新外国人選手3人目となるタカハシ投手の獲得が発表されました。ライオンズとしては珍しく韓国リーグからの獲得選手で、日系ブラジル人で日本にも親戚がいるようで、日本語は問題ないみたいです。

・3A成績

18試合　防御率4.45　89回　82被安打　14被本塁打　89奪三振　32与四球　WHIP1.28

・KBO成績

6試合　防御率4.18　32.1回　36被安打　3被本塁打　42奪三振　9与四球　WHIP1.39

数字は悪いですが、韓国リーグは典型的な打高投低なので、そこはある程度考慮しておきましょう。特筆すべき点は奪三振率が高いです。動画を見た限りでは右打者へのアウトローのスライダーは良かったですね。ストレートも150km前後で投げていました。

気になるのは被本塁打の多さですね。3Aでは一発病レベルでホームランを打たれています。ストレートが150kmありますが球速に対するキレが足りない印象です。懸念されるのはノーコンよりも長打を打たれまくることだと思います。

3Aと韓国リーグでは先発として投げていましたが、渡辺GMは中継ぎとしての活躍を期待しています。ここら辺の判断が本当によく分からないです。奪三振率の高さの一方で一発病の懸念もあるので、中継ぎはリスクがあります。それ以前にダーモディ投手も中継ぎメインで投げていたのに先発で獲得したと発言して先発で5回までにガス欠して0勝終わりです。渡辺GMの外国人投手の起用法がこれまでの実績と真逆の方に持っていくので、そこは大きな不安点であります。中継ぎでストレートの球威が上がってくれればと思います。

24歳と若く内容からして外国人のロマン枠です。おそらく安上がりで獲得出来たと思いますが、タカハシ投手を即戦力外国人選手扱いにしない方がいいでしょう。個人的には来年は2軍のローテーション一角ぐらいの期待値に収めた方がいい気がします。これを中継ぎ補強の1人に扱ってしまうと来年も外国人補強は結果が出ないと思います。

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