ライオンズファンの野球観戦日記

主に西武ライオンズの試合の感想を中心に書いていきます!宜しくお願いします!

9/7(火)西武×ソフトバンク第19回戦—鷹キラーの不敗神話 8回2アウトから最後はキャプテンが決めて奇跡の逆転勝利—



6-5で勝利です。甲斐選手にホームランを打たれた時は負けを覚悟しましたが、まさかの逆転勝利が起きました。超嬉しい逆転勝利でしたが、高橋光成投手と森選手の弱小バッテリーは小久保采配に負けたという事実は変わらないです。




【投手陣】

・高橋光成投手 7回7被安打1被本塁打5奪三振2与四球1与死球5失点

3回までは問題なかったです。ストレートは150km計測して左打者のインコースを突いて、カットボールも良かったです。スライダーを多投していましたが良い球と甘い球が多く、栗原選手のライトフライは一歩間違えたらホームランになる失投でした。リチャード選手の空振り三振もリチャード選手の選球眼が悪かっただけです。


3点援護直後の4回から異変が起きます。柳田選手にヒットを打たれましたがそれまでの3ボールが全部すっぽ抜けました。なんとか2アウトまでいきましたが中村晃選手にヒットを打たれて1,2塁となり、外低めが弱点のリチャード選手を迎えました。


ここで3球目の空振りスライダーを森選手が前で止めれずに弾いて2,3塁、また森選手のバウンド処理で進塁を許します。ここで抑えれば結果オーライでしたがそこから外一辺倒で決められずに、最後はど真ん中スライダーをレフト前への2点タイムリーヒットを打たれて1点差に詰め寄られました。インコースを使わないなら外に落とす変化球を投げなきゃいけないのに、直前のファウル含めて勝負球のスライダーがど真ん中なのはあり得ません。この2失点はバッテリーがちゃんとやれば0に抑えられたものなので、2人とも論外です。


5回は2,3塁のピンチを抑えましたが6回、先頭のデスパイネ選手に四球を出します。ここで今日2安打打たれている中村晃選手ですが、なんと小久保采配は中村晃選手に送りバントで1アウト2塁です。リチャード選手はショートゴロ、上林選手は四球で2アウト1,2塁となり、ここでベンチに代打の切り札の長谷川選手がいますが案の定甲斐選手を打席に立たせました。ここは絶対に抑えなきゃいけないところでしたがなんと追い込んでからの抜けたスライダーを打たれて3点ホームランで逆転されました。7回は三者凡退に抑えましたが、なんでこの投球を4〜6回の間に出来ないのかと言いたいです。


3回までと4〜6回で別人でした。配球ミスです。もう少しカットボール増やすべきでした。スライダーは良し悪しがはっきりしすぎて、スライダー頼りにした結果がリチャード選手と甲斐選手の下位打線2人に打たれました。なによりも6回は2安打の中村晃選手にバント、さらに長谷川選手を使わずに甲斐選手に打たせるという小久保采配があったにも関わらず3失点です。本当にこれは恥ずべき大失態で、相手の采配ミスを逆にこちらが助けてあげただけです。幸いにも味方が逆転して負けを消してくれたので、最大限野手に感謝してください。




・森脇投手 1回1奪三振無失点

リチャード選手はナックルカーブで見逃し三振で三者凡退でしたが、勝ちパターン投手を2点ビハインドで使うのはどうかと思います。結果的に棚ぼたで3勝目を挙げることが出来ました。



・平良投手 1回1奪三振1与四球無失点

1アウトから長谷川選手に四球、牧原選手のセカンドゴロを外崎選手のナイス判断でセカンドアウト、三森選手は逆球のスライダーで空振り三振に抑えて試合終了です。真っ直ぐも変化球も空振りが減ってきているので、要注意です。




ここ最近勝ちパターン、敗戦処理、ロングリリーフの役割が無茶苦茶になっているので、今一度整理し直す必要があります。今日なら結果的に三者凡退で直後の逆転勝利で勝ち投手になった森脇投手は本来であれば勝ちパターンの投手です。





【野手陣】

初回のチャンスで無得点なのも慣れました。この流れで完封負けする勢いなのがいつものパターンでしたが、今日の東浜投手はコントロールが壊滅していたので、打ち崩すことは容易でした。しかし、工藤監督は東浜投手を早々に諦めて継投策で乗り切っていきました。渡邉雄大投手は嘉弥真投手に次ぐ新たな左キラーになれる素質がありますね。これが育成6位から出ていますから、やはりソフトバンクの育成指名は恐ろしいものです。

しかし、8回2アウトから甲斐野投手を攻めて逆転しました。突如として高めに集中して何が起きたのかよく分かりませんが、甲斐野投手もガス欠が早くなってしまいましたかね?あとは守備に関してはリチャード選手がゴロを最短距離で捕らずに危うく内野安打にしそうになり、上林選手のセンター守備は打球判断が脆く呉選手のセンター前ヒットも一度方向を逸れてから戻っているので、1軍昇格選手の守備も弱点になりそうです。




・源田選手 5打数2安打2打点1盗塁

8回のチャンスで2球目の空振りを見てまたBクラスのキャプテンかと思いましたが、そこから次のフォーク意地で当ててファウルにして、そして5球目の落ちないフォークをセンター前に運ぶ2点タイムリーで逆転しました。キャプテンとしての意地を見ることが出来たのは本当に良かったです。キャプテンが結果を出せばチームの流れが変わるのは今日の結果で分かったと思うので、源田選手もBクラスのキャプテンと言われないような打撃をしてもらいたいです。



・岸選手 4打数2安打1死球

東浜投手から2安打1死球で全打席出塁しました。東浜投手には相性が良さそうです。ストレートへの強さを見せてくれました。



・森選手 3打数1安打1四球

今日に関しては森選手も危うく戦犯になるところでした。バウンド処理出来ずに進塁許して余計な失点を増やし、配球もスライダーに頼りすぎて結果は5失点です。それを踏まえると今日は1安打2出塁では到底カバー出来ず、特に4回1アウト1,2塁のチャンスでセカンド併殺打に終わってしまっては打撃で挽回は出来ていません。



・中村選手 4打数1安打1打点

初回のチャンスで空振り三振、3回のチャンスは真ん中のカットボールを打ち損じましたが結果的にポテンヒットでラッキーなタイムリーヒットでした。こちらは東浜投手と相性が悪そうです。前回もでしたが、甘い球を打てていません。



・外崎選手 2打数無安打1打点1四球1犠飛

1アウト1,3塁のチャンスで犠牲フライを打ちました。欲を言えば左中間への長打が欲しかったですが、最低限の仕事はしてくれました。



・栗山選手 4打数2安打

満塁のチャンスではレフトフライでしたが、その後は2安打でお立ち台に上がり無事に2000本安打を祝うことが出来ました。



・山川選手 4打数2安打1打点

チャンスで外低めのカーブに泳がされながらも三遊間を投げるタイムリーヒットを打ちました。弟子のリチャード選手が打っただけに、山川選手も負けてはいけません。



・呉選手 4打数1安打

8回にチャンス拡大のセンター前ヒットを打ちました。高めのストレートをセンター前に打ち返す技術は身に付いています。



・川越選手 4打数1安打1打点

呉選手のチャンス拡大から、初球のストレートをライトへのタイムリー二塁打を打ちました。ここのところ数字が落ちてきた中で1本打てたのは良かったです。





明日は千賀投手とニール投手なので予想は付いています。ニール投手は負けるのは仕方ないにしても、もう一回チャンスを与えたいと思えるような投球をすることです。明日ダメなら契約終了ですから、背水の陣のつもりで投げないといけません。





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