ライオンズファンの野球観戦日記

主に西武ライオンズの試合の感想を中心に書いていきます!宜しくお願いします!

ズルズル落ちるか立て直すか

引き分け挟んで6連敗ですが、やはり佐藤龍世選手のやらかしは到底許されないものだとしても、負けるべくしての6連敗とも言えます。佐藤龍世選手や増田投手だけでなく、それ以外の部分で負けて当然の内容でした。




案の定入れ替えなく明日からのロッテ戦に突入しますが、ここで立ち直ってロッテ戦を勝ち越すか、はたまた裏ローテで3連敗して二桁連敗を高橋光成投手に止めてもらうか、ここからは紛れもなく辻政権の手腕次第になります。投手陣と野手陣、それぞれ明日以降求めたいことをまとめます。





【投手陣】

・松本航投手を早く先発に戻せ

個人的に非常に不満なのが松本航投手のリリーフ起用です。リリーフ転向3試合中2試合で失点、1試合で敗戦投手になっています。中継ぎではストレートの球速が150km超えを記録するときもありますが、大体は140km後半です。そしてストレートで空振りが取れません。結果粘られて球数を費やして最後は悪くないコースに投げたストレートを打たれて失点、オリックス戦での敗戦はまさにそんな感じでした。変化球も平良投手みたいにカウントや空振りを取れる変化球もないです。ストレート投手ですがストレートで空振りが取れず、さらに一発病も兼ね備えている松本航投手のリリーフ適性は低いと見るしかありません。逆にロングリリーフとして貴重な伊藤投手とポジションチェンジするべきです。


1軍先発として失格の烙印を押されたのは松本航投手自身が悪いですが、その投手をリリーフ起用しているのは間違いなく辻監督と西口さんが悪いです。楽天戦で2回無失点でしたが本来であれば先発で6回は投げ切れる投手です。先発として2軍再調整をさせるべきです。昨年ソフトバンク打線を7回無失点に抑えた力を持っていますから、このままリリーフ起用はサイコパス采配としか言いようがありません。今井投手が昨年同じことで大失敗しているのに、何でまた同じやらかしをしようとしているのかが本当に謎です。






・十亀投手を信用しろ

もう一つ不満なのが、十亀投手への過小評価です。この6連敗は継投ミスも目立ちました。昨日なら平井投手は5回で終わらせて、6回から十亀投手や佐野投手を回頭から使えばまだ違った展開になったと思いますが、結局は平井投手を6回続投させてピンチになってから佐野投手、そして大勢が決まってから十亀投手、継投が下手すぎます。さらに先発を早く降ろすのはまだしも、小刻みに継投しすぎて中継ぎの消耗も増すばかりになっています。


それを解決するには、十亀投手の起用法です。たしかに十亀投手はご挨拶の無駄な四球を出す投手ではあります。その四球の印象が悪いのはその通りです。しかし、ご挨拶の四球で失点はしていません。唯一の失点はソフトバンク戦で川島選手に二塁打を打たれて、柳田選手のタイムリーでの失点です。自滅はしてないわけです。十亀投手の投球自体もスライダーは曲がってカーブも緩急を見せれています。スタミナがあるのに長い回を投げさせずに意味不明な交代もさせています。明らかな過小評価です。


十亀投手のご挨拶の四球が気に入らないなら、ノーコンやら死球やら暴投やら自滅パレードの宮川投手は即刻2軍のはずですけど。ここの判断もよく分かりません。とりあえず十亀投手は回頭から2〜3回のロングリリーフは任せられる投手です。十亀投手への評価を適性なものにしたらそれだけでも継投策は楽になるはずです。個人的には先発もさせていいと思っています。





・ワンポイント廃止

佐野投手への負担が大きくなっています。とにかく辻監督と西口さんは右左を気にします。結果的に不慣れな佐野投手へのワンポイント起用を多発させて佐野投手が疲弊し始めました。佐野投手のワンポイント起用で成功と呼べるのは敵地3連勝のソフトバンク戦ぐらい、あとは一昨日の楽天戦ぐらいですかね。オリックス戦で吉田正尚選手を抑えたのは源田選手のおかげでしたので、内容としたはダメでした。


元々佐野投手は良くも悪くも空気を読めない投手なだけに、適性ポジションは便利屋です。最初は好調だったのでワンポイント起用もしていきましたが、やはりスライダーがあまり曲がらずに、ストレートの球威も怪しくなってきました。左キラーを無理に作ろうとするからまた無茶苦茶な継投策になりがちなだけに、ここは左キラー不在の前提で継投策を練らないといけません。





・1,2軍の入れ替え

先発では内海投手、與座投手です。與座投手は中継ぎでもいいですが、この2人は先発として1回は1軍でチャンスを与えたいです。伊藤投手はおそらく長い回は投げられないので、ここのポジションを入れ替えるべきです。



小川投手と森脇投手はもう少しかかりますが、そこまで時間はかからないでしょう。ノーコン宮川投手、ガス欠気味の佐野投手とは入れ替え候補になります。あとは2軍で無失点、高い奪三振率を記録している松岡投手も1軍でチャンスを与えていいでしょう。




大前提としては松本航投手を先発に戻さない限りは何も始まりません。





【野手陣】

・1番呉選手と3番スパンジェンバーグ選手

野手に関しては今年も打撃コーチの阿部さんはベンチで突っ立って野球観戦、馬場コーチもバントのことで頭が一杯なので、作戦のクソもないです。阿部さんの続投に関しては渡辺GMも責任を痛感してもらいたいレベルです。


とはいえ仕事しないコーチのことをどうこういっても仕方ないので、出来る限りのことを考えます。とにかく好調な選手に1打席でも多く打席を回す、そして上位打線だけでもなんとか得点出来る打線を作ることです。上位打線の希望はこうです。


1.呉、2.源田、3.スパンジェンバーグ、4.中村、5.栗山、6.森


森選手は明日は上間投手なので負傷の兼ね合いもあってスタメンから外すかもしれませんが、基本は呉選手が出塁、源田選手とスパンジェンバーグ選手でチャンスメイクや1点取って、そこに中村選手と栗山選手が打つという流れです。森選手は得点圏打率1割台とチャンス弱すぎなので3番は任せられません。打線全体は厳しいので、好調な選手だけでなんとかする形を作っていかないとまた弱小打線で負けていくだけです。


さすがに明日1番若林選手はないですよね??若林選手に期待するのはいいですが、今は期待とかいっているチーム状況ではないです。スタメン起用するにしても下位打線です。呉選手が安定して出塁出来ているのに明日も8番とかないですよね??辻監督はせめて打順のテコ入れだけでもやらないといけません。




・長打力の補い

弱小打線は圧倒的パワー不足に悩まされています。チーム本塁打15本はリーグ5位、打力重視のはずのチームがこれはダメです。選球眼重視の呉選手がチームトップの3本塁打というのもなかなかにやばいチーム状況です。中村選手が少し状態が上がっても打球が全く上がっていないのが悩みになっています。


長打力補強で現状メンバーで考えるとしたらブランドン選手です。率は低いですが飛ばす力はあります。下位打線におけば長打力のある選手として多少は補えます。現状サードの控えですが、ブランドン選手をもう少しスタメン起用する打線も考えていいと思います。レフトスパンジェンバーグ選手、セカンド呉選手という守備力なんて関係ない打線にしないといけないのがまた悩みですが。




・1,2軍の入れ替え

たしかに野手の入れ替えはめぼしい人材はいないかもしれませんが、川越選手なんかはライトで愛斗選手と競わせるのもありです。率に対する出塁率、強肩の守備は1軍でも通用します。


本来であればセンターも金子侑司選手固定でなく鈴木将平選手など試して欲しいですが、ここが固定になっているのが今のチーム状況の弱さでもありますね。鈴木将平選手も結果を出せていないだけに、このまま控えにするぐらいなら川越選手と入れ替えでいいです。


長打力不足を補うべくしてのメヒア選手がまだまだ調整が必要なのがまた問題です。走り込みしたのかもぶっちゃけ怪しいところでもあります。こういう時に新外国人選手の補強をして欲しいですが、今のフロントは外国人枠をケチケチ使うだけに、新戦力補強がないので諦めるしかありません。






明日からは首脳陣としての動きも求められます。私はBクラス予想しているのでこの順位は想定内ですが、今の日本ハムより下に落ちる時点で辻政権は崩壊したも同然です。だからこそ、明日は選手も首脳陣も目の色を変えて試合に挑む覚悟が求められます。






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