0-2で敗戦です。死ぬほどヤバいです。あまりにも闇が深すぎるるほどに勝てる未来がありません。チームとしても成り立たなくなっています。本当に日本ハムがいなかったらとっくのとうに終戦宣言していますよ。

【投手陣】

・今井投手　8回6被安打7奪三振4与四球1与死球2失点

立ち上がりは吉田正尚選手に四球こそ出しますが13球で終了、いつもと違いテンポ良く投げていき期待を抱かせるスタートを切ります。

3回まで3四球出しますが無失点、全く見極められていない杉本選手に助けられましたが、ストレートの球威はあり変化球もカットボール、スライダーがキレ良く曲がっていて今シーズントップクラスの投球が出来ています。

5回まで0に抑えますが6回、宗選手、吉田正尚選手を連続三振で2アウトから絶不調杉本選手を空振り取れずにヒットを打たれたのがダメでした。続くT-岡田選手はここまで一番今井投手に合っていただけに要注意でしたが、その嫌な予感通りに抜けたストレートをフェンス直撃のタイムリー二塁打で失点します。もったいない失点でした。

7回は紅林選手を併殺打に抑えて8回、1アウトから宗選手、吉田正尚選手に連打で1,2塁、T-岡田選手を抑えるのは至難の業なので何としても杉本選手でアウトが欲しかったですがここで四球を出して満塁になってしまいます。そしてT-岡田選手はインコースのカットが当たってしまい押し出し死球で終戦となります。森選手も勝負を急ぎ過ぎましたが、杉本選手に四球を出した時点でこの試合の敗戦が決まりました。

素晴らしい投球でした。ストレートの球威も変化球のキレも抜群に良かったです。足りなかったのは投球術です。相性の悪いT-岡田選手とその直前に絶不調の杉本選手という並びで、2度杉本選手の出塁を許してしまった点です。2失点目は酷いですが悪いのは弱小打線です。本当に勝たせたかったです。これで敗戦投手はあんまりにも酷い仕打ちです。

【野手陣】

試合展開としては天敵宮城投手からチャンスは作るが点が取れずに7回まで無得点、しかし7回までで宮城投手を引きずり降ろして8回ヒギンス投手から満塁のチャンスを作りましたが山川選手が凡退して完封負けという展開です。

しかし、昨日の山本由伸投手を打てないのはまだ分かりますが、今日の宮城投手を打てないのは論外です。今日の宮城投手は微妙にコントロールが甘く、さらにストライクゾーンのスライダーは甘い球が多く、本来のストライク先行には程遠い投球でした。そんな宮城投手に対して2回までは球数を費やしてテンポが悪かったですが、3回からは何を血迷ったかまたもや早打ち特攻作戦で途中から宮城投手を逆援護してしまいました。6回からチャンスを作っても時既に遅し、無駄なバント策含めて辻政権崩壊を象徴する弱小打線です。

・外崎選手　4打数1安打1盗塁

8回にチャンスメイクのヒットにダブルスチールを決めましたが、1番打者として宮城投手から簡単に凡退しすぎでした。

・源田選手　4打数1安打

三遊間へのヒット1本、初球打ちは捉えましたが伸びずにレフトフライ、8回のヒギンス投手からはチャンス拡大してもらわないと困ります。

・森選手　3打数2安打1四球1盗塁

出塁マシーンとして2安打3出塁と素晴らしい活躍です。前後が続かないので森選手の孤軍奮闘になっています。失点には関係ないですが今日もバウンド処理のミスで進塁を許しているので前に止めるようにしてください。

・中村選手　3打数無安打1四球

6回1アウト1,3塁のチャンスで真ん中のチェンジアップを打つもショート併殺打、4番がチャンスで打てないから点が入りませんがその通りの結果です。五輪期間で好長期が終わってしまいました。

・山川選手　4打数1安打

満塁のチャンスでヒギンス投手のチェンジアップを打ち上げてセンターフライ、ここで打てれば文句なしで4番ですがやっぱり打てません。打撃の状態は悪くないだけに、あとは勝負強さがあるかどうかです。

・呉選手　3打数無安打1犠打

状態が悪いので1点ビハインドでもバントのサインが出てしまいます。なによりも9回にカウント3-1からボール球を打ち上げてレフトフライに終わったのはないです。選球眼のかけらもありません。

・岸選手　4打数無安打

昨日ホームランを打っても確実性はありません。ここは我慢するしかないです。今は経験の場です。

・愛斗選手　3打数1安打

最後まで球を見ずに振っています。完全に昨年までの2軍の帝王と同じレベルの状態の悪さです。守備範囲は広いですがフェンス直撃の判断が悪すぎます。6回のタイムリーは捕らずにクッション処理した方が失点阻止の可能性がありました。

・平沼選手　3打数1安打

移籍後初ヒットは宮城投手からセンターへの二塁打でした。好走塁含めてこれからチャンスを与えていきたい選手でもあります。

・栗山選手　1打数無安打

代打出場でセンターフライでした。

7回のバント采配について、呉選手の状態は良くないですが1点ビハインドで後ろが確実性の低い岸選手と絶不調の愛斗選手です。仮に打ったとしても同点までしかない中で、この采配が良いとは言えません。対照的に直後のオリックスは伏見選手のヒットで紅林選手はバントせずに強行策です。結果は併殺打ですが、攻めに行く姿勢は中嶋監督の方が上なのが分かります。

明日の山﨑福也投手相手にもどうせ早打ち特攻作戦でしょうね。金子侑司選手を2軍落ちさせて既に選手起用では限界がきています。日本ハムが弱過ぎて最下位にはなりませんが、明日の結果次第では今後に向けて一つ区切りをつけないといけなくなります。

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