2021シーズン振り返り 背番号39 呉念庭
【2021成績】
130試合 打率.238 478打席 425打数 101安打 17二塁打 10本塁打 148塁打 48打点 43得点 70三振 43四球 3死球 4犠打 3犠飛 3盗塁 2盗塁死 3併殺打 出塁率.310 長打率.348 OPS.658 得点圏打率.282 3失策
怪我人続出の中でチャンスを掴み、1軍レギュラーに大きく近づく1年となりました。
今シーズンは2軍スタート、2軍で絶好調の中で1軍では山川選手が足を挫いて登録抹消となり、呉選手に1軍昇格のチャンスが与えられます。
このチャンスで日本ハム戦では伊藤大海投手からプロ初ホームランを打ちファーストスタメンを確実なものにしました。そこから外崎選手が骨折で離脱して山川選手が復帰してからもセカンドでスタメン出場、7月までの月間打率は全て.270超え、さらに勝負強い打撃で得点圏打率.402を記録してオールスターゲームにも選出されるほどの飛躍ぶりでした。
一方で後半戦は不振に陥りました。特に勝負強かった打撃が一転してことごとくチャンスで凡退し続ける場面が多かったです。8月以降の得点圏打率は9月が.167、8月と10月は.000と1本もチャンスで打てませんでした。最後はガス欠になって打率も.238、得点圏打率.282まで落ちてしまいました。それでも初めての規定打席に到達してシーズン100安打と二桁ホームランを達成、昨年までの実績を踏まえたら十分に頑張った1年だと思います。
呉選手は2軍で上本コーチとの打撃フォーム改造が功を奏しました。バットを揺らさずに肩に構えるフォームにしてから無駄な動きが減ってバットの出がスムーズになり、そこからタイミングが合うようになったらしく必然的に捉える打球が増えていきました。昨年までホームラン0本でしたが完璧に捉えた打球はホームランに出来るまでの力を発揮出来るようになりました。元々選球眼は良かっただけに、課題の打率で大きな成果を残すことが出来ました。
今シーズンはチーム事情に応じて内外野守りましたが、パワプロらしく守備評価するとファーストB、セカンドD、サードE、レフトFですかね。ファーストは普通に上手いですし、セカンドは経験を積んで普通に守れるレベルに達しました。前半戦はこの2つのポジションで打つことが出来ました。
一方で後半戦はサードとレフトがメインでしたが、守備位置の影響が打撃にも出てしまいましたかね。守備力もサードは球際に弱く捕球難、レフトは1ヶ月しか練習してないので仕方ないですが守備範囲が狭すぎです。慣れない守備で打撃のリズムを崩した一面もあると思います。
今年の経験を踏まえて、来年が真価を問われます。後半戦は大きく失速しましたが、来年は年間通して戦い抜くスタミナは絶対に必要です。特にインコースへの対応には苦労して、球種別打率はストレート打率.249、フォーク打率.241、ツーシーム打率.263以外は軒並み.240を下回っています。後半戦はストレートに詰まらされて変化球は強引に引っ掛けて凡退というパターンが多かったです。打撃フォームは確かなものにしましたから、あとはそれをどれだけ継続し続けられるかです。
来年の守備ポジションも気になりますが、是非とも山川選手、外崎選手がダメならレギュラー奪取して構いませんし、ブランドン選手、渡部選手を差し置いてサードのレギュラーになっても構いません。第一工大最後の砦として、来年は正真正銘のレギュラーになってもらいたいです。
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