ライオンズファンの野球観戦日記

主に西武ライオンズの試合の感想を中心に書いていきます!宜しくお願いします!

2021シーズン振り返り 背番号7 金子侑司

【2021成績】

101試合 打率.192 220打席 198打数 38安打 7二塁打 1三塁打 47塁打 9打点 24得点 39三振 12四球 2死球 6犠打 2犠飛 9盗塁 9盗塁死 7併殺打 出塁率.243 長打率.237 OPS.480 得点圏打率.179



盗塁死3位タイ





複数年契約2年目は打率2割すら打てず、木村選手なき辻発彦愛人枠を確固たるものとし、多くのファンの怒りと反感を買う無様な結果となりました。




今年も昨年同様に開幕戦1番センターで始まりましたが予想通りに打てず、今年に関しては若林選手、愛斗選手、岸選手と若手外野手がそれなりに頭角を出したのもあって、流石に辻監督も庇いきれずに9番打者となりました。ただ、今年に関しては9番としても見るに耐えない数字のため、前半戦の最後らへんは控えになることが多かったです。




これだけ状態が酷いのにスタメン起用やベンチに置く守備走塁も怪しい状態で、後半戦は2軍降格となりました。この時点では少なからず辻監督も愛人采配を封印してくれたと安堵しましたが、これは私の考えが甘かったというしかなかったですね。



その1ヶ月後にちょっと打っただけで1軍昇格、この時点で控えならと思いましたが、私含めて多くのファンを失意の底に落としたのは翌日の日本ハム戦、上沢投手と相性が良いというだけで「1番センター金子侑司」が発動、しかも全く打てないのに4打席立たせて4タコ、最後のチャンスで代打すら使わずに4打席目も打たせたのには辻発彦愛人采配を決定づける試合となりました。その後も2軍で状態が良い(2軍打率.239で状態が良い??)と辻監督が言いましたが後半戦はたったの1安打のみ、にも関わらず消化試合でも若手選手と入れ替えせずに隙あれば金子侑司選手を打席に立たせようとして、辻発彦愛人采配を象徴する選手となって終わりました。




走攻守全てにおいて最低なシーズンでしたが、まず打撃ですが打率1割台、出塁率.250未満、本塁打0に得点圏打率1割台とお世辞にもスタメン起用するには贔屓以外の理由が見当たらない酷さです。金子侑司選手の状態の良し悪しは左打席で見るのが分かりやすく、状態が良いと下半身の軸がぶれずに打球を叩いてしっかり飛ばすことが出来ますが、今シーズンはそれが全くなかったです。特に後半戦は上半身だけで打っているような手打ちスイングばかりでした。当然ながら打球が飛ぶわけもなくただの打ち上げ連発で、そりゃ打率1割台で終わるでしょうねという内容です。




さらに守備走塁もダメになったんですから、もう救いようがないです。センター守備は今年も球際に弱く、終盤の日本ハム戦のスーパーキャッチ以外は怠慢かつ後方の打球に滅法弱い守備で平良投手の無失点記録を止めてしまうなどやらかしました。盗塁もたったの9盗塁で盗塁成功率は5割と代走にもなりません。小関コーチの責任もありますが、だとしても足が武器の選手がこれではお話にならないです。足に関しては衰えの懸念も出てきました。





「来年も1番センター金子でお願いします」、これはソフトバンクファンの後輩から言われたことです。金子侑司選手のスタメン起用は相手チームファンが大喜びしているという事実をまず認めないといけません。今年1年でソフトバンクファンの後輩や日本ハムファンの弟からも辻発彦愛人枠の選手という認識がされました。少なからず、相手がスタメン起用で喜ばれるというほどの屈辱はないはずですから、金子侑司選手はどんなに批判されようとまずは自身の実力不足を反省しないといけません。




個人的にはこのまま不良債権で終わってしまうと思っていますが、是非ともその予想を覆してもらわないといけません。来年も辻監督なのでチャンスは与えられます。ただ、辻監督でも若林選手、岸選手が来年成長したら金子侑司選手はスタメン起用は出来なくなります。今年の契約更改で「来年こそ1番センター」とか言い出したら存在を忘れてやろうかと思いますが、まだ9番レフトとしてなら可能性は残っています。来年ダメなら再来年オフはそれ相応の覚悟が求められます。ある意味来年が今後の野球人生を決める1年になるかもしれません。





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