2021シーズン振り返り 背番号5 外崎修汰
【2021成績】
73試合 打率.220 300打席 254打数 56安打 14二塁打 5本塁打 85塁打 19打点 30得点 54三振 35四球 2死球 6犠打 3犠飛 9盗塁 5盗塁死 1併殺打 出塁率.316 長打率.335 OPS.651 得点圏打率.176 5失策
盗塁死10位タイ
山川選手や金子侑司選手の酷さに隠れがちですが、外崎選手も2年連続で不甲斐ない結果に終わった選手の1人です。
今年も花粉症で不調のままスタート、それは想定内ですが、4月頭のソフトバンク戦で死球で左足腓骨骨折とまさかの長期離脱となります。当初は後半戦に実戦復帰ぐらいかと思いましたが予想以上の回復スピードで、7月に1軍復帰してしまいました。
1軍復帰してからは安定のセカンド守備で12球団最強守備の二遊間でチームを支えてくれました。一方で打撃は戻ってきてからも状態が上がることはなく、今年も低打率、パワーダウンに圧倒的勝負弱さで2年連続で不甲斐ない結果に終わりました。
外崎選手も山川選手に似ています。打撃フォーム改造を試みて2年連続で失敗、パンチ力から打率を求めた改造という点も、二冠王から三冠王を目指した山川選手と共通するものがあります。外崎選手の場合はパンチ力のある「アップルパンチ」ならぬ長打が魅力の一つでしたが、ここ2年は一桁本塁打に長打率は3割台、18,19年は長打率4割後半あったのを見るとこちらも打撃フォームを戻した方がいいでしょう。
本人も打撃フォームを直すことが必要なのを自覚してか、秋季キャンプでは上本コーチのマンツーマン指導で身体の開き具合など見て、打撃フォーム改造に着手しています。今年までは感覚で打っていたようですが、来年からは考えて打つことにも取り組もうとしています。感覚派か理論派かは実際にやってみないと分かりませんが、少なからず打撃フォームの見直しに着手してくれたのは良かった点でもあります。
外崎選手も3年連続で不甲斐ない結果は許されません。来年ダメなら外崎選手もスタメンは剥奪となります。守備は素晴らしくても打てなかったらあくまで守備固めだけです。得点圏打率に関しては3割超えの山田遥楓選手の方が上です。この秋季キャンプの取り組みが無駄にならずに、来年復活を遂げてもらいたいです。
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