5/22(土)西武×日本ハム第8回戦—現地観戦にて快勝 松本航月間MVPに王手の7回1失点にスパンジー砲炸裂—
8-1で勝利です。前回のクソ試合観戦から一転、今日は大満足の試合を観ることが出来ました。
【投手陣】
・松本航投手 7回8被安打1被本塁打9奪三振1与四球1失点
今日もストレートのキレとコントロールが良く、序盤から力技で日本ハム打線を3回まで内野安打1本に抑えます。多少高めに抜けても球威で押し切れていました。
4回に西川選手にストレートを流し打ちされてのホームランで失点(これが5月初失点)、その後2アウトから連打で1,2塁のピンチになりましたが大田選手はカーブでサードゴロに抑えます。この回から少しずつカウント球が甘くなる傾向が見られます。
5回は1アウトから清水選手にヒットを打たれますが、杉谷選手のライト正面のライナーで飛び出した清水選手を愛斗選手が刺して併殺、このプレーは裏のビッグイニングに繋がる貴重な好プレーになりました。
逆転してからも痛打をされますが、6回も平沼選手のライト前の打球を愛斗選手がダイビングキャッチでアウト、2アウト1,2塁で浅間選手はストレートで見逃し三振、7回は0アウト2塁から石井一成選手はストレートで見逃し三振、四球と暴投で2,3塁となりましたが杉谷選手、平沼選手をストレートで連続三振、最後までストレートのキレを貫いて7回1失点で投げ抜きました。
ストレートのキレとコントロールは抜群に良かった一方、前回に比べて変化球の精度は良くなかったため、どうしてもカウント球など甘くなりがちな球を打たれて8被安打されました。それでも要所を押さえるという点では完璧で、ピンチでカウントを悪くしながらも最後までストレート勝負で三振を取れたことが結果を出した最大の要因です。自滅したバーヘイゲン投手と比べて、1四球と自滅しなかった点も良かったです。これで5月は3勝防御率0.43、次も好投して勝ち投手になれば月間MVPは間違いありません。
・武隈投手 0.2回無失点
西川選手、王選手をライトフライに抑えて、渡邉選手のところで交代、4点差で2アウト走者なしで右のワンポイント起用というクソ無意味な投手継投には唖然となりました。
・森脇投手 0.1回無失点
渡邉選手をショートゴロに抑えましたが、そもそもの起用が無駄です。明日使いたい場面で連投になるかもしれませんけど、そのリスクが辻監督と西口さんの頭の中にはないようです。
・與座投手 1回無失点
金子侑司選手の守備にも助けられて三者凡退、與座投手も松岡投手同様に、まずは点差のついた場面でしっかり抑えていくことです。
日本ハム打線も近藤選手いないのはまだしも、1番杉谷選手、2番平沼選手は流石にねーだろと、牧原選手みたいに松本航キラーでもない打力のない選手を1,2番起用して2人合わせて8タコしていますから、栗山采配もなかなかにやばいことになっています。
【野手陣】
バーヘイゲン投手はとにかく流れに左右される投手というのは今日の試合ではっきりしたと思います。初回に0アウト2塁のチャンスで凡退してから4回まで1安打のみの6三振、この時点では紛れもない投手戦予想でした。
しかし、5回の愛斗選手の好プレーから流れがライオンズに傾き、慎重になったバーヘイゲン投手が連続四球で荒れ出して、スパンジェンバーグ選手が10球粘って最後に高めの速球を打たれて3失点、ここで完全に集中力を切らして5回持たずにKO、清水選手の弱肩暴走トンチンカン挟殺プレーも大いにライオンズ打線を援護してくれました。
・若林選手 4打数2安打1四球3盗塁
昨日から一転して活躍するときはこれだけ活躍します。クイックの下手なバーヘイゲン投手と弱肩清水選手とのバッテリーなら楽々盗塁、三盗も決めて早くも20盗塁到達、本拠地のお立ち台に上がりました。
・源田選手 3打数無安打1死球1犠打
初回のチャンスを潰した3球三振はダメです。あのような三振は流れに左右されるバーヘイゲン投手を大きく助けることになってしまいます。キャプテンであるならなおさら、若林選手のチャンスメイクを無駄にしてはいけません。それでも走塁では清水選手の隙をついて本塁セーフで貴重な5点目を取りました。
・森選手 3打数無安打1四球
良い当たりも全部正面でした。それよりも、清水選手のトンチンカン守備は元々は源田選手ガン無視で三塁に突っ込もうとした森選手のミスです。源田選手の好判断がなかったら間違いなくアウトで罰金案件なので、これは猛省しないといけません。
・中村選手 4打数無安打
3度のチャンスも全部凡退、満塁で凡退されるともうどうしようもありません。
・栗山選手 3打数1安打1打点1四球
中村選手凡退直後に貴重なタイムリーヒットを打ちました。これで2000本まで残り50本、しっかり四球も選んで出塁率も上げています。
・山川選手 3打数1安打1打点1四球
5回のきっかけとなる四球を選びました。2三振でしたが最後にタイムリー二塁打を打って少しは気を楽にしてもらいたいです。
・呉選手 3打数2安打1打点1四球
こちらも少し状態を上げてきています。ヒット2本に3出塁で数字を戻してきました。
・スパンジェンバーグ選手 4打数1安打1本塁打3打点
今日の打のヒーローはスパンジェンバーグ選手です。0アウト1,2塁のチャンスで徹底的に粘りまくっての11球目、高めの速球をレフトに流し打って逆転ホームラン、速球に対応できるようになり、加えて改善された選球眼も一気に打撃の期待が高まりました。
・愛斗選手 4打数1安打1打点
影のヒーローは愛斗選手です。途中までノーヒットでしたがライト守備では好プレーの連発で松本航投手を助けました。特に5回の守備は直後の逆転劇の流れを作る非常に大きな守備でした。最後にタイムリーヒットも出て打率もなんとかキープしました。
あとは金子侑司選手が守備固めで好プレー、山田遥楓選手は守備固めでしたが非常に大きな声が響き渡っていました笑。
明日勝てば貯金出来ます。平井投手は前回の甘すぎるコントロールを改善出来るか、アーリン投手というよく分からない投手ですが、意外にもこういった初物に弱いのもライオンズ打線なだけに、明日も勝ってホーム3タテで交流戦に突入したいです。
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