0-9で敗戦です。負けることは分かっていたのでこの敗戦にどうこうはありませんが、ニール投手はこの試合をもって戦力外確定となりました。残念ながら来年の契約はなしです。

【投手陣】

・ニール投手　2.2回11被安打1被本塁打2与四球9失点

いきなり牧原選手に初球打ちのヒット、三森選手は初球バントも森選手の手前でキャッチャーゴロ、2球で1アウト1塁となりましたが、ここから柳田選手はインコース攻めで追い込みながらもチェンジアップを当てられて一二塁間を抜けるヒットで1,3塁、栗原選手も追い込んでから外のツーシームを三遊間への流し打ちタイムリーヒットで失点、本来ゴロになる打球が立て続けにヒットになり失点します。さらにデスパイネ選手に四球で満塁になって中村晃選手に犠牲フライでこの回2失点です。リチャード選手の右中間の打球は川越選手のスライディングキャッチでアウトでしたが、この時点で低めに集まらずにチェンジアップもバットに当てられているので、非常に厳しいです。

2回も今宮選手に追い込んでからのツーシームが真ん中に入りライト前ヒットから盗塁で2アウト2塁、ここで三森選手にライトオーバーのタイムリー三塁打を打たれましたが、カウント0-2で追い込んで外野は前身守備でゴロが欲しいところで釣り球要求した森選手のリードもよく分からず、そして3ボール分余裕があるのに3球勝負の如くストライクゾーンに投げ込んだニール投手、この時点で今日の試合は決まったも同然でした。柳田選手の前の選手にこんなマヌケな投球をしていたらそりゃ抑えられるわけもなく、柳田選手に四球から栗原選手に3点ホームランを打たれて終戦となりました。3回続投は試合を捨てたも同然で、その通りに投げ切れずに11被安打と滅多打ちにあいました。

総じて低めに集まらずゴロが出ない、ツーシームはど真ん中で打たれるだけでチェンジアップは当てられるか見極められるかで使い物にならず、19年良かったコントロールが何一つ残っていません。チェンジアップに関してはソフトバンクも対策を練ったような攻略です。柳田選手の初回のヒットなんかまさに狙い通りに打ったような打球でした。この結果であれば問答無用で契約終了です。19年の活躍は神がかっていましたが、そこからコントロールが失われて他球団からの対策を乗り越えることが出来ませんでした。3年間ありがとうございました。

・十亀投手　2.1回1被安打1奪三振2与四球無失点

2アウト1,3塁の場面で登板、栗原選手をカーブで空振り三振に抑えます。続投した4回は2アウトからリチャード選手、甲斐選手に連続四球と「俺達」になりかけましたが今宮選手をスライダーでセカンドゴロに抑えました。5回は1アウト3塁から柳田選手、栗原選手のクリーンナップを抑えて無失点投球でした。

4回の連続四球にはキレそうになりましたが、5回の1アウト3塁を0に抑えたのはお見事でした。栗原選手を空振り三振に抑えたカーブがもう少し安定するとより効率良く抑えられると思います。個人的には来週先発をやらせてもいいと思いますが、のらりくらりの十亀投手に完璧を求める辻監督はこのまま中継ぎ待機させると思います。

・田村投手　3回1被安打無失点

7回に先頭打者ヒットからピンチになりましたが0に抑えました。今日は「投げっぷりが良い」という禁止ワードのような投球内容でした。打ち損じなどにも助けられましたが、十亀投手と対照的に無四球でテンポ良く投げた点は評価出来ます。もう少しストレートの球威があるとより安心できます。

・武隈投手　1回2奪三振無失点

9点ビハインドで投げる投手じゃないですよね？？三者凡退でしたが今日はギャレット投手を使うべきです。無駄な消費です。

来週水曜日の先発を誰にするか、個人的には十亀投手を先発にして2軍から井上投手か小川投手を中継ぎで昇格させたいですが、多分辻監督はしないでしょう。候補は與座投手、本田投手、上間投手ですがどれも決め手にかけます。

【野手陣】

この点差で千賀投手を打つのは無理なので今日はどうでもいいですが、唯一のチャンスがあった初回に併殺打で終わってしまって何もできなくなりました。あの場面は2点ビハインドなのでバントはしなくていいですが、2番岸選手の欠点が出た場面でもありました。その後はお決まりの早打ち特攻作戦でしたが今日はニール投手が悪いです。そしてこの点差でほとんどの主力選手が最後まで出場していましたが、明日休みとはいえ今日ならもう少し控えの選手を使うべきです。ニール投手の3回続投で試合を捨てたのに主力野手を最後まで使うのには矛盾が生じています。こういう少ないところからでも控え選手を打席に立たせないと先につながりません。

・源田選手　4打数1安打

先頭打者で今日もヒットで出塁しました。ショート守備も良かったです。8回は点差的に代打山田遥楓選手で休ませていいです。

・岸選手　4打数無安打

初回の0アウト1塁でインコースのストレートを詰まらせてショート併殺打で終わったのが攻撃の戦犯でした。2番岸選手の弱点はこういったことが起きますが、素行不良の岸選手はこれも経験という立場ではありません。結果出さなければ問答無用でスタメン外されますよ。

・森選手　4打数1安打

併殺打後のヒットで流れの悪さが象徴されました。今日は最後まで守らせる必要は微塵もなく、一番休ませて欲しい選手がこの大敗試合でフル出場するのはどう考えても無駄な疲労です。

・中村選手　4打数無安打

ノーヒット2三振でした。

・外崎選手　3打数1安打

左中間への二塁打を打ちました。

・栗山選手　2打数無安打

セカンドゴロ2つで2打席で交代となりました。

・山川選手　3打数無安打

1安打2出塁のリチャード選手に対してノーヒットなのは師匠の立場が危うくなってしまいます。リチャード選手には負けないつもりで打ってもらわないと困ります。

・呉選手　1打数無安打

1打席のみで6回の守備から交代、サード守備が球際に弱すぎます。捕球難はまだ我慢するにしても、守備範囲が狭いとなるとかなり苦しくなります。今日なら栗原選手のタイムリーヒットと牧原選手の二塁打は、宗選手なら余裕でアウトになっていたと思います。

・川越選手　3打数2安打

唯一良かったのは川越選手でした。センター方向への2安打にライト守備でも好プレーがありました。大敗の中で数少ないアピールポイントでした。

・平沼選手　2打数無安打

途中出場から3球三振に初球凡退でした。守備は良かったです。

・愛斗選手　1打数無安打

追い込まれてからフォークで空振り三振、全く改善の気配がないので本当に2軍再調整を検討した方がいいです。

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