ライオンズファンの野球観戦日記

主に西武ライオンズの試合の感想を中心に書いていきます!宜しくお願いします!

ドラフト投手上位指名を無駄にするな

10月11日にドラフト会議が行われます。個人的にアマ情報には非常に疎いので、自分からこの選手を指名して欲しいとか逆にこの選手は指名しない方がいいとかそういうことは言えません。




ただ、ドラフト指名を考え直さないといけないのは今年の成績を見れば一目瞭然です。前回は外野手層がペラッペラの紙切れ状態なのを指摘しましたが、今日は長年の課題である投手陣の問題を過去のドラフト指名を振り返りつつ見ていきたいと思います。




今回注目したい点は、ドラフトで投手指名した中で上位指名が軒並み撃沈しているのではないかという点です。昨年私は個人的に過去のドラフトを12球団振り返って、他球団とライオンズのドラフトを比較しました。結果としてはライオンズのドラフトは他球団と比べたら成功していて、課題の投手指名と問題のドラ2枠も他球団と比べたら的中率自体は上位の部類に入っていることが判明しました。



ただ、独断と偏見とはいえ数字ではドラフトは結果が出ていたとしても、投手陣の数字は毎年のように最下位です。今年もほとんどの数字が最下位です。これが1年だけならまだしも、毎年恒例行事になっています。こうなると、そもそものドラフト指名や育成環境などに問題があるとしか思えなくなります。




参考程度に過去のドラフト総評をまとめましたが、3位以上の上位指名の投手陣が軒並み撃沈しています。最後に当てたと言えるのが14年1位高橋光成投手(ポテンシャル込みなら今井投手も該当)、中継ぎだと12年1位増田投手まで遡らないといけなくなります。短期的に活躍したのが15年1位多和田投手、3位野田投手といますが、長期的な目線で見たらこの2人は成功とは言えません。



そして直近の18〜20年ドラフトも見てみましょう。18年1位松本航投手、2位渡邉投手は別にいいでしょう。19年1位宮川投手、2位浜屋投手、3位松岡投手、、20年2位佐々木投手、、、宮川投手は1年目は頑張りましたが今年は令和の「俺達」統帥になってしまいました。総じてこの2年のドラフト投手上位指名が大変なことになっています。



下位指名を見れば17年4位平良投手、16年5位平井投手、12年4位高橋朋己投手と中継ぎでエース級まで成長した投手がいます。直近でも18年6位森脇投手、ポテンシャルを見れば19年6位井上投手、7位上間投手はぶっちゃけ松岡投手、佐々木投手より上ではないかと個人的に思います。




ハズレ(疑惑込み)投手上位指名をまとめてしまえば17年1位齊藤大将投手、3位伊藤投手、16年2位中塚投手、15年2位川越投手(元は渡辺GM一推しの投手です笑)、13年3位豊田投手、12年2位相内、、、これ以上振り返るのは苦しくなりましたが、ほぼ毎年のように上位指名でこれだけのハズレ投手を指名している球団は全球団確認はしていませんが多分ライオンズだけではないかと思います。




フロントやスカウトがどういった基準で指名に踏み切っているのかは分かりませんが、ハズレ投手に共通しているのが、基本ノーコンです。今年を見れば佐々木投手、浜屋投手、宮川投手、松岡投手、さらに齊藤大将投手、伊藤投手、川越投手、みんなノーコンです。與座投手や本田投手みたいに緩急とコントロール勝負投手はライオンズには珍しいタイプですが、こちらは大成功とは言いませんが大外れはしていません。佐々木投手、松岡投手なんかは指名当初からコントロールの悪さは不安視されていましたが、その通りになっています。



そこに加えて素行不良と泣き虫メンタルの追い討ちをかけます。この2つが揃ったのが相内でしたが、今年は素行不良は佐々木投手が引き継ぎ、泣き虫メンタルは浜屋投手が引き継ぎました。こんなクソしょーもないものを引き継がなくていいんですが。。。元々大きな欠点を持っている投手は、それ以外にも欠陥があるとますますプロでの活躍は難しくなります。




今年のドラフト指名でのポイントは投手と外野手になります。コメントを下さった方からも外野手の上位指名は検討していいと思いますが、投手指名に関してはノーコン投手を上位指名は避ける必要があります。中塚投手、松岡投手なんかは下位指名で十分なレベルです。ライオンズのドラ2ロマン枠はお笑いネタになっていますが、そのお笑い路線に走りすぎた結果が今年の投手成績に反映されてしまったように思います。今年のドラフト指名は個人的にコントロールには注目したいと思います。





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