ライオンズファンの野球観戦日記

主に西武ライオンズの試合の感想を中心に書いていきます!宜しくお願いします!

2021シーズン振り返り 背番号2 岡田雅利

当初FA疑惑で保留にしていましたが、残留は確実と見ていいので岡田選手の今シーズンを振り返ることにします。



【2021成績】

34試合 打率.119 55打席 42打数 5安打 1二塁打 1本塁打 9塁打 2打点 3得点 5三振 4四球 2死球 7犠打 出塁率.229 長打率.214 OPS.443 得点圏打率.091





今シーズンも控えで数字は褒められたものではないですが、数字以上に必要な選手です。



リード面は岡田選手の特徴ともいえる、変化球主体で揺さぶるリードでした。変化球投手とかならそれで良いですが、スライダーがダメな高橋光成投手にスライダー多投させて失点するなど、今年はこのリード面は良し悪しがはっきり分かれた1年だったと思います。一方でキャッチングとバウンド処理はライオンズ捕手陣では間違いなく上です。逸らしまくって同じところ攻めすぎて打たれる森選手と9回にテンパって自滅する柘植選手と比べたら、弱肩ですが総合的な守備力は岡田選手が1番だと思います。





良かった点は今年も職人技のバントです。最後にバント失敗がありましたが、それ以外はミスなくバントを成功させました。相手が猛チャージしてくる中でも絶妙なまでに勢いを殺したバントを決めるなど、バント技術ランキングがあれば1位でもいいくらいの技術があります。




一方で、打撃は非常に厳しい結果に終わりました。ここ2年で急激に劣化しましたが、あれだけ前に飛ばないとなると、この先2割打てる力は残っていないのではないかと思うようになりました。今シーズン唯一のホームランはソフトバンクの武田投手に完投負けを喫した試合ですが、その試合の最後の最後にホームランを打ちました。そしてこの試合を私は現地で見に行きました。この試合はクソ試合でしたが、岡田選手のホームランを見れたという点では貴重な試合だったかもしれません。




数字はダメでもベンチにいてくれないと計算が狂う存在です。当初は高谷選手の引退に伴ってソフトバンクが調査しているという報道がありましたが、ライオンズ愛を貫いて残留してくれる方針です。栗山選手が拍手で迎えたという情報があるので間違いないでしょう。岡田選手もソフトバンクにFA移籍してお金は貰えますが扱いは甲斐選手の控えで他の選手が育ったらポイ捨てされるのが目に見えているので、残留するのが真っ当な判断ですし、ファンとしては嬉しく思います。これで引退後のコーチ手形も確約されましたので、ベンチで盛り上げつつ必要な時に仕事を全うして、若手の育成や相談役も担ってもらいたいです。





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