好調です。ファーストの控えとしてなら山野辺選手よりも需要があると思います。2軍の帝王ではありますが、今すぐに入れ替えてもいい状態の良さです。佐藤龍世選手もオープン戦ではバットに当たらずに結果を出せませんでしたが、2軍でしっかりフルスイングで結果を出して昇格を狙っていくところです。



外野手では高木選手、川越選手は結果次第では1軍昇格候補になります。高木選手はキャンプA班抜擢から何も出来ずにB班落ちしましたが、2軍の開幕戦で3安打打つなどバッティングで勝負してもらいたいです。川越選手は率が低いのがネックになっていますが、持ち前の長打力と強肩をどこまで発揮出来るかです。個人的に愛斗選手への期待値は低いです。



あとは基本的に今年は育成する選手になると思います。中熊選手は当初支配下候補でしたが捕手としての守備が酷すぎて見送りとなり、そして気が付けば育成投手の方に注目が集まるようになってしまいました。バッティングは良いだけに、これならファーストコンバートしたほうが良いのではないかと思うほどです。





【打線】

まず軸になるのは森選手です。森選手は打率3割、得点圏打率350は欲しいです。そして長打力の山川選手に勝負強い栗山選手、この3人がクリーンナップとして得点を稼いでいく計算になります。


そのためにも1,2番でどれだけ出塁してチャンスメイク出来るか、だからこそ1,2番には出塁率を求めますが現時点で1番金子侑司選手ですから、ここが大きな弱点になっています。


理想は1,2番の出塁率350超え、そして問題なく6番外崎選手がおける打線ですがその理想は相当な難易度の高さですので、場合によっては外崎選手、最終手段は栗山選手も上位打線におく考えも頭に入れておく必要があります。





【首脳陣】

コーチに関しては今年も黒田コーチ以外はあんまり期待出来そうにないです。辻監督に求めるのは2つ、1,2軍の入れ替えを円滑に好調な選手を起用していくこと、そして無理をさせずに時には監督自ら試合出場を止めることです。



今だと呉選手とか1軍に呼んでも良いバッティングです。サードは守備は不安ですがファーストの控えや左の代打候補としてなら需要があります。代走要員になる山野辺選手よりは使い道は多いはずです。このように1軍で出番がほぼない選手と2軍で好調の選手を円滑に入れ替えてどんどん1軍で使っていかないと、戦力をフル活用出来ませんし、巨大戦力のソフトバンクに対抗出来ません。



そして当然ながらサイコパスにならないこと、昨年山川選手が負傷しながらも終盤まで無理やり試合出場させて結局不調のまま怪我でシーズン終了、2年連続でそんなヘマやらかしは絶対に許しません。部下は上司に「大丈夫か??」と聞かれたらよほどなことがない限りは「大丈夫です」と答えます。だからこそ、試合出場や登録抹消の判断は疎かにいけない大事な判断になります。





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