ライオンズファンの野球観戦日記

主に西武ライオンズの試合の感想を中心に書いていきます!宜しくお願いします!

全日本大学駅伝結果

予想を外しまくった全日本大学駅伝の結果を振り返ります。




・1位 駒澤大学 予想5位

☆田澤選手(7区1位)

予想を覆す全日本連覇でした。1区佐藤条二選手が区間賞と最高のスタートを切りましたが2,3区で区間二桁順位で3区で11位に沈みます。やはり鈴木芽吹選手、山野選手、さらに唐澤選手も走れないとなり前半は非常に苦しい展開でした。


しかし、4区赤星選手が区間4位で立て直して6区から怒涛の追い上げを見せます。6区安原選手ぐ区間2位の好走で4位まで上がると、7区田澤選手がこの区間で日本人初の50分台の大記録を出して先頭に立ち、最後は花尾選手が青学に追いつかれながらも残り2kmからラストスパートで引き離して逃げ切りに成功しました。


田澤選手がいよいよ相澤選手クラスのチートレベルになりましたが、それ以外にも佐藤条二選手、赤星選手、安原選手と新しい選手が結果を出したというのが箱根に向けて大きな戦力アップです。あとは怪我人の復帰が待たれます。




・2位 青山学院大学 予想1位

☆高橋勇輝選手(4区1位)

1区志貴選手が4位スタートから2区中村唯翔選手で10位に転落しますが、3区岸本選手が区間3位の好走で見事な復活を遂げます。さらに4区高橋勇輝選手、5区佐藤一世選手が連続区間賞で19秒差の3位まで上がります。


しかし、6区若林選手が区間12位で5位に転落、7区近藤選手は田澤選手に負けましたがこちらも50分台を出して区間2位と意地の走りをしますが、最後に飯田選手が追いつきながらも引き離せずに最後は駒澤のロングスパートに負けて8秒差の2位で終わりました。


本当に惜しかった、1人1秒足りずに2位で終わってそりゃ飯田選手も泣きたくなりますね。原監督は采配ミスと言っていましたが、個人的には2区中村唯翔選手が1番の誤算でした。一方で青山学院も志貴選手、岸本選手、高橋勇輝選手と収穫の多い結果でもあります。箱根も優勝候補の一角に変わりないです。




・3位 順天堂大学 予想10位

☆四釜選手(8区2位)

一番の良い誤算だったのは順天堂です。凸凹駅伝を予想しましたが悪かったのは4区14位の石井選手だけ、6区間で一桁順位と出雲とは一転して今回は安定した駅伝が出来ました。


20秒差ならひっくり返せると長門監督の見解通りに三浦龍司選手は20秒差からすぐに追いついて様子を窺って残り1kmからスパートをかけて見事な区間賞、さらに4区で失速しかけたのを5区野村選手が区間2位で立て直して、最後は調子が良いという情報だった四釜選手がまさかの8区2位の快走で3位に滑り込みました。順天堂も凸凹駅伝さえなければ往路優勝候補の一角に名前はあがります。




・4位 國學院大学 予想6位

☆伊地知選手(8区1位)

島崎選手と木付選手で5位スタート、そこから中西大翔選手と藤木選手の二本柱が今ひとつで6区で8位とシード権ギリギリのラインでした。


しかし、ここから前田監督の采配が的中します。7区1年生平林選手が他校のエース相手に区間3位の好走で前が見える7位に上がると、最後は8区伊地知選手が区間賞の走りで4位でゴールしました。國學院はエースの復調次第です。エースが不調から脱すればこちらも上位候補に名前があがる力は秘めています。




・5位 東京国際大学 予想4位

☆ヴィンセント選手(3区1位)

3区ヴィンセント選手が相澤選手の区間記録を塗り替える32分台という異次元の記録を叩き出して、2位と1分以上の差を付けました。さらに怪我で本調子でなかった丹所選手も6区区間賞の走りでエースの力で2度先頭に立ちました。


ただ、区間賞2つあっても5位です。出雲から距離と区間が増えて選手層という課題が明確に見えた5位だと思います。8区12位の宗像選手にはせめて区間一桁で走って欲しいという意見はありますが、繋ぎの区間で二桁順位が出てしまうなど、上位進出には10人揃えられるかという課題が残ります。




・6位 早稲田大学 予想3位

☆石塚選手(5区4位)

7位スタートから井川選手と中谷選手で2位となり、菖蒲選手と石塚選手が東京国際を追って5区で先頭に立ちました。ここまでは持てる力を発揮しての駅伝が出来ました。


しかし、やっぱり問題は起きてしまいます。太田選手が走らなくなりそこに6区佐藤航希選手が区間17位の大ブレーキで7位に転落、鈴木創士選手、山口選手も巻き返すことが出来ずに結局6位でゴールしました。


本来なら3位に入れる力はあるんですけどね。出雲、全日本と大ブレーキを起こしています。戦力的に今年は優勝を狙わないといけませんが、箱根に向けての調整が出来るか不安が残ります。




・7位 明治大学 予想7位的中

☆児玉選手(2区2位)

1区にエース格の手嶋選手を使いますが9位スタートで不発に終わりますが、2区児玉選手が区間2位で巻き返して4位に浮上、その後は区間一桁と二桁順位を繰り返して最後は7位に終わりました。


箱根予選で好走した加藤選手の8区15位は大誤算でしたが小澤選手が4区3位、鈴木聖人選手が6区4位、橋本選手が7区4位と収穫もありました。箱根予選会があったことを考慮したらまずまずの結果だと思います。




・8位 中央大学 予想9位

☆吉居選手(1区2位)

最後に滑り込んだのは中央でした。吉居選手が2位のロケットスタート成功しますがそこからジリ貧となり4区で11位となりますが、5区三浦選手が区間3位の好走で8位まで押し上げると終盤に東洋の失速で8位に浮上して、最後まで逃げ切って見事にシード権を勝ち取りました。





・9位 法政大学 予想14位

☆小泉選手(3区6位)

大健闘だったと思います。2区鎌田選手の前後を走る内田選手が1区5位、小泉選手が3区6位と共に好走して箱根もこの流れでロケットスタートを狙えそうな布陣になりました。


ただ、シード権を狙うにはそこから勝負区間が足らずにあと一歩及ばず、7区中園選手が区間15位に沈んだのは痛かったですが、それを巻き返す選手を終盤に残す戦力はないです。シード権を狙うにはミスなく総合力勝負が求められます。




・10位 東洋大学 予想2位

☆石田選手(4区1位)

まさか、優勝候補だと思ったらシード落ちは最大の誤算でした。3区までは悪くないですがもう一つ足りないという走りで9位でしたが、4区石田選手が出雲に続いて区間賞、さらにら5区梅崎選手が区間4位の走りで5位まで浮上しました。


しかし、6区菅野選手が終盤に足を吊るアクシデントが起きて区間13位、7区松山選手もまさかの区間13位に沈んで11位に転落、8区宮下選手も順位をひとつ上げるのが限界でシード落ちとなりました。


柏選手が走れないとはいえ区間配置はそんなに悪くない中で10位ですから、明らかに調整ミスです。アクシデントは仕方ないにしても松山選手はかなり心配ですね。箱根までどれだけ立て直せるかです。




・11位 中央学院大学 予想13位

☆吉田選手(7区7位)

2区栗原選手が走っても14位では厳しいです。5区からは区間一桁を続けてボチボチと順位を上げてなんとか11位でゴールしました。箱根予選会から調整は難しいでしょうが、どこかしらで稼げる区間を作りたいです。




・12位 東海大学 予想11位

☆川上選手(4区5位)

石原選手不在で全体的な戦力も低いのでこんなもんです。松崎選手、川上選手がそれなりに走れたのは収穫ですが、3区14位の市村選手は箱根でも往路を任せられるのか不安です。石原選手が戻ってこないと箱根はシード落ちの危険があります。




・13位 帝京大学 予想8位

☆中村選手(6区2位)

地味に酷かったのは帝京です。1区で1分以上離されたのは厳しいですね。遠藤選手が3区6位で走ってもほぼ触れられず、終盤は4区間で二桁順位でほぼ空気の存在になって終わりました。




・14位 拓殖大学 予想12位

☆ラジニ選手(3区2位)

ラジニ選手以外だと6区1年生小山選手が区間10位で走ったぐらいですね。トラックで好記録が出てもそれを駅伝で出せないという通りの結果でした。本番に向けた調整の見直しが必要かもしれません。




・15位 日本体育大学 予想15位的中

☆分須選手(7区12位)

唯一予想通りすぎる結果でした。軒並み主力がいなくて一時は地方の大学にも負けていました。主力が戻ってこないと何も始まらないです。





・その他

日本学連選抜の1区関西大学の亀田選手が区間6位で序盤は見せ場を作りました。1区は第一工大のサレー選手、札幌学院のグレ選手がペース変動させたり集団を引っ張るなどしました。1区からぶっちぎりの最下位だった東北大学ですが、最後に8区松浦選手が区間10位の走りで最後に順位を2つ上げる走りをしました。





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