6/2(水)西武×巨人第2回戦—負け守備スパンジェンバーグ ダーモディは中継ぎに配置転換せよ—
たしかに5回投げきれないダーモディ投手やまたもやチャンスで凡退し続ける弱小打線も問題ですが、どう見てもスパンジェンバーグ選手のやらかしが最大の敗因になっています。
【投手陣】
明らかにスタミナ不足なのがダーモディ投手です。前回は緊急先発で5回1失点でしたが相手がコロナで主力が離脱している広島打線というのもありました。さすがに巨人打線には簡単には通用せずに、5回にあと1アウト取れずにKO、60球過ぎたあたりでストレートの球速が145km以下になるので、先発は無理です。さらに変化球もスライダーはカウント球ですが結局甘い球なので、狙われたら簡単に打たれてしまいます。先発としての能力は間違いなく本田投手の方が上ですが、いつまでダーモディ投手を先発起用し続けるのか、フロントも余計なこと言わずに今のチーム事情見て中継ぎ起用にOKサインを出すべきです。
2アウト満塁の場面で宮川投手が火消しで登板、岡本選手に逆転タイムリーを打たれましたがあれはどう考えてもスパンジェンバーグ選手のエラーです。。。あのエラーがなければ今日の勝ち投手は宮川投手だったかもしれないだけに、宮川投手は色々と損をしました。
その後も森脇投手は無失点ですが満塁のピンチを背負って非常に危なっかしいです。対照的に十亀投手は吉川選手にヒットを打たれて岡本選手にカウント3-0と完全に失点の流れでしたが、何故かそこから立ち直って岡本選手をライトフライ、スモーク選手を併殺打と謎の3人で終わらせます。ギャレット投手は四球と盗塁でピンチになりましたが無失点に抑えました。この中で一番安定していたのは十亀投手の謎めいた投球でした。森脇投手は本当に2軍再調整させないと一向に状態が良くなりません。
【野手陣】
結局は再三のチャンスで3点しか取れなかった弱小打線も悪いです。特に4回の森選手のタイムリー後の満塁のチャンスで栗山選手、山川選手が凡退したのはかなり痛かったです。栗山選手はレフト守備が続いて若干バテ気味でもあります。山川選手はホームランこそ打ちましたが、やはり肝心なところでの凡退が非常に目立ってしまうだけに、どうしても率や打点が上がらずにアンチコメントも増えてしまいます。
さらに言うと炭谷選手にしてやられた感がありますね。特に最後の森選手の空振り三振は縦に落ちるスライダーを投げ切ったビエイラ投手が良かったですが、ストレート読みだった森選手の裏をかいたリードは捕手としての実力差だったと思います。打っても2安打3出塁とライオンズ戦だけはやたら燃えているので、非常に厄介な存在です。これを他のチーム相手でもやれば大城選手と対等に競えますけどね。
加えて今日の敗戦投手を指名しろと言われたら、間違いなくスパンジェンバーグ選手です。ピンかパーのサード守備なのは分かっていますが、あのバウンド捕れずに後ろに逸らすのはないです。今日は1安打2出塁ですが、最低でも1打点はないと今日のミスはカバーできません。色々と敗因はありますが最大の敗因はスパンジェンバーグ選手の守備でした。
そんな中で良かった点は森選手は猛打賞と打撃の調子が良く、さらに1番に抜擢された岸選手が2安打と結果を出しました。最後にビエイラ投手からヒットを打ったのは非常に良かったです。昨日のホームランで少しは楽になったと思います。
一方で中村選手が2試合連続でスタメンから外れて、今日なら9回2アウト2塁で代打のはずが岡田選手が出てきて何かアクシデントがあったのでしょうか??休ませるにも2試合連続の休養はないだけに、ここは不安が残ります。
昨日の引き分けを無駄にしないためにも、明日は絶対に勝たないとダメです。今日は炭谷選手が逆襲してきましたから、だったら内海投手も巨人に逆襲しないといけません。内海投手はとにかく低めに集める丁寧な投球をしてもらえればそれで良しです。打線も明日こそは絶対に援護しないといけません。
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