ライオンズファンの野球観戦日記

主に西武ライオンズの試合の感想を中心に書いていきます!宜しくお願いします!

2021シーズン振り返り 背番号23 公文克彦

背番号22はスパンジェンバーグ選手でした。入国が遅れながらも1軍昇格当初は謎の選球眼を発揮して出塁率を上げましたが、今年に関してはど真ん中ストレートを空振るなどミート率が低くなり、意外性の一打はありますが昨年同様におぞましいレフト守備と一か八かのサード守備で投手の足を大きく引っ張りましたが、最終盤のオリックス戦で2試合連続ホームランでクビ回避の可能性もありましたがそこから足を負傷してこれが退団の決め手になってしまいました。




【2021成績】※ライオンズでの成績のみ

14試合 防御率0.79 3H 11.1回 8被安打 8奪三振 奪三振率6.35 3与四球 1失点 1自責点 被打率.205 K/BB2.67 WHIP0.97




エキシビションマッチを経て、後半戦始まる前に日本ハムとのトレードでライオンズに入団がしました。日本ハムでの今シーズン成績が10試合登板、防御率3.68、被打率.387、WHIP1.94と立派な防御率詐欺であり、2軍調整期間も長かったことから最初は活躍してくれるのか疑問がありました。




1ヶ月調整して9月に移籍後初登板をします。オリックス戦でビハインドで三者凡退に抑えた瞬間にすぐに左キラー要員で起用するあたりは、流石の辻政権らしい適当な采配ではありました。9月はビハインドとしてなら優秀でしたが勝ちパターンとしては奪三振を狙える球種がないため、ホールドの場面で先発が残した走者だけ返して自分の自責点は付けずに抑えるという本当に防御率詐欺の投球をしました。



しかし、勝ちパターンがこれでもかと崩れ続けて、10月は公文投手も勝ちパターン起用せざる得なくなります。10月は7試合登板で防御率0、3Hと古巣日本ハムからもホールドを記録して、チームの救世主的存在になりました。あくまで今年だけですが、トレードの中で1番得をしたのは公文投手を獲得出来たライオンズと言える結果でした。





公文投手の長所は安定してストライク先行出来るところです。「そんなの当たり前だろ」と日本ハムファンの弟からツッコミが入りましたが、武隈投手以外それが出来ないライオンズ中継ぎ左腕投手の惨状を見れば、ストライク先行で投げてくれる公文投手の有り難みが痛いほど分かるはずです。



公文投手はストレートとスライダーしかないですが、ストレートの球速は常時145km以上は計測するなど、球威があったのは好投の要因です。スライダーがあるにしても、好調か否かの判断はストレートの球速と球威になると思いました。スライダーは対左キラーになるようなスライダーではないので勝ちパターン起用は難易度が上がりますが、ビハインドとしてはこれほど頼もしい存在はないという投手だと思います。





ちょっと活躍するとすぐに左キラー要員にしたがる辻監督ですが、個人的には僅差のビハインドメインで1回を抑えて逆転勝ちを狙う戦略で行きたいです。なので、まずは逆転勝利で移籍後初勝利を狙って、運良く本拠地のお立ち台に上がることを目標にしてもらいたいです。来年もライオンズリリーフ陣の一員としての活躍を期待したいです。





よければポチッとひと押しお願いします!