ライオンズファンの野球観戦日記

主に西武ライオンズの試合の感想を中心に書いていきます!宜しくお願いします!

2021シーズン振り返り 背番号26 佐々木健

【2021成績】

・1軍成績

5試合 防御率8.31 8.2回 13被安打 1被本塁打 4奪三振 奪三振率4.15 8与四球 1与死球 9失点 8自責点 被打率.361 K/BB0.50 WHIP2.42


・2軍成績

9試合 防御率5.23 1勝2敗 31回 38被安打 5被本塁打 31奪三振 奪三振率9.00 11与四球 2与死球 3暴投 25失点 18自責点 2QS QS率50.00 被打率.292 K/BB2.82 WHIP1.58




指名当初から不安な声があったドラ2ルーキーは、それ以上に問題児ドラ2としてチーム内外を騒つかせました。




素材型ドラ2かつ左肘の違和感でキャンプ出遅れの時点でバスレドラ2の地雷臭が漂っていました。一応は2軍では投げましたが2軍でも序盤から打たれまくっていてこの時点では1軍登板は当分先の話だと思いました。



ただ、中継ぎ左腕が軒並み怪我やら不調やらで佐々木投手にもチャンスが与えられます。中日戦で1軍プロ初登板で2回1失点、この失点はエラーのもので不安定ながらもキレのあるストレートは良かったので、このまま敗戦処理としてなら様子見でいいかなと思いましたが、次の広島戦で3回無失点の與座投手から継投策に出るも2回投げきれずに4四球2失点KO、前評判通りにコントロールの悪さが出て、これで2軍で鍛え直しか敗戦処理確定だとおもいました。




しかし、そんな佐々木投手が2試合も先発します。広島戦の投球を見て先発とか何を考えているんだと思いましたが、本当に2試合も先発してしまいました。楽天戦はまぐれの4回3失点でしたが結果しか見ていないのか次のオリックス戦でも先発、そのオリックス戦で先頭の福田選手に頭部死球でわずか3球で退場、先発3球退場は史上初ということで、日本球界に悪い意味で名を残すことになりました。前半戦最後は炭谷選手にホームランを打たれて3失点、明らかに実力不足なのに5試合の内2試合先発させたことに関して、限りなく辻発彦愛人枠を疑いたくなるような贔屓采配でもありました。




そして8月に問題が発生、同居家族以外の知人女性との長時間面会を申請漏れというルール違反で1ヶ月の謹慎処分となります。これは要するに女遊びしていたのが遊ばれた女性が球団や週刊誌にバラしてのルール違反ですので、佐々木投手の女たらしが原因です。この問題児は相内を彷彿とさせるもので、今年の期待を裏切った選手ランキングの番外編にランクインする汚点を残してシーズン終了となりました。





素行不良は論外ですが、実力を見ても非常に厳しいです。佐々木投手も極めて簡単なノーコン投手ですね。キレのあるストレートが良いのは分かりますがトータルで見ればロマン枠です。これが下位指名なら分かりますが、ドラ2とこれまた上位指名を使っているのが問題です。ちなみに、この年のドラ2は後に阪神が指名して先発で10勝した伊藤将司投手が残っていたにも関わらずに佐々木投手を指名しているので、これまたスカウト方針の問題になります。総合力では伊藤将司投手が上回っているのにロマン枠に走っての佐々木投手指名は、そもそものドラフト戦略の失敗でもあります。




ただ、フェニックスリーグでは18.1回、17奪三振1与四球と奪三振マシーンとして活躍しました。ロマン枠とはいえ、球のキレに関して見るものがあるのは本当だと思います。このキレの良さと奪三振能力を極めていければ汚名返上の可能性はまだあると思います。




先発としてはスタミナがなく、そもそも来年の先発争いは熾烈を極める予想なので、個人的には中継ぎで考えています。キレと奪三振能力を武器に、武隈投手と公文投手に次ぐ中継ぎ左腕になってくれれば十分でしょう。このままでは相内に次ぐ問題児ドラ2で終わってしまいます。そうならないためにも、2年目ながらも来年の活躍は今後の人生を大きく左右すると思います。





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