6/1(火)西武×巨人第1回戦—一発とチキンメンタルに泣きそうになったが最後に3発打って価値ある引き分け—
4-4で引き分けです。この引き分けは完全に負け試合をひっくり返しての引き分けなので、勝ちに等しい引き分けでした。
【投手陣】
・松本航投手 6回5被安打1被本塁打8奪三振3与四球4失点
状態は良かったです。ストレートは走っていて、変化球でもストライクを取れていました。立ち上がりから松原選手、ウィーラー選手を連続三振、岡本選手はストレートで見逃し三振と全て三振でのスタートとなりました。
3回まで球数41球と完投も狙えるペースでしたが4回、岡本選手に外一辺倒攻めから外のスライダーをバックスクリーンへ運ばれるホームランを打たれました。これは結果論ですが1球でもインコースは見せておきたかったですが、この失点は事故として切り替えればいいだけでした。
しかし、その切り替えが出来なかったのが5回、先頭の若林選手に二塁打を打たれます。ここで課題の1つであるチキンメンタルが発動、大城選手、香月選手に連続四球で0アウト満塁、このチキンメンタルはど真ん中に構えずに際どいところばかり攻めすぎた森選手とのバッテリーの責任でもあります。
ここから松原選手は開き直って全球ストレート勝負で空振り三振に抑えますが、ウィーラー選手は外低めでカウントが取れずにまた余計な厳しい攻めして結局押し出し四球、さらに吉川選手に犠牲フライ、岡本選手にタイムリーヒットでこの回3失点しました。要するに下位打線相手に自滅したから上位打線に点を取られてしまうわけです。
チキンメンタルさえなければ1失点で済んだかもしれないだけに、本当にもったいないと思います。たしかに無援護の打線に苦しめられたのはありますが、これ以上失点してはいけないと余計なことを考えすぎて1アウトを取れなくなるのでは本末転倒です。これを克服しなければ高橋光成投手のように飛躍することは出来ません。負けなかったのが幸いなので、次に向けて修正して下さい。
・佐野投手 1回無失点
ボール先行でしたが三者凡退に抑えました。
・松岡投手 1回1与四球無失点
吉川選手に四球、岡本選手にライトポール際の大ファウルを打たれましたがセカンド併殺打で3人で終わりました。内容は佐野投手より下ですが、ここを無失点に切り抜けてくれたからこその引き分けでした。
・平良投手 1回2被安打1奪三振無失点
丸選手を3球三振、そこから若林選手にボテボテの打球を熊代選手がバウンド送球で内野安打、大城選手に三遊間のヒットで1,2塁、どちらも源田選手、山田遥楓選手だったらというタラレバが出そうでしたがここはメヒア選手の活躍がなきゃ勝てなかったので我慢するしかありません。このピンチを亀井選手はカットボールを打ち上げて前身守備真正面のセンターフライ、中島は外ストレートを流し打ちされましたが山川選手が身体で止めてファーストゴロに抑えました。これで27試合連続無失点に抑えました。
【野手陣】
高橋優貴投手ののらりくらりでかわされましたが、3回の投球練習中に足に違和感を覚え4回途中で交代、そこから先発から中3日で中継ぎ登板となった畠投手に抑えられて、さらには左の高梨投手から左の中川投手という贅沢なリリーフ継投の前に岸選手のソロホームランのみでした。ただ、のらりくらりの高橋優貴投手から1点も取れなかったのは問題で、松本航投手が途中で自滅する原因を作ったのも打線の責任もあります。そんな中でなぜ今まで無失点だったのか分からないような甘々投球だったデラロサ投手から2本塁打3得点で同点、この同点劇は非常に価値のある攻撃で明日以降に弾みをつけたいです。
巨人としても中5日の高橋優貴投手に中3日の戸郷投手など常に総力戦みたいな投手起用していますが、そのダメージが出るのは夏場なので、残念ながら投手陣の疲弊でチャンスとかは明日明後日は関係ないものです。
・呉選手 5打数無安打
1番打者抜擢されてノーヒット、5番の時のように集中力を保って欲しかったですが、ガチガチに力んでボール球に手を出すなど1番デビュー戦は大失敗でした。それよりも最後に膝に直撃したのは大丈夫でしょうか。
・森選手 5打数3安打1本塁打1打点
唯一高橋優貴投手に合ってレフトへの二塁打2本打ちました。さらに9回にデラロサ投手からカウント3-0からど真ん中ストレートをライトスタンドへ運ぶソロホームランで同点に追いつきました。打撃ではこれだけ大一番の場面でも活躍出来るのですから、松本航投手とのバッテリーでもこれくらいの割り切りが欲しいです。
・栗山選手 4打数無安打
打線をぶった切る3番になってしまいました。やはり3番がノーヒットでは点が入りません。
・山川選手 2打数無安打1四球1死球
チャンスで全くタイミングが合わずにセカンドゴロ、あとは2四死球で出塁しました。最後は打球を身体で止めてアウトにしました。
・スパンジェンバーグ選手 3打数無安打1四球
初回のチャンスでど真ん中を見逃し三振、あれはアウトになるにしてもせめて手を出してくれないと、たまにやらかすスパンジェンバーグ選手のど真ん中見逃し三振が初回のチャンスで出てしまいました。
・愛斗選手 3打数無安打1四球
8回のチャンスで3球三振、中川投手のど真ん中スライダーを空振りしてしまいましたが、対左打率160と全然打てていませんが、この左投手へのタイミングが合わなすぎるのが率の低さの課題にもなっています。
・岸選手 3打数2安打1本塁打1打点1四球
待望のプロ初ヒットはなんとホームランでした。鍵谷投手のすっぽ抜けのスライダーを捉えてレフトスタンドへの一発でした。さらに9回もデラロサ投手のストレートを一塁線へのヒットで同点のきっかけを作りました。若林選手が離脱して空いたセンターのポジションに参戦するチャンスです。
・山田遥楓選手 3打数1安打
ヒットを1本打ちましたが、やはりチャンスでは打てません。スタメン起用だと今日のように1番大事な9回の守備でいなくなる事態が起きるのが悩みです。
・金子侑司選手 1打数無安打
代打出場も空振り三振、これではスタメン起用出来ません。
・メヒア選手 1打数1安打1本塁打2打点
代打出場でライトへの2点ホームラン、代打の切り札として2試合連続で長打を打ちました。
・川越選手 1打数無安打
途中出場からセカンドフライでした。
・中村選手 1打数無安打
最後に代打出場もショートゴロでした。
とにかくこの引き分けで流れに乗りたいところです。前回緊急登板ながら5回1失点に抑えたダーモディ投手は今回はしっかりQS投球出来るか、打線も明日の横川投手からは点を取らないといけません。
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